天皇賞(春)は、〇△▲の決着。阪神大賞典組ではサンライズアースの評価を下げてショウナンラプンタの評価を上げて、ヘデントールは無難に好評価して全体的な見立ては悪くなかったのですが、肝心の◎ジャスティンパレスが6着。
鮫島騎手の騎乗がいろいろ言われていますが、出遅れ癖のある馬が外枠なら負荷の大きな立ち回りを強いられることは読めなくはなかったし、最終的に選んだのは自分なのでそこは納得するしかなく。
ただ、東スポの河内騎手の予想コラムで長距離G1で先に動いたら負けると書かれていたけど、まさにその負ける騎乗をして完全に標的になってしまったことも事実で。出遅れたビザンチンドリームが来ているので、そこは騎手のキャリアの差が出てしまったかなぁと。鮫島騎手の初G1制覇に期待したんですけども。
予想を参考にしてくれた方には申し訳ないですが、これも競馬と納得して、またNHKマイルを頑張ろうと思います。
アドマイヤズーム(→)A
NZT2着は負け方としては悪くない。地力は上位。叩いた方が良いタイプ。初の東京はカギも、減点要素はほぼなし。順当に評価。
アルテヴェローチェ(→)C
臨戦過程は平行線としたがやや下降寄り。圧巻だったサウジアラビアRCも今に思えばメンバー手薄。近2走とも2着でも勝ち馬には完敗。相手なりの傾向があって消しまでは言えないが、臨戦目の上積みを感じないここでパフォーマンスを上げてくるとも思えず。東京マイル重賞勝ちという勲章は好走の拠り所にはなるが。
イミグラントソング(→)B
基本的にNZTとNHKは適性が異なるので、NZTを勝った馬はNHKで評価を下げるというのが定石だが、本馬に関しては東京マイルの未勝利戦の内容が圧巻だったし、2走前も展開で負けただけ(でも上がりは最速)。マクフィ産駒ながら4走連続上がり最速と切れる脚も使えるし、例年のNZT勝ち馬ほどバッサリ軽視できる感じもしない。
ブーレヴー(⤴)D
エルフィンSをノーストレスで楽な勝ち方をしたことで、桜花賞を臨むにあたっては良い臨戦とは言えなかったが、8着なら及第点。前走でタフな経験を積んだ後の今回は臨戦的には悪くないが、後は地力の問題。現時点で牡馬混合G1で通用する地力があるとは思えないが。
コートアリシアン(→)C
新潟2歳S出走馬でその後勝ち鞍を挙げたのは2頭だけ。当時はキャリア1戦の身で2着した内容に将来性を感じたが、他馬が伸び悩むのと同様に、本馬もパンチ不足の現状。ただ、阪神JFは言い訳の利く敗戦だったし、クイーンCもレベルが高い。NZTも勝ち馬と0.2差なら相手なりに走れる側面もある。東京マイルの新馬戦の内容も良かったし、混戦になって3着ならあっても…という感じ。
サトノカルナバル(⤴)B
共同通信杯からの臨戦自体は〇。ただ、共同通信杯は前有利の流れを先行しながら切れ負け。函館2歳Sもスピードで押し切ったように、東京マイル向きの切れは不足している印象。まだ適性面が掴み切れず、臨戦過程の良さとレーンということで上位評価にはするが、過剰人気になりそうな雰囲気もあり、人気も加味して。
ショウナンザナドゥ(→)C
桜花賞は最悪の臨戦過程だったので大敗も止む無し。そういう意味で今回は走れていい臨戦だが、絶好の臨戦だったフィリーズRで何とかなったというレベル。阪神JFは負けて強しの内容でポテンシャルは高いはずだが、クイーンCの敗戦(これは輸送や入れ込みの問題もあったが)もあり、東京マイルの牡馬混合G1では厳しい印象。
チェルビアット(⤴)C
桜花賞は最悪の臨戦過程だったが6着に健闘。未勝利戦でもたついたが、なかなか見どころのある馬という見立て。桜花賞でマピュースと0.2差。マピュースを評価するなら本馬もセットでという理屈も通りそうだが、本質的には1400ベターという感じで、東京マイルで近走のような末脚は発揮できるイメージはない。
パンジャタワー(→)B
新馬直後の京王杯2歳Sは強い内容。朝日杯は臨戦過程も良くなかったし、立ち回りもきつかった。臨戦過程の良かったファルコンSは伸びあぐねたが、乗り替わりがあったし、0.1差なら悲観する内容でもない。人気で負けたことで気楽に騎乗できるし、マイル実績はなくとも東京で重賞を勝っている点はプラス要素。穴なら。
マジックサンズ(⤴)A
皐月賞は枠なりに後方から進めたことで展開が向いた印象はあるが、それでもG1で上がり最速、クロワデュノールと0.3差なら悪くない。本来はある程度の位置から運べる馬でマイルだからといって極端に置かれる可能性は少なそうだし、桜花賞2着コナコーストの下でマイル替わりが奏功する可能性もある。ピンかパーな印象はあるが、復調すれば地力はトップクラスだと思うので現時点では高評価。
マピュース(→)B
臨戦過程が良いとは言えなかった桜花賞で4着。本馬以外の入着馬は1~4番人気の地力上位馬だし、そこに食い込んだ本馬もまた世代限定G1なら通用しても不思議はない。チェルヴィアットとは0.2差だが、本馬には東京マイル実績があり、ハイレベルだったクイーンC2着は威張れる戦歴。穴人気しそうなので人気も加味しつつも軽視はできない。
モンドデラモーレ(⤵)C
ファルコンSは臨戦過程が良かったにせよ大外枠から正攻法の立ち回りで2着だから悪くない。とはいえ今回は臨戦面の上積みがなく、条件も暗転。2走前にファンダムと接戦した地力と戸崎騎手への鞍上強化で不気味な雰囲気は漂いつつも、臨戦面から見たら評価できない。
ヤンキーバローズ(⤵)C
1勝クラスを取りこぼしながら前走で重賞制覇。相手なりのタイプでG1でもと期待したくなるが、現状1400mベストの印象だし、前走以上にパフォーマンスを上げてくる可能性は少なそう。
ランスオブカオス(→)B
最悪の臨戦過程かつ展開も向かなかった朝日杯FSで3着。その反動も懸念されたきさらぎ賞でも3着と格好を付け、前走のチャーチルタウンズは臨戦過程が良かったとはいえ、世代上位のアルテヴェローチェを完封。本馬もまたマイル路線では世代上位と言えそう。シルバーステート産駒で東京マイルに懸念はあるが、臨戦リズムは悪くない。
まだ競馬専門紙やら追い切りやら何もチェックしていない段階での臨戦面からの評価です。天皇賞以上に伏兵多彩で難解ですが、また1週間ああでもないこうでもないと予想を楽しんでいきたいですね。
↑特別戦からの注目馬
※先週の注目馬回顧
オオナミコナミ 4番人気7着
小倉との相性が良い馬で新潟替わりで上がり決着に懸念があるとは思っていましたが、もろにその懸念が的中。16キロ増も誤算でした (m´・ω・`)m ゴメン…

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。
コメントを投稿するにはログインしてください。