安田記念は◎ガイアフォース-△シックスペンスで薄氷の馬連的中。
ガイアフォースは本命には推したものの、おそらく2~3着だろうなとは思っていた(見解にも3連軸として記していました)。勝てないと思うけど3着以内にはいそうな微妙な馬に◎を付けるかどうかはいつも逡巡しますが、私はYouTuberでもインフルエンサーでもないので、派手な的中よりも、より可能性の高いと思う方(より無難な方とも言う)を選びます。回収率重視で一発回収!という理屈も分かるのですが、私自身が負け続けることに耐えられない、資金が足りなくなる等の理由(10回外れても1回当たれば回収できるよって言われても…)で、派手な的中よりも次に繋げるために的中率もそれなりに重視しています。それが未勝利から平場までまんべんなく楽しむための手段であり、30年以上競馬を続けて来られた秘訣だとも思っています。
それに安田記念においては、ガイアフォースは勝てない、トロヴァトーレもまず勝てない、だとしたらどの馬だ?となった時に、この馬だ!と思えるほどの馬がいなかったことも確かで。リスクをおして他馬を本命にするよりは、無難であってもまず堅軸と思えたガイアフォースを軸にして、そこから穴目に流すというスタイルでした。
勝ち馬の候補としては、大阪杯組のレーベンスティール、セイウンハーデスが上がりましたが、レーベンスティールは大阪杯組として鬼門の最内枠に(過去この組で臨戦過程の良かったサリオス、シックスペンスも最内で凡走)入ってしまったし、セイウンハーデスもただでさえ当コースが苦手なシルバーステート産駒、7歳というのも大きなマイナス。もしかしたら、西山茂行氏激励のための目に見えない力が幸騎手に働いて戴冠なんてことも考えたけれど、さすがに1着まではないよなぁと。
昨年こそ魔の最内枠に入って凡走したシックスペンスだけど、彼は3歳時に毎日王冠を制していて、過去に3歳で毎日王冠を制したダノンキングリー、サリオス、シュネルマイスター、エルトンバローズが後にマイルのG1で好走していたことから要警戒と考えていて、改めてnoteに出したその見解を読むと、それなりに説得力もあったので、せめて▲印は付けるべきだったとは思うのだけど(前日に勝負追い切りも敢行していたし)、何とか馬連だけでも的中できたことは良かったなと。

これでもしガイアフォースが3着だったら泣くに泣けなかった。というのもその前の10R、断然人気のマジッククッキーが出遅れてハナ差の4着。〇▲のポッドベル、キョウエイカンセでワンツー、穴推奨した8番人気のシホノペルフェットが3着で3連複580倍。いつもなら〇からも保険をかけるところ、さすがに1.4倍マジッククッキーが3着を外すことは想定できず、保険をかけずに1軸にしたらこの様(出遅れたとしても何とかならんかったか戸崎さんよと…しばらくグチグチが止まらなかったのは言うまでもない)。
そんなわけで、掲示板に同着表示が出た時には違う意味で泣けた次第。でも、しばらくしたらどうせなら差して単独2着になってくれよと欲張り心がもたげてくるからタチが悪い。どちらかといえばワールズエンド優位に見える状況で同着なら感謝しないといけません。臨戦過程×のワールズエンドに残られてしまったのは無念だけども、行った行ったの安田記念は想定外なのでそこは仕方ない。
ガイアフォースはこれで4年連続の安田記念で④④②②着。本当に素晴らしい戦歴だけども彼はまだ7歳。8歳晩期の天皇賞(秋)を制したカンパニーの偉業が改めて浮き彫りに。彼は秋天に4年連続出走して⑯③④①着。8歳時には次走でジャパンCを勝つウオッカを完封。ある意味ディープインパクトをも凌駕する偉業と以前から謳ってきたが改めて言いたい。カンパニーの偉業をもっと広めよう委員会の長として今後も啓蒙していく。
