先週はオーシャンS◎ペアポルックス、中山記念◎レーベンスティール、チューリップ賞◎アランカールで軸は責務を果たしてくれました。オーシャンSは2着レイピア抜けて痛恨でしたが、他の2レースは相手も高評価して「堅くとも的中こそが正義!」という感じえ。本来は的中よりも回収率が正義なんですが、私の場合は外れ続けるとメンタルが持たないので、当てられる時は当てるに越したことはないんです。
このメーンレースの的中に目を向けて今週の競馬に前向きに臨めばいいのでしょうが、割と痛恨と言いますか、反省と言いますか、そんなレースもたくさんありまして、その中で1レースを回顧します。
それは日曜京都8レース。レベルスルールが1.6倍の断然人気に応えて勝ったレース。この人気だし、誰がどう見たって勝つのはこの馬といった感じで、私も珍しく3連単まで仕込みました。レベルスルールは辛勝とはいえきっちり勝利。が、問題は14番人気で2着に突っ込んできたウィテカービートです。
このレースで穴推奨したビヨンドザドリームという馬(10番人気)の見解で、「臨戦過程だけなら1位」と記しまして、3着から0.3差の7着に健闘してくれたのですが、実はウィテカービートもビヨンドザドリームと同率1位だったのです(むしろ休み明けを挟んでいない分ウィテカービートの方がやや上の感も)。
最終見解を記す前の水曜の想定段階ではウィテカービートもピックしていたのですが、いざじっくり見ていった時に、まず鞍上(岩部騎手)で厳しいのではないかと。それでも、少し前から岩部騎手が昆厩舎の馬に乗り始めていたことは気になっていて、ちょっと不気味か?の思いもあり、それだけでは消さず。
でも最終的にウィテカービートを消したのはその血統背景から。父サトノアラジンはともかく、母父カコイーシーズ、母母父ワレンダーはどうしたって渋すぎる。母父カコイーシーズの中央所属馬自体がもはや天然記念物状態だし、個人的にはカコイーシーズ=コンサートボーイ(20年以上前の地方の雄)しか思い浮かばず、完全に地方馬・ダート馬という刷り込み。近2走芝でそこそこ走っていることを認識しつつも、いやいやさすがに開幕週では来るはずないなと(これが開催が進んだ週なら押さえられていたかもしれません)。
そういう根拠をもとに消したのだから悔いはないというか、どうやっても買えない馬だったという結論には違いないのですが、全くのノーチャンスではなかったなと。これだけの穴馬なら他の要素には目をつむり、単に「臨戦過程が良いから」だけでピックしても良かったんじゃないかと思った次第であります(レベルスルール以外のメンバーも相当に弱かったので)。
地力が抜けていても臨戦過程の良くない馬は取りこぼす可能性があり、臨戦過程の良い馬はあらゆる面で走れる要素がなさそうに映っても激走する可能性は秘めている。これを教訓に今後に活かしていきたいなと(もちろん臨戦過程が悪くとも走ってくる馬はいるので、予想の結論としてそれだけを根拠にはしませんが)。
さて今週は弥生賞は見るレースとして、中山牝馬SとフィリーズRが難解だけどもやりがいがある感じ。フィリーズRは狙っている馬が10/20の除外対象なので、今回は中山牝馬Sの見解を。
今年はエリザベス女王杯からの直行組(エリカエクスプレス、パラディレーヌ)もいて例年にも増して豪華。ただし、小回りのハンデ戦で一筋縄ではいかず、1~3番人気以内が2頭以上好走した年は過去10年で一度だけ。1~3番人気から軸を選び、穴目を絡めるというプランが得策かも。
今年の1から3番人気ははエリカエクスプレス、ニシノティアモ、パラディレーヌあたりだろうか(次がアンゴラブラックと想定)。まずはその3頭の見解から。
エリカエクスプレス(⤴)A
臨戦過程は絶好。秋華賞2着から能力の上限値は古馬を含めた牝馬戦線の中でもトップクラス。ただ、それを毎回発揮できるわけではないのは戦歴の通り。小回り中山は向くが、道中の立ち回りや後続の出方次第で嫌気を差す可能性は秘めている。地力上位馬が臨戦過程も良いのだから、あれこれ迷わず本命でもいいんじゃないの?と思いつつ、枠順だったり並びも見て判断したい。現状では▲が最もピッタリくる印。
ニシノティアモ(→)A
前走の福島記念は福島の重賞にしてはペースが遅く、積極策に導いた鞍上のナイスなアシストがあっての勝利。それだけに中山への距離短縮で前走ほど楽には立ち回れない可能性は秘めているが、とはいえ勢いはナンバー1だし、2走前が東京(しかもジョイフルニュースを完封)、前走が福島(牡馬を完封)と条件を変えながらの好走は何とも素晴らしい。中山にも不安はなく、むしろ上級条件の東京では切れ負けするかもと見ていた馬。競馬も上手で上位人気の中では最も死角が少ないのでは。
パラディレーヌ(⤵)B
