狙い馬 競馬

2021.3.13(土)中山の狙い馬

中山4

◎⑨アップリバー

ダートでも詰めの甘さは変わらなかったが、ダート適性を示したことは収穫だった前走。内枠だったことで逃げの手に出たが、目標になった感じもあったし、この枠なら前を見る形も取れそうで。とにかく未勝利では能力上位が明白だし、ここも取りこぼしの可能性はあり得るが、崩れるシーンは想像しにくい。

○①ノアファンタジー

▲④ボレロ

△⑧カーラミーア

△⑦ステラダイヤ

※相手は2/20東京1400m組で。

 

中山5

穴④フォレスタ

デビュー戦は16頭立ての16番人気ながら6着。中山マイルで終始外目、直線も大外という物理的に不利なコース取りながら直線の伸び脚はそれなりに目立っていた。2戦目は牝馬にはタフな中京2000mの牡馬混合戦で7着。上位からは大きく離されたが、この時期にしてはメンバーが揃っていたし、この時も5番枠ならのに直線は大外ぶん回しの競馬になっていたので、着差ほど悪い競馬ではなかった。あまり器用さのない馬なので、今回の舞台がどうかだが、母父オペラハウスで兄弟も軒並み中長距離を得意としているので荒れ馬場は味方してくれそう。宮崎北斗→柴田未崎→丹内という何とも言えない乗り役リレーだが、この舞台に関しては積極性が売りの丹内騎手に変わるのは悪くないかも。あとは臨戦過程も○

穴⑮ファビュラスノヴァ

デビューからの2戦を連続3着しているぐらいで未勝利突破の力はあるはず。近走の不振は3走前が臨戦過程×、2走前がダート、前走はハナを切ったまでは良かったものの、1.5倍の断然人気レッドロワが暴走気味に競り賭けてきたのでかなり苦しい競馬を強いられてしまった。これは度外視。好走したデビュー2戦と同じ1800mに戻してスムーズに先行できれば十分粘り込みがあっていい。本馬も臨戦過程○。名手に混じってルーキーがどこまでやれるかといった感じはあるが穴としてなら。

穴⑫ルミナスゲート

デビュー戦はサウジダービーを制したピンクカメハメハの3着だが人気は本馬が一番だった。前走は4コーナーでぶつかるようなシーンも見られたし、休み明けで仕上げもひと息の印象だった。この中間はウッドの最終追い切りを見ても仕上げに不足は感じないし、欧州血統同士の組み合わせなので道悪がプラスに働きそう。

 

中山6

穴⑩ハッピーアナザー

前走はハイペースの逃げが祟って失速したが、2走前は2番手からの競馬で悪くない内容。アイルハヴアナザー産駒は当舞台の複勝率26%だが、前走で5番手以内に先行していた馬に限れば40%以上に上昇。母はデビューから短距離で3連勝した馬だが、アイルハヴアナザー産駒なら当舞台の方が向くと思うし、ここもマイペースもしくはスムーズな形での先行策なら。

穴②クープドゥフランス

 

中山8

⑪ディープブルーム

前走は12番人気3着で波乱を演出したが、一週前の稽古では坂路で50秒台を馬なりでマーク、終いも12秒台でまとめるなど、あながちフロックとも思えない動きを見せている。今週の最終追いでは坂路で59秒台だが、江田騎手が自ら騎乗しての時計だし、すでに馬ができていると捉えたい。馬体重の変動には注意(太目で出てくるようだと反動の可能性も)。ただ、今回は一転して人気になりそうだし、穴のジョッキーをあえて人気馬で買うこともないという気もしている。

⑫タマモキャペリン

現級では多数走りながら3着一度のみの実績だが、4着だった前走内容からあと一歩というところだし、連闘で初ブリンカーが起爆剤となればあと一押しが利いても。

 

中山9

穴⑫アコルドエール

中山D1800mでは1勝クラスまでは5戦して4着以下なしの成績だったが、2勝クラスに上がった2走前からの2戦は12着、5着。それでも12着だった2走前(チバテレ杯)は苦手な休み明け、かつ逃げ馬が最下位に沈む展開の中で2番手を追走していたから展開も厳しかった。叩かれた前走は積極競馬で4コーナーでは早々に先頭に押し出されたが、即座に後続のまくり上げもあってかなりきつい流れ。それで5着なら前走からの前進は見られたし、現級の目途も立ったと言える。新馬から2度凡走して3戦目に好走というリズムを繰り返しており、叩き3走目の今回は走り頃。当舞台のオルフェーヴル産駒の複勝率は27%だが、前走で先行していた馬に限れば40%と一気に上昇。中間の稽古も先週ウッドで5F64秒台を計時するなど意欲的。