カンパニーが8歳にして秋天とマイルCSを軽々とかっさらった暁に、音無調教師は9歳も現役続行と言っていたが、いつの間にその話は断ち消えになって(リップサービスだったのかな)引退してしまったけれど、仮に彼が現役を続行していたのなら、翌年に9歳で安田記念とマイルCS制覇という大偉業まで成し遂げていたので歯?と今でも思っている。その年の安田記念は前走OP勝ちのショウワモダン、マイルCSも13番人気エーシンフォワードの勝利。カンパニーという核が抜けてマイル路線が一気に空洞化してしまった年なんだよね。カンパニーに競走馬の可能性を見たかった。活躍馬は早期引退が主流になった今、8歳でG1連勝する馬なんて出てこないだろうなぁ。
おっと、話が脱線してしまったけれど、今週は宝塚記念。燃え盛るG1シーズンも今週で最後なんて寂しいけれど、何気に夏のローカルの方が馬券的には面白いので、それはそれでまぁ良しと思う自分もいる。ただ、このG1シリーズ、結果的に的中できたレースはいくつかあっても、もっとこうしておけば、ああしておけばと思うレースが多かったことも確か(安田記念に関してもシックスペンスをもっと上位評価にしたかった)。春の最後、悔いなきように締めるためにも、今週も精一杯予想していこうと思う、楽しみながら。
ということで、各馬の臨戦過程を整理していこう。なお、安田記念はガイアフォースもシックスペンスもA評価。先入観なしに考えられる初週の段階の方がブレはないです。情報過多の時代、いかにブレずにいくかが本当に重要。
クロワデュノール(→)A
昨年もジャスティンパレスが巻き返したように春天からの臨戦自体は悪くない(むしろ良い)。問題は巷で取りざたされる大阪杯、春天からの3連戦。父キタサンブラックもこのローテでの影響かは定かでないが)で凡走した。
ちなみにこの時の私もキタサンブラックで仕方ないよ、磐石でしょと思っていたので、大勝負をかけた(今は1レース予算1万円だが、この時は5万くらい賭けた)。その日はレース前にホームセンターの植物売り場を散策していて、「あ、この観葉植物いいな、的中したら記念に買おう」などと思っていたのだが、これぞ取らぬ狸の何とやらで、それまで鉄壁の走りを見せていたキタサンブラックがよもやの凡走…。今なら大阪杯、春天の疲労の影響もあったのかな?とも思えるが、当時は自分が買ったせいで…などと悲観的になったりもした。
そんなわけで、このローテにはトラウマがあって、息子の本馬にも多少なりとも懐疑的に見てしまうが、とはいえ、臨戦過程の良くなかったブローザホーンでも勝ち切れたのが春天(2着)からのローテでもあり、本馬であれば杞憂に終わる可能性が高いのか。
ただ、どう見てもこの2戦は激走。ともに楽勝ではなく、地力、底力、根性だけで何とか捻じ伏せた格好。それに、春天は適性外の舞台だったとはいえ、ヴェルテンベルクが2着に食い込めるほどの低調な組み合わせ。大阪杯にしてもタガノデュードが4着。この2戦より数段レベルの上がる今回、これまでのように捻じ伏せる競馬をした時に破綻がないのか?の疑念は残る。1番人気馬だけに厳しめの見立てたい。
コスモキュランダ(⤴)C
有馬記念は差しが台頭するペースを先行して2着だが、自身の型に嵌める競馬が出来ていたことも確か。そのようにハマった競馬の後は当然臨戦下降になるわけで、前走の日経賞は懐疑的に見なければいけなかったが、浅はかな私は本命視してしまった。今に思えば凡走したのもさもありなんという感じ。ただ、レース内容はタフだったし、負け方としては悪くはなく、今回は臨戦は上昇に転じる。しかし、上昇したとて通用する面々かは微妙なところ。有馬記念は相性の良い中山だからこそといった感じもあったし、12番人気激走の再現があるかと言えば疑問符がつく。
シェイクユアハート(→)C
