オークスのジュウリョクピエロ&今村騎手、アッパレでした。素直におめでとうございます。
ピエロ軽視民はパドックから返し馬を見て、軽視の自信を深めたというか、これはもうどれだけ馬に力があっても走れないだろうと思ったのではないか。そのくらい他馬に比べて発汗が目立っていたし、頭を上げたり振ったり、それが地下馬道からはより際立ってきて、今村騎手も苦笑いしていたほど。私などは愚かにも、「この状態で凡走して叩かれたら可哀そうだなぁ」と思ってしまったほどである。
それが何とまぁ、ルメール、レーンをさしおいて勝ち切ってしまうとは…
ジュウリョクピエロに関しては、いかに馬が強かろうと良くて3着までだろうと想定して馬連対象からは外してしまったが、もうあの走りを見せられたら諦めがつくというか、ごめんなさいというか、いやむしろ良いものを見せていただきありがとうございますというか、それほど素晴らしい騎乗。
ルメールのドリームコアも、折り合いに苦労しながらも彼らしいソツのない立ち回りから完璧な仕掛けのタイミング。まともなら勝つはずだったのはこの馬だったと思う。その神の騎乗の上を行く究極の騎乗。
何がすごいってまずは道中焦らなかったこと(あのスローで)。私なんかは、忘れな草賞のイメージで外から力任せの競馬をすると思っていたよ(その思考がいかに浅はかであるかを思い知らされたわけですが)。闘争心旺盛なオルフェ産駒を外枠から馬群に突っ込ませる形に持って行ったことも最善のアシスト。それにしたってスローの瞬発戦であそこまで切れる脚を使えるとは想像もできなかったけど…
とにもかくにもこういうドラマがあるからやっぱり競馬は素晴らしい。この筋書きのない素晴らしいドラマを享受しつつ、馬券もゲットが理想だけども、あの騎乗を見せられては諦めもつきます。
しかし、オークスの予想に関してはブレブレで本当に反省。桜花賞組が絡む、ラフターラインズはだいたい好走するまでの取っ掛かりは良しとしても、桜花賞組の序列が…
桜花賞が終わった時点でドリームコアがオークスの本命だと思った想いはどこへやら。いろいろ考えて前日にアランカール>ドリームコア>スターアニスの序列となり、あろうことか当日にはアランカール>スターアニス>ドリームコアとなってしまったという。
当日においても内枠の馬が壊滅的で、これアランカール絶対無理じゃん…と、アランカールの序列を下げたくなったり(でも予想を出している以上買いました)。オークスにおいては予想の軸というか確信が持てないというか、だからこそ馬連はBOXに逃げたのだけど。
もっとも逃げたといっても、スターアニスはピンかパー、ラフターラインズは3着内にはいそうでも2着までは確約が持てないと思っていたので、人気両頭で決まらなければ割に合うと見込んだゆえのBOX自体はいいとして、そういうことを抜きにしても、臨戦過程を主軸にした予想なら本命はドリームコアだったなと。アランカールは若駒に重要な勢いがないことは承知していた。けれども、2歳G1一番人気馬が青オッズまで人気を落としてスケベ心が出てしまい…
ただ、アランカールは絶望的と思われた3番枠から神がかった立ち回りで、道中は「この位置なら間違いなく来る、さすが豊!」と独りごちていたほど。それが肝心な直線が残念な形。反応面で物足りないからスッと抜けてこられず、それ自体も実力のうちと思いつつ、スムーズに加速できていれば5着はあったんじゃないかなと(5着では意味がなくとも本命視した馬には完全燃焼してもらいたいので)。
今村騎手が22歳にして迷いを吹っ切り成し遂げたのとは対照的に、アラフィフの私は迷い過ぎてブレブレに。その情けなさの前に一日凹んでいたけれど一晩寝たら立ち直った。なんせ今週はダービーだから凹んでいる暇はない。と言いながら今週も既に迷いの森に迷い込むほど悩んでいるけど、今週こそは納得のいく予想がしたいと思っているので、引き続きよろしくお願いします。