穴⑮スズカゴウケツ

3走前に下したウインドジャマー、カフェスペランツァは後に1勝クラスを快勝。カフェは昇級2戦目の2勝クラスでも連対した。前走はそのカフェスペランツァ(4着)の後塵を拝す5着だが、その着差は0.2秒。この2頭の能力差はないし、前有利の流れを9番手から差し込んだ本馬の方がむしろ上かも。今回は中山がカギだが、上2頭の初勝利が当舞台だし、本馬も力を付ける前に一度しか走っていないのでコース自体は不問とみる。

穴⑯カフェプリンス

前走はアコルドエールと同レースを走り4着。アコルドエールほどきつい流れに巻き込まれたとは言えないが、本馬も先行していたので展開は向かなかったクチ、それでも最後までバテずに伸びてアコルドエールには先着、2か月ぶりで12キロ増と余裕を感じさせる中での好走だったのだから評価できる。全弟カフェスペランツァ、半妹カフェプリンセスが共にこの舞台で勝ち鞍を挙げていて本馬の初勝利も当舞台。そんなベスト条件でも、現級に昇級してからは2度しか走っていない。そのうちひとつが3番人気12着と敗れた昨年4月の一戦だが、これは雁行状態の先行争いに巻き込まれて、直線を向いた時には既に余力がなかったもの。当舞台ではないが、3走前の新潟戦で2着した時の勝ち馬(ベルダーイメル)が昇級戦も楽勝しており、本馬も現級なら突破できる位置にいる。馬体は絞れることが必須。

危険人気馬⑭セイヴァリアント

※⑧アポリティアモも穴として気になるけど、穴と言えども4頭は挙げすぎなのでひとまずこの3頭

 

中山10

④グッドマックス

当舞台では3走前に2勝クラスの特別戦を勝利。当時はハンデ戦で51キロの軽量だったとはいえ、大外枠から終始外を回り、勝負どころからも早めに鞍上の手が動いていたが、直線に入ってからは再び加速して2着馬とのつばぜり合いを制する根性も見せた。

再び大外枠を引いた前走は、いつになく積極的な騎乗(道中3番手)を見せるも6着。それでも勝ったアルピニズムを除けば2着馬とは0.1秒差、直線で沈みそうになりながら再びしぶとく伸びる根性は光っていた。アルピニズムはオーシャンSでも人気したほどの馬で、この馬の直後を追走した本馬の負担はそれなりだったはずだし、馬体重の18キロ増も少なからず影響したはずだ。

全3勝がいずれもが4コーナー6番手以下から差し切っているように、本来の持ち味と異なる競馬をしての善戦にも価値を見い出せる。近3戦連続で8枠を引いているが、内目の枠を引いて馬体重が絞れてくれば持ち前の末脚を発揮できそう。

ちなみにこの馬の前走の映像をチェックをしていたら、この時に自信を持って本命にしたホープフルサインの騎乗がひどすぎて怒りが蘇ってきてしまった(笑)。ホープフルサイン、この後のレースで乗り替わって7番人気で勝ったんだよなぁ。それを取れなかったのも悔しい。関係ない話、ごめんご。

①ファーストフォリオ

前走はこの距離でも掛かり気味。4コーナーも外からねじ伏せる形で動いたが、前をゆくアルピニズムが強すぎたこともあったが、終いに甘くなって4着。それでも3着馬とはタイム差なしだったし、昇級戦の休み明けを思えば上出来の内容ともいえる。今回はルメール騎手に振られたのが気になるが、脚を溜めたい本馬にとって枠はベストだし、そつのない立ち回りができれば前走以上。

 

中山12

⑫オーロラフラッシュ

前走は初の1200mでポツンと最後方からの練習競馬となったが、終いはロスなく内目を回したとはいえ最速上がりを使ってこの馬なりに差を詰めていた。2度目ならもう少しスムーズに流れに乗れるだろうし、今週の稽古でウッド5F64秒台はこの厩舎としては破格で勝負気配も感じさせる。ガリレオにサドラーズウェルズ系の組み合わせは道悪適性も高そう。

 

 


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