狙い馬 競馬

2026 桜花賞 臨戦過程評価

大阪杯、良きレースでした。

メイショウタバルの締まった逃げで実力上位馬しか生き残れないサバイバルレース。その中で地力上位馬たちが上位を占めた。馬券的には堅くとも、力のある馬が能力を出し切って名勝負を紡ぎ出すこんなレースこそが、実は競馬の醍醐味なんじゃないかと思わせられた。

◎を打ったクロワデュノール。地力トップと思っている馬が、臨戦過程も上昇なら本命視しない理由はなく週初めから決めていた。

…が、そうはいっても大外枠。タバルを負かしに行って自身が苦しくなってしまうのでは…というシミュレーションが脳裏をかすめなかったと言えばウソになる。

ただ、枠に踊らされ続けたこの2週、つい前日の土曜日にも本命候補だったサイルーンの評価を大きく下げて「またやっちまった…」と忸怩たる思いをしたばかり。ここは初志貫徹。

北村騎手にとっては、ここを落とせば乗り替わり(クビ)は確定的。2着でもダメ。それが分かっているからこそ、発走前の彼の様子は、こちらにまで緊張感やら背水の陣の気概が伝わってくる。

「北村、何とかしてくれよ。落ち着いて乗れば結果は付いてくる!」とブラウン管越しに願いの念を込めてレースを見届けた。

タバルが引っ張ってくれたこともあったけれど、馬群も程よくばらけて理想的な位置から運ぶことができ、仕掛けのタイミングも抜群。直線でフラフラしたことで多少のミソはついたけれども、北村騎手も夢中で遮二無二追っていたんだろうなと。

しかし、ギョッとさせられたのはレーベンスティールとタガノデュードの捲り上げ。この2騎の動きにより、ワンテンポ早く動かざるを得ない面はあった。それでもこの2頭の猛追を退け、最後は精密機械のような逃げを打ったタバルも交わす(実はゴール前は3着争いに目が釘付けで、入線直後はどったが勝ったか分かっていなかったのだが)。着差以上に強い。

タガノデュードの父ヤマカツエースは、キタサンブラックの勝った大阪杯でキタサンを0.2差(3着)まで追い詰めた。時を経てその息子同士が対峙(これもまた競馬の醍醐味)。息子対決でもキタサンブラックに凱歌が上がったわけだけど、タガノデュードも父と同じ大外枠から父以上に強い競馬でよう走った。そのよう走ったタガノデュードを、ダノンデサイルがG1馬の意地でインから競り勝ったあたりも良かったよねぇ(タガノデュードを買っていた方からしたらかなり悔しい結果だったろうけど)。

結果的にブログでA評価&臨戦上昇だったのはクロワデュノールとメイショウタバルだけでそのワンツー。堅い決着でも答え合わせが正しかったこともまた嬉し。

ということで桜花賞もこの勢いで的中させたい。こちらもファーストインプレッションでは堅そうだけど、無理くり穴をひねり出すのもどうかと思うし、捻らず素直に行ってみよう。

アイニードユー(⤵)D
新馬戦では川田騎手が騎乗して勝っているとはいえ、フィリーズRで権利を獲ったのは西村騎手。川田騎手には阪神JFで2着したギャラボーグがいるのに本馬に騎乗。逆にギャラボーグには西村騎手が騎乗。意味がよく分からない。このコースなら川田騎手だけはこわいが、馬自身は足りないでしょう。

アランカール(→)A
チューリップ賞はレースを見ている時は物足りなく映ったが、最速上がり(33.0)を使ってのクビ・クビ差なら悲観する内容ではなかった。本番でテン3F36.0などということはないはずだし、前走以上に競馬はしやすいはず。鞍上も2度目になるし、前走で脚を計ったならば今回は前進の可能性が大きそう。ただし、全てのレースで外回しの形となっており、多頭数では常にビハインドが伴うことも事実。枠順なども含めえいろいろと条件はつく。

ギャラボーグ(→)C
前走クイーンCは臨戦過程が悪く個人的に評価を一枚下げていた。よって敗戦自体は驚くべき結果でもないが、さすがに9着は負け過ぎ。阪神JFの2着にしても当時は臨戦過程が良くて高評価していたので能力以上のものを出し切れた可能性はある。今回は前走をガス抜きに走れそうな臨戦だが、現状G1で通用するレベルの馬なら川田騎手も手放さないと思うのでその辺りも釈然とせず…。近2走とも極端な後方待機策になっている点も減点。