なお、ここからはオカルト(否、風水)タイムになりますので流しちゃってください。
オークスに重要な暗示文字として、「大」や「ジャ・ジュ・ジョ」があると風水本に記されていた。

⑮アンジュウドジョワ
⑯ジュウリョクピエロ
私はこの真隣同士の「ジュ」の共鳴が気になった。だから当初は完消しと思っていたアンジュドジョワを穴候補として挙げたくらい(当日は消しに変更)。もっともらしい見解を記したが、本当は風水の書物に書かれているし…という理由の方が大きかった。ジュウリョクピエロについても、私の見立てとしては厳しいと思いつつ、この共鳴だけ少し気にはなっていた。だから最終的にジュウリョクピエロに△を打った次第。
また「大」を持つ馬というと、スマートプリエールの調教師が大久保師、馬主が大川氏でダブル大。だからこの馬も穴馬として取り上げた(この馬に関してはそれだけの理由ではないけれど)。書物には大を持つ本馬自身か、真隣、3頭隣に後押しがあると記されている。そこまで広げてしまうと収拾がつかなくなるので、私はそこまで見ていないが、スマートプリエールの3頭隣はリアライズルミナスであった。あの馬がすいすい進路を押し上げてあわやの走りを見せたのはまさか風水のパワーだったのか(笑)
そして、もう一頭、大を持っていたのが、大竹調教師のドリームコア。本馬は2日前まで萩原厩舎所属だったが、急遽大竹厩舎に転厩となった。この大の字を得たことで2着の激走があったのだろうか。
信じるも信じないも貴方次第。すべて後付けだと思いますか?
私は後付けだとは思い…ます。そんなん言い出しちゃったらねぇ。でも、なんだか気になっちゃうんですよ、この風水馬券。今はG1くらいしか見ないけど、当時は本当に風水馬券師を目指したくらいですから(だから10万円以上の書物を買った)。
ダービーもオークス同様、大、オー、ジャ・ジュ・ジョが暗示文字。騎手では佐々木大輔が大を持ってますね。本馬自身か真隣、3頭隣は一応チェック。馬名ならジャスティンビスタか。この馬自身は厳しそうだから、真隣か3頭隣を一応チェック。
でもまぁ風水はあくまでおまけ、余興みたいなもんですよ。
その他、日曜日は東京8で1番人気、2番人気、14番人気決着を的中。14番人気の穴馬サンカルミナを拾えて良かった。

あと、初週でボロボロだった新潟戦は、以降厳選してまずまずの結果。

でも、1倍台の人気馬アールヴィヴァンを本命にして手痛い敗戦を喫した東京9や、懐疑的に見ていた2頭(レッドエヴァンス、コートアリシアン)にワンツーを決められた東京10などもあり、もっと精進、結果を出したいとの思いを強めておりやす。今週は2場になるので、より深く深く検討して、いい結果に繋げたいなと思っています。
さて、前置きが長くなりました(本当に)。そろそろダービーの臨戦評価に参りましょう。記していない馬は私の中では消し馬となりますのであしからず。
アウダーシア(→)C
皐月賞を回避したが、使っていたとしても好走は難しかったはず(臨戦的に)。ただ、皐月賞でも終いを生かす競馬でグリーンエナジー(7着)程度までは差し込めていたんじゃないかと推察はできる。もしその形であれば、皐月賞を迎える時が臨戦下降、その皐月賞をガス抜きにして、今回のダービーは上昇臨戦になるはずだった。では、その皐月賞をスキップして直行となる今回の臨戦はどうなるのだろう?と考えた時に、皐月賞で経験を積めなかったとこはプラスとは言えないが、疲労などの蓄積がなかったことはプラスとも取れる。母は桜花賞、オークスでアーモンドアイ、ラッキーライラックといった名牝相手に善戦し、無事なら重賞のひとつやふたつ取っていたであろう馬。臨戦評価とは無関係だが、血統的にもスケールがあり、通用したとしても驚けない。
アスクエジンバラ(→)C
