狙い馬 競馬

2021 川崎記念を検証してみた

最近、大井競馬をかじるなど、少しだけ地方競馬にも興味が湧きつつある。

まだ大井以外に手は出していないけど、明日の川崎記念ぐらいは買ってみてもいいかなと検証してみた。

 

過去10年のこのレースで3着内の通過順を確認したところ、10年中8年で逃げ馬が馬券に絡んでいる。

途中からまくり上げて先頭に立った昨年のチュウワウィザードを含めれば9年。

4コーナー2番手の馬も7年で馬券内。同3番手内の馬も7年で馬券内。

 

なにこれ、すべて行った行ったみたいなもんやないか。

 

逆に4コーナーで6番手以下だった馬は30頭中0頭。同5番手だった馬が3頭

5番手でも厳しい現実。

 

ということは、深く考えずに前に行く馬だけを当てられれば的中できるレースということか。

過去5年の3着内馬の近2走(上から前走、前々走)の通過順をチェックしてみたところ、下記の通り15頭中14頭が近2走内に4コーナー5番手以内の競馬を経験

いつも後方から進めているような馬が今回急に先行ということもなかなか難しいと思うので、やはりそうした経験も重要なんだろう。

 

2020

1着 チュウワウィザード

チャンピオンズC 6-