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◎◎◎2022 阪急杯の本命候補4頭見解◎◎◎

グレイイングリーン(↗)

アーリントンC、NHKマイルCは思い切り重賞の壁に跳ね返されたが(いずれも17着)、その後段階を踏みながら力も蓄えてきた。近走では差し脚にも磨きが掛かり、3走前がヴィジュネルに敗れたとはいえ、東京で4角14番手から33.0の上がりを駆使しての2着は特筆すべき内容(スローの前残りだっただけに)。臨戦過程の悪かった2走前も崩れず、前走では同様に将来は重賞を見据えす素質馬ショウリュウレーヴを一刀両断。このレース、ショウリュウが33.6のハイラップを刻みながら、ラスト3Fも11.6-11.3-11.8と全く止まってはいないのだが(だからショウリュウもかなり強い)、それを差し切ってしまったのだから見事の一語。3着馬はショウリュウから0.6差だからいかにこの2頭が抜けていたか。久々の重賞挑戦となるがアーリントンCは重馬場、NHKマイルCは先行策が裏目とまだ本格化前のこと。今のデキでベストの1400mなら強敵相手に一泡ふかす目も十分。

 

タイセイビジョン(→↗)

本レースの連動レースとも言える阪神カップ組。過去10年中7年で連動。うち2頭が上位を独占した年も2年。今回この組は本馬一頭なので当然ながら有力だ。しかも前走は内がボコボコと荒れた馬場の最内枠。直線も外には出せず中ほどからとなったが、勝ったグレナディアガーズに次ぐ34.1の上がりで追い込んだ。この時のグレナディアガーズは臨戦過程()の上にCデムーロ。一方、本馬の臨戦過程は()の上に三浦皇成(決して重賞では頼りにならない)。それでいて4角15番手からここまで差を詰めたのだから価値が高いし、2歳時の調子を取り戻しつつあると見ていい。今回は確固たる逃げ馬がおらず、流れがカギとなってくるが、この条件でスローというのも想像しずらく、確実に脚は使ってくれるはず。

 

ダイアトニック(→↗)

まともならこの馬だろうという存在。過去の実績を今更語るまでもないが、高松宮記念でも不利がなければG1の勲章を得ていてもおかしくなかったくらいの実力を持つ。4走前から突如としてリズムを崩してしまったが、4走前のキーンランドCは内が壊滅の重馬場で最内の不運(度外視)、3走前のスプリンターズSはキーンランドC大敗の影響が残っていたような敗戦。それにそもそも中山芝1200mが合っていたのかも疑問。2走前のキーンランドCは長期休養明けで仕上がり疑問(度外視)。再び立て直された前走の金杯でようやく復調の兆しを見せての今走。これで完全復調なったとみれば今回も本命でいい。もとよりマイルよりも1400mベストの馬。中間の追い切りでもウッドで終い11.0を計時するなど更に状態は上がっているようにも感じられる。ただ、まだ前走だけでは半信半疑と見るなら人気になるだけに本命まではどうか?となる。実力馬の完全復活と見るか、あるいは高齢馬の反動を懸念するか。枠順や人気も加味して判断したいところ。

 

リレーションシップ(↗)

実績面は明らかに劣るが期待値重視なら本馬。3走前の当舞台の勝ちっぷりが鮮やかだったし、2走前のスワンSも内でスムーズさを欠く面がありながら勝ったダノンファンタジーから0.3差。道中は内でロスなく乗られていたので、この着差を鵜呑みにはできないが、にしても重賞でもやれる目途は立てている。OPに格下げした前走は先行馬が残る流れを先行して直線失速したが、初マイル戦なら情状酌量の余地はある。少し前にいって本馬の終いの切れという持ち味を生かせない騎乗でもあったと思うし、今回差す形なら前進があってもいい。

 

本命にはしないが、他にクリノガウディーもG2のこの距離なら侮れないし、穴としてグルーヴィット、ヴィジュネル、大穴(?)としてミッキーブリランテ、ザイツィンガーまで見ているところ。

本命候補の4頭ボックスといってもそうは問屋が許してくれないのが競馬だし、まずは本命をどの馬にするか。枠順も重要だし、現時点ではここまで。

 

 


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