臨戦過程の良くなかった皐月賞で4着は大健闘。先行、差し、追い込みと自在味があり、ダービーであっても相手なりの期待は持てるが、競馬が上手な馬だけにO型コースで器用さを生かして好走してきたところから大箱の東京替わり。これはプラスとは思えない。キャリアも過多で厳しいとは思うが、走っても走っても人気にならないキャラだし、岩田騎手の惚れ込みようも注目に値する。現時点でまだ消しとまでは言い切れず。
アルトラムス(↘)D
皐月賞はさすがに負け過ぎでリズムが悪い。毎日杯の前に、「ここを勝ってNHKマイルで出てくるようなら本命視する」といった見解を記していただけに、NHKマイルに向かって欲しかった。ローベルクランツが4着に健闘したぐらいだから本馬なら本当に勝ち負けのラインにいたのではと思っている。よって今回ではなく、秋以降距離を短縮してきたところで狙いたい。
グリーンエナジー(⤴)C
皐月賞の2番人気は過剰人気。京成杯は後方待機策から快勝だったが、神がかった進路取り(その分視覚的インパクトが大きい)だったし、実のところ不器用なタイプで自分で競馬を作れない弱みがある。ただ、皐月賞を後方から良い脚を使ってそこそこ負けた馬がダービーで巻き返すパターンは古くから見られてきたし、だからこそ皐月賞後にはダービーでこそと狙う方も多い雰囲気だった。ただ、ダービーといえども近年は好位から立ち回る必要性が増しているし、近2走で後方待機となっている本馬にとっては試金石の一戦。しかも、中間の熱発で順調さを欠いた。出てくる以上は問題ないと思いたいが、このパターンの馬を主力視する気にはならない。
コンジェスタス(→)C
別路線組ならそのレースで1番人気で0.2差以上で勝ってきて欲しいところ。本馬は京都新聞杯で6番人気1着。ここはやや物足りない。ただ、6番人気は結果的には過少人気だった感じだし、何より負けていないという点は魅力。今年の皐月賞組は上位2頭はともかく、巻き返しを期待される馬が微妙な面々だけに別路線の食い込む余地があるかも。その筆頭格は本馬かなと。ただ、3戦とも上がり35秒台で東京の高速馬場は未知数。
ゴーイントゥスカイ(→)C
青葉賞を良い内容で勝利したが、タイダルロック(それまでの重賞路線でイマイチ足りない)と0.1差をどうとらえるか。底を見せていない別路線組で魅力はあるが、京都2歳もきさらぎも取りこぼし、皐月賞にも出走できなかった馬。青葉賞組がダービーで勝てないジンクス云々に関しては、単に皐月賞に出走できなかった馬が地力で見劣るだけと思っていて、本当に強い馬なら勝ち負け可能とみている(アドミラブルが大外枠でなく、大外だったとしてもミルコがもう少し積極的に乗っていれば勝っていたと思っている)。本馬の場合は皐月賞組との能力比較で見劣ると見ているだけに、楽ではないかなというのが現時点の評価。
バステール(⤴)C
皐月賞は臨戦的にもまず走れないと思っていたが、その上大外枠で鞍上も無理しなかった。本来なら弥生賞勝利→皐月賞敗退はダービーで巻き返せるローテだが、近2走がいずれも進みが悪く、東京だとしてもこの不器用さは致命的。川田騎手も将来を見据えた競馬をしてきそうで、去年のエリキング(5着)くらい走れれば上出来かなと。本馬はそのエリキングよりも成長が遅い感じ。
パントルナイーフ(⤴)A
皐月賞は予定していた弥生賞を頓挫で回避してからの直行。順調さを欠いた馬が通用するほど甘くないのがG1だし、その上レースでもスムーズに行かず全く競馬になっていなかった。勝負どころで4角17番手まで下げざるを得なかった上に直線でも前が壁で何もできなかったが、まともに追えていれば直線だけでも入着ラインくらいまでは差し込めていたのでは。皐月賞10着以下馬の巻き返し例はほぼないが、実質は一桁着順に走れる力があったと思えば巻き返しに期待してもいいのでは。
フォルテアンジェロ(→)C
