中山8
⑩マイネルサハラ
前走はスタートで躓きながらすぐに好位を取って運べたが、この馬の勝ちパターン4角2番手まで押し上げることができず、直線では逆に離されてしまっての4着。14キロ増の馬体重も影響した感じ。中1週でも6Fから追い切ってきたし、体を絞ってくれば前走以上に動けていい。
④トリグラフ
当コースの未勝利戦で5馬身差の楽勝。12-12-8-4と捲って突き放す強い競馬だった。2~3走前に忙しい東京マイルで差のない③⑤着があるように能力も通用。土曜が前有利だったので脚質的には厳しいが、早めに動く競馬ならチャンスはある。
③フェズカズマ
⑪スズノテレサ
中山11
◎⑤ヴェルトライゼンデ
このレースは前走で勝っていた馬の成績が極端に悪く、その点ではマイナスだが、とはいえ本馬のように宝塚記念の前哨戦を勝ちながら、あえて夏全休してここに挑んできた馬はいない。おそらく宝塚記念を使っていれば大敗だったろうし、大病明けの馬で夏(札幌記念など)に使わなかったことも英断。この先のレースを見据えているとはいえ、脚元に爆弾を抱えている馬で本来は一戦必勝のはず。池江調教師の弱気コメントとは裏腹に稽古の動きは素晴らしい。休み明けは4戦して4連対。非根幹距離も2-3-0-0。道悪不問。ドリームジャーニー産駒なら中山コースも前走の中京以上に合っている。
○⑩テーオーロイヤル
前走(天皇賞春)はダイヤモンドSからの直行組には鬼門だったが(普通はG3からG1へのレースの違いに戸惑う)、そんなことは関係なく、自ら勝ちに行く競馬で3着を死守。確かに4着以下はG3レベルの弱面ではあったが、差しての競馬ではなく、ディープボンドよりも早めに動いての競馬だったことに価値がある。異色のリオンディーズ産駒で今回だと距離は短いぐらいだが、母父マンハッタンカフェなら非根幹の今回の条件は合っていそう。デアリングタクトと同じ前走G1-3着でもまだ伸びしろを感じる4歳馬。より適性のありそうな京都大賞典ではなくこちらに回ってきたこともにおう。
▲⑧デアリングタクト
前走の宝塚記念3着をどう評価するか。大病による長期休養を経た上での3着だから「やっぱり強い」という評価になるが、さりとてヒシイグアスあたりに2馬身も離されていることは事実(流れやバイアスが向いていたのはヒシの方ではあるが)。故障前の金鯱賞でもギベオンあたりの逃げ切りを許しているし、3歳時ほどの輝きが失せていることは確か。ただ、例年、宝塚記念からの臨戦馬が強いレースでG2なら崩れるシーンを想定しにくいことも過去のデータは証明。それでも2倍台前半の1番人気でエピファネイア産駒(古馬になっての成長に乏しいと言われる)を本命に推すのはどうかなと▲でお茶濁し。
△④ソーヴァリアント
川田騎手は当コースで3-3-2-5(複勝率61%)。滅多に乗らないコースだが、乗る時は勝負がかりで今回も当然そういった鞍だろう。この馬にないのはG1実績でさらに10か月振りにも関わらず1番人気を争っていることから4番手にしたが、きっちり必殺仕事人となりそうな雰囲気もある。
△⑫フライライクバード(穴)
非根幹距離が得意なスクリーンヒーロー産駒で舞台は絶好。常に人気先行だった馬が前走辺りから人気が落ちて(前走は外枠不利)今回も同様。アルゼンチン共和国杯でオーソリティの3着があるし、無欲3着狙いの競馬でシレっと割り込み期待。馬主の窪田氏との交流もあるだろうが、ジェラルディーナではなくこちらに福永騎手が乗るのも押し。
×①ロバートソンキー(穴)
神戸新聞杯でヴェルトライゼンデと0.1差。菊花賞6着、天皇賞(春)7着の実績から格下感はない。控える競馬で流れがカギだが、無欲の騎乗で3着ぐらいの目ならあり得る。
中京3
⑫ミカヅキ
武豊騎手を背にした今週の追い切りが終い重点とはいえ好感触。上積みを感じる。距離短縮も良さそうだし、前に行ける強みもある。
⑧ライジングホープ
初戦が1200mでも力んでいたので1400mがどうかも、溜めを利かせながら逃げるような感じならあっさり押し切る力は秘めている。
⑪ナムラデュラン
いかにも切れそうなグレーターロンドン産駒。2走目でもう少し行き脚が付くようなら流れ次第で差し切りも。
穴⑩エイシンネクタル
穴④モズライフセーバー
穴⑤クロスジー
中京7
⑦マッハモンルード
初ダートの前走内容をどう評価するかだが、同日の8Rに芝2000mの自己条件がありながら、再びダートに使ってきたのだから陣営としては手応えを掴んだのだろう。前走はダート適性以前に18キロ増の余裕残しが敗因という感じもするし、その状態でも6着まで走れるなら、体が絞れてくれば前進必至。キンカメ産駒は当舞台で出走種牡馬の中で複勝率トップ。
①インベルシオン
未勝利勝ちが3番手から最速上がりを使って7馬身。3着以下には更に5馬身という圧倒的強さ。②⑤着馬がその後勝ち上がり、3秒近く離されていた5着馬は現級でも2着している。どうしたことか本馬はその後3戦大敗続きで完全にスランプに陥ったが、それだけに4ヶ月休養を挟んだことは悪くない。秘めたる能力はこのクラスは通過点にしていいほどだし、稽古もしっかり動けている。リフレッシュ効果でいきなりの好走も。
中京8
⑬ダノンジャッカル
新馬戦でラリュエル、ストロングウィルに次ぐ3着。この2頭はいずれも2勝目を挙げている。本馬も2戦目に完勝したが、負かしたヒヅルジョウも既に2勝。本馬は現級2戦して2勝目を挙げられていないが、前走3着時の勝ち馬は次走も勝って現在5戦3勝の重賞級。2着馬も2勝目を挙げた。1番人気を裏切り続けている形だが、相手も強く勝てていないのはめぐり合わせの要素が強い。ダノンプレミアムの全弟で素材は重賞級。そろそろ1勝クラスは突破しておきたい。
穴⑫テーオーソロス
近走はひと息の競馬が続いていたが、以前から力を買っている馬で、前走も狙い馬として推奨。あいにく強い3歳馬が上位3席を占めて4着までだったが、スローの前残りの中、サンライズエース(2番人気)をクビ差まで追い詰めた末脚は目を引いた。この馬が使った33.3の上がりは本馬にとっては限界を超えている。2走前の上がりも自己最速タイだったが、それを更に上回ってきたわけで、この脚を引き出す今村騎手との手も合う印象。
穴⑦ミクソロジー
2走前が今回と同じ短期休養明けで快勝。負かしたメイショウブレゲも弱い馬ではない。昇級の前走は休み明け快勝後の反動も多少なりともあったろうし、相手もアルナシーム、サンストックトン、エバーシャドネーなどかなりレベルの高い一戦。左回りは合っているし、クラス2走目で通用の余地あり。
ブログからの一頭
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9月25日(日)メニュー
中山2.6.7.9.10.12
中京6.9.10.11.12
手書きノート
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。