これまでは競馬のうまさを武器にしていたが、前走の金鯱賞は溜める競馬で上がり1位。クイーンズウォークあたりを後ろから差し切ったように6歳の馬が最も充実している感じ。ただ、相手なりに走るそのキャラもG2までなら通用しても、いきなりG1となるとさすがに厳しい印象。ここを糧に札幌記念で狙ってみたい。
ジューンテイク(⤴)C
京都記念の勝ち馬が宝塚記念で激走するケースはままあるが、ディープインパクトの2着したナリタセンチュリーなどは、京都記念1着→春天凡走→という絶好ローテだった。本馬は京都記念→金鯱賞→香港からのここ。使い過ぎだし、ここを狙っていたとは思えないローテ。屈腱炎を患った馬の宿命で、使えるレースを使える時に使っているという感じ。舞台適性は高いが、陣営の気概、能力面からも見劣りする。
シンエンペラー(⤴)CB
勢いのない近走成績から狙いづらいが、ローテ自体は悪くない。そもそも前走の春天は当初の出走予定になく急遽の参戦。距離も長く7着ならば悪くはない。2歳時から活躍していて早熟のきらいもあるが、半姉シスターチャーリーは5歳時にG1を3連勝(本馬の父シユーニは早熟な戦歴、全兄ソットサスも3歳~4歳に凱旋門賞連覇だが)。条件自体は好転するし、3歳時の実績(ダービー3着、JC2着)、矢作&坂井騎手なら無視はできない。
スティンガーグラス(→)D
天皇賞を取りやめての頓挫明け。まだ天皇賞で力試しできていれば良かったが、さすがにこの状況でいきなりG1は厳しい。
タガノデュード(⤴)B
毎度毎度の後方待機でこの手のタイプには厳しいレースだが、大阪杯、天皇賞ともに善戦はしているし(特に大阪杯は強い内容)、自身の力は確実に出し切るタイプ。臨戦過程も悪くないし、他馬に破綻があった時に食い込む余地があっていい。もとの主戦の古川騎手はシェイクユアハートに騎乗するが、今の勢い技量においては高杉騎手の方が上だし、彼はマイルCSのウオーターリヒトのように何か巻き起こしてくれそうな雰囲気がある。
ダノンデサイル(→)BA
G1で3戦連続3着は素晴らしいが、どうあがいても3着の壁を脱することができていないのも事実。この手の勝ち切れないタイプがここで戴冠は厳しいだろうなというのがパッと見の見解だったが、何気に今回はクロワデュノール、メイショウタバルに臨戦面の懸念があり、ミュージアムマイル、レガレイラは休み明けという状況下。本馬は大阪杯をひと叩きの形で臨戦面の不安がない。本来内回り向きの馬ではないが、どんな競馬にも対応できるし、3連系の軸としてなら無難感はある。
ビザンチンドリーム(→)C
日本で走っていないので力関係が不透明だが、菊花賞5着、春天2着には一定の評価が必要か。ただ、昨年の春天はメンバーレベルが微妙だったし、フォワ賞勝利は立派でも日本競馬とは全くの別物。凱旋門賞も着狙いの結果で5着、当然だが、これで惨敗したクロワデュノールより上という話にはならない。テンに遅く不器用なキャラ、よほど流れが向かないと厳しい印象だが、今年は消耗戦になりそうな予感もするし、昨年3着に追い込んだジャスティンパレス枠として一応警戒。
マイネルエンペラー(⤴)CB
昨年の春天までは王道路線でもそこそこやれそうという状況だったが、その後、有馬記念へのぶっつけから復調に手間取っている。今年は昨年勝った日経賞に使わず、AJCC→阪神大賞典のローテ。これは春天への布石かと思わせておいて、春天には出走もせず宝塚直行。ここにきて迷走感が満載だが、中間の稽古内容を見る限り、ようやく復調した印象。昨年、春天後に宝塚記念に出ていれば、そこそこやれていたのではと思っているし、持久戦になれば血統面が生きてくる。臨戦面で狙いたいというよりは調整内容と川田騎手から気になる存在。
マイユニバース(→)C
日経賞は臨戦過程が良い上に鞍上のペースを読んだ完璧なアシストも奏功した形。連勝の勢いは買えるが、うまく行き過ぎた後のレースというものは臨戦的には過信できない。ただ、騎手と厩舎が連携して大切に育んでいることがうかがえるし、このローテ自体は好感。それでも鞍上はG1であっても成長を阻害しない騎乗をするはず。開眼は秋以降かなという感じで。