臨戦過程の良くなかった皐月賞で5着に健闘。直線の捌きは良かったが、行った行ったの流れを4角13番手からここまで差し込めるのだから力がある。実際ホープフルSではロブチェンの0.1差。この時も決して良い臨戦ではなかった。本来は好位から競馬の出来る馬だし、今年1戦なら上積みも大きそう。この手の地味ながら力のあるタイプは地味なままならしっかり押さえ、妙に穴人気するようなら評価を下げるといったスタンス。いずれにせよ3連系からは外せないかと。
マテンロウゲイル(⤴)B
良い臨戦だった皐月賞はスタートも進みも悪く、能力を出し切れずの不完全燃焼。G1の雰囲気に飲まれたとのレース後の談話だったが、期待していただけに非常に物足りない内容だった。若葉Sは相手に恵まれたとはいえ内容が良く、トップレベルでも通用する内容。前走本命にした身としてはまだ見切れない。前走をガス抜きにして、今回はクラス(G1の雰囲気)慣れも見込めるし、臨戦的には上昇の余地が大きい。
ライヒスアドラー(→)A
東スポ杯はパントルナイーフの0.2差だが、直線スムーズなら勝っていたのは本馬だったかも。弥生賞は皐月賞出走の権利取りに向けてある程度仕上げていたはずだが、それでも前哨戦仕様。川田騎手の抜群の仕掛けの前に取りこぼしたが、当時1番人気のアドマイヤクワッズを競り負かした点は評価。さらに臨戦過程の良くなかった皐月賞でも3着に健闘。弥生賞勝ちのバステールが何も出来ずに終わったのとは対照的に、本馬の安定感が際立った。私自身も皐月賞時は臨戦過程の悪さから評価を下げてしまったが、結果的に9番人気は過少評価だったのかも。何だかんだ持ち上げても結局は1勝馬というのは大きなビハインドだが(1勝馬の好走例は過去10年で3着にハーツコンチェルトの一頭だけ)、王道路線を歩みながら崩れていない1勝馬なら軽視はできない。
リアライズシリウス(⤵)B
臨戦過程が良いとは言えず、皐月賞を終わった直後に「これはダービーでは消しだな」と思ったくらいだが、冷静に考え直して、さすがに消しはないだろうと。ちょっとこの馬に関しては週を通して考えたいが、ファーストインプレッションでは過大評価はしたくないというもの。
ロブチェン(⤵)A
共同通信杯は逃げようと思えば逃げられたのに控え、皐月賞は意表をつく逃げ。このあたりの松山騎手のレースメイクは素晴らしい。ただ、前走でその素晴らしい戦術(逃げ)を使ってしまっただけに、今回は少し競馬が難しくなる。新馬を逃げ→ホープフルは差しで連勝していて自在味があるので、対応可能といえばそうだが、中山から東京替わりもプラスとは言えず、臨戦評価は下降となる。この臨戦でも地力で何とかしてしまうのか、下剋上に遭ってしまうのか、それが焦点の今年のダービー。個人的には何とかしてしまう方に重きを置いているが、当日までまだまだ揺らぎそうな状況。逃げ切り勝ち後の競馬というのはダービーに限らず難しい。
今から29年前のダービーで逃げ切ったサニーブライアンは、皐月賞では逃げ切りではなく、3角から先頭に立っての押し切り。皐月賞馬でありながら、ダービーは大外枠もあってか6番人気と舐められていて、再びノーマークのスロー逃げが叶っての戴冠。
ロブチェンは今回は逃げることはないだろうが、逃げたとしてもマークに遭うし、いろいろと難しい。皐月賞を1番人気で勝った馬はダービーではほぼ崩れない歴史があるが、オークスのスターアニス(桜花賞を1番人気で上がり1位で勝った馬はほぼ崩れない)ではないけれど、ロブチェンにおいても、今年のメンツで抜けたレベルにあるとまでは言い切れず(皐月賞も大混戦の中の1番人気であり)。
今年もダービーウィークを味わえることに感謝して、悩み抜いて納得のいく本命馬を導き出したい。楽しんでいきましょう。
↑特別戦からの注目馬

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。
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