サンアントワーヌ(⤵)D
フィリーズR2着の走りは悪くなかったが、マイルから1400mに短縮してパフォーマンスを上げたところで、今回は再び延長臨戦。相手も強化するし厳しい。

ジッピーチューン(→)D
前走は臨戦過程が良くて本命視して2着。11番人気に激走だったが、不当な評価をされていただけで能力自体は確か。とはいえ臨戦過程の良かった前走に対し、今回はその恩恵がない。前走以上にパフォーマンスを上げることは難しいと見て軽視。

スウィートハピネス(⤴)A
阪神JFは臨戦過程が良くなかったのに4着(スターアニスと0.3差)。エルフィンSは1番人気に推されてはいたが、G1を人気薄で激走した後、1番人気に推されて勝ち切るのも案外容易ではない。OPで次位より0.8秒も速い上がりを駆使しての勝利は価値が大きい。デビューから使っていたので、エルフィンからの直行も〇

スターアニス(⤴)A
阪神JFは臨戦過程が良くない中で完勝。この時点で完成度が抜けていた感じ。あれから4ヵ月では勢力図に大きな変動はない。素直に評価で良いのでは。

ディアダイヤモンド(→)C
アネモネSは3馬身差の完勝だったし、時計も1.32.7で優秀。ただ、2着馬は新馬直後、3着馬は未勝利直後、4着馬はチャーチルタウンズCで14着に大敗とメンバーレベルは低かった。中山と阪神がリンクしないことは過去の結果が証明済み(前走中山出走はフェアリーS1着からの直行だったファインルージュ3着だけ)。

ドリームコア(⤴)A
クイーンCは枠、展開は向いたが、その位置から競馬ができたことが収穫。サフラン賞を取りこぼした時は本格化は先かと思われたが、相手のレベルが上がるごとに上昇を示し、ちょうど良いタイミングで桜花賞を迎えることができる。かつては鬼門だったクイーンCからの直行も近4年で2頭(スターズオンアース、エンブロイダリー)が勝利。その2頭ともクイーンCでは4角2~3番手だったことも本馬と通じる。

ナムラコスモス(⤵)C
チューリップ賞は臨戦過程の良さを生かして2着。こぶし賞で牡馬を相手に強い勝ち方をしたように3着圏内なら通用の力はありそうだが、今回は臨戦過程の恩恵がなく。やや使い過ぎの感もあり。

フェスティバルヒル(→)B
まだ3戦で掴み切れない部分はある。新潟2歳Sは負けて強しの3着だが、ファンタジーSは臨戦過程が良い中でショウナンカリス、メイショウハッケイあたりとクビ・ハナ差。勝てたのはデムーロの神がかった騎乗の恩恵の感もあった。ミュージアムマイルの下で底知れない資質は感じるが、順調に使ってこられなかったこともまた事実。他に良い臨戦の馬が少ないので、消去法的に浮上する可能性はあるが、追い切り他諸々を加味したい。

ブラックチャリス(→)D
フェアリーS1着からの直行はファインルージュは成功したが、昨年はエリカエクスプレスが1番人気で失敗したし、基本的に良いローテではない。負かした相手もビッグカレンルーフ、レオアジャイルあたりでは物足りないし、レース質も桜花賞とリンクしない印象。

リリージョワ(⤵)D
もみじSでダイヤモンドノットを退けているように能力は確かだが、その時にしてもルメールの逃げが奏功した感じもあったし、紅梅Sで下した②③着馬が次走重賞で⑮⑪着では相手関係にも恵まれていた(5着アイニードユーはエルフィン、フィリーズRで3着だが)。1400mのレース質が合い過ぎているし、多頭数を経験していない点も大きな減点。

 

A:アランカール、スウィートハピネス、スターアニス、ドリームコア
B:フェスティバルヒル(未知)
C:ギャラボーグ、ディアダイヤモンド、ナムラコスモス

基本的にはBまでで考えています。

それでは今週も予想まで含めて桜花賞ウィークを楽しんでまいりましょう。

 

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