ミクニインスパイア(⤵)C
日経賞は差しの流れだっただけに好位から2着は評価できるし、イン突きの味な競馬も成長を感じさせた。ただ、キャリアが浅く、さすがにG1となると一旦壁がありそう。4連続中山で好走からの阪神というのも微妙。
ミュージアムマイル(→)A
有馬記念からの直行ローテは過去30年で4頭しかおらず、【0-0-1-3】。1番人気シンボリクリスエス5着、2番人気ゼンノロブロイ3着、9番人気ローシャムパーク15着、2番人気レガレイラ11着といずれも人気を下回る走り。
ローシャムパーク以外の3頭が有馬記念1着からの参戦だけに微妙に映るが、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイの頃とは時代(調教技術)が違う。この時代の藤沢厩舎はスティンガーを阪神JF1着から桜花賞ぶっつけで12着に大敗させたりしていたし、厩舎特有の馬なり主体調教の弊害が休み明けに出ていた感もある。昨年のレガレイラはなぜ個人的になぜ2番人気?といった感じの故障明け。
よって、調整さえ順調であればこの程度の休み明けがマイナスになるとも思わない。本馬の能力がクロワデュノールと双璧に近いことは周知の事実。確かに調整面での不安はあるが、後ろ向きな情報により多少なりとも人気を落とすようなら普通に評価。ダービーのグリーンエナジーあたりとも状況は違うし、出てくるようならそれなりに評価。
メイショウタバル(⤵)BC
昨年の覇者にして前走の大阪杯も2着と中距離で逃げた時の安定感が増してきた(秋天も不適な条件で悪くない走り)。ただ、これまでの経歴から出し切った後は凡走の流れになっているし、昨年以上にマークもきつい。連覇より後退の可能性の方が高いとみる。
レガレイラ(→)BC
昨年は故障明けの休み明けだが、今年は予定通りの休み明け(疲労があったから云々の談話はあるが)。それに昨年は思いがけず有馬記念を勝っちゃった(かなりうまく運んだ)後の一戦。今年は更にオールカマーやエリザベス女王杯など2200mでの重賞タイトルを積み上げて堂々たる参戦。本質的には休み明けを苦にしないキャラだし、あながち不利なローテとも思わない。ただ、3歳時の有馬記念は好位から運べたが、その後は再び後方待機の通常運転。ルメール騎乗時は特にその傾向が強く、ルメール自身もトリッキーな宝塚記念の成績はイマイチ。オールカマー、エリ女ともにスローから抜群の切れ味を発揮しており、レース質にも合致するかは微妙。
A:クロワデュノール、ミュージアムマイル
BA:ダノンデサイル
B:タガノデュード
BC:メイショウタバル、レガレイラ
CB:シンエンペラー、マイネルエンペラー
今年の人気はクロワデュノール、メイショウタバル、ミュージアムマイルの想定。メイショウとミュージアムが入れ替わったとしてもこの3頭でしょうね。不安定な時期のトリッキーなコースで行われる宝塚記念で1~3番人気の決着はまずない。過去10年においてはない。それ以前は調べていないが、AIに尋ねたら今まで一度もないと言っていた。AIは結構いい加減なのでこれは話半分にしておくにせよ、まぁ今年もこの3頭で決まることはないでしょうね。だからこの組み合わせは買いません。決まったとしても悔しくないし(実際決まったらちょっと悔しいけど)。堅く決まりそうな雰囲気の今年でも、上位陣が磐石の臨戦、状態とも思わないし、堅そうと決めつけずにじっくり検討していきますか。
↑特別戦の狙い馬

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。
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