不利のあったローズSを糧に秋華賞、エリザベス女王杯ともに強い内容。つばき賞でローランドバローズ(現OP)を子供扱いしていたので、このぐらい走れて当然の馬だが。オークス4着も決して良い臨戦過程ではない中での健闘。ローズSを参考外と見なせば、現在の牝馬戦線ではトップクラスと言ってよいのでは。懸念があるとすれば、当コースで能力的に劣るレーゼドラマに完敗した点。出遅れがあって2着まで追い上げた内容は強くはあったが、今も出遅れ癖はあるし、追走面から距離短縮もプラスとは言えず。G3で凡走してはいけない馬だと思うが、ここが目一杯というレースでもないだろうし死角はありそう。
人気馬の序列
ニシノティアモ>エリカエクスプレス>パラディレーヌ
アンゴラブラック(→)B
金杯は完璧に運んだカラマティアノスとハナ差で勝ちに等しい内容。アイルランドTも切れ負けしたが、昇級戦がG2でこれだけやれれば相当な価値。臨戦過程が良いとは言えず、勝ち切りというよりは現状維持(2~3着)までかなと思いつつ、競馬が上手で中山では戸崎騎手のソツのなさも光る。本命に推すことはないが、上位評価の一頭にせざるを得ないか。
ケリフレッドアスク(⤴)C
紫苑Sはジョスランを封じたとはいえ展開利があってのもの。秋華賞、エリザベス女王杯は力負けの印象。ただ、重賞を勝った中山に変わる点はプラスだし、開幕2週目で前に行ける点も強み。臨戦過程自体は悪くないので、展開に恵まれてのヒモ穴評価。
ステレンボッシュ(→)C
G1馬はどれだけ不振が続いても常に警戒が必要だが、本馬の場合はビッグネームで鞍上も良いのでなかなか人気も下がらない。復活の目途の立っていない現状でもハンデは重く買いにくいが、臨戦過程自体は悪くない。積極的に買いたいとも思わないが、皆がそう思うようなら逆に不気味な面も。転厩で新味が出るか。
ビヨンドザヴァレー(⤴)B
一昨年のターコイズS、昨年の当レース、阪神牝馬、クイーンSは全て0.3秒差以内。好位から競馬ができて中山向きだし、G3レベルであれば常に警戒が必要。2走前にダートで一発回答を見せたとはいえ、ダートがベターというよりはダートの方が相手関係が楽で勝ち切ったという印象。前走のレディスクラシックは出遅れて競馬にならず、その負け方も今回にはプラスに働く。
フィールシンパシー(⤴)B
さすがにピークアウトの感はあるが、2走前のターコイズSは臨戦過程が良かったとはいえ5着。小倉牝馬Sも臨戦過程が良くない中で0.5差(10着ほど差は感じない)。今回は臨戦過程は絶好。この馬は確実に抑える。内枠が欲しい。
フレミングフープ(⤴)B
デビュー当時からOP級の資質を見せていたが、当初は大味な競馬しかできないなど幼い面もあった。友道厩舎らしく素質の芽を摘まないように大切に育てられ、心身ともに充実し、牝馬同士ならOP重賞レベルでも通用するまでに成長。この舞台で牡馬の素質馬ブルーマエストロを差し切った内容が良かったし、以降は新潟、東京、小倉と場所を変えながら崩れのない走り。ハーツクライで今年が勝負の年という感じもあるし侮れない。
ポルカリズム(→)C
前走は重賞好走歴のあるコートアリシアンに勝利。相手なりに走れるキャラ。勝ち味に遅い馬がひとつ勝ったことで勢いに乗じて食い込んでくる可能性は否定しないが、長く脚を使えず、うまく立ち回って一瞬の脚を生かすタイプだけに、さすがに重賞でその程度の武器では通用は厳しいとみるのが妥当。
ボンドガール(⤵)C
小回りで溜めるだけ溜めて持ち味を生かす形が奏功した前走だが再現性は乏しい。1勝馬でも地力は上位だが、好走には条件が付き、前走で買えなかった身としては後追いする気にもならず。
レディーヴァリュー(⤴)C
前走は枠順もあって自身の競馬が出来ず参考外。2走前は牡馬を相手に3勝クラスを完勝しており、このレベルで走れる馬なら牝馬同士のハンデG3なら通用可能。2000mがベターも先行力は魅力。前走を叩き台と割り切れば今回は前進の要素が多い。
レーゼドラマ(→)C
フラワーCでパラディレーヌを完封しており、前走も牡馬相手のOPで完勝だが、いずれも展開やトラックバイアスは向いていた。特に前走は後続のプレスが甘く、勝ってくださいと言わんばかりの立ち回りだったので、今回においては臨戦上昇とも言えず。舞台適性の高さ、牡馬相手のOPを勝ちながら軽視されるようなら逆に狙い目という見方もできるので、追い切り、枠、人気なども加味して押さえるかどうかという位置付け。
後は追い切り、枠なども加味して最終結論ですが、現時点ではニシノティアモが無難かなという感じ。
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特別戦からの注目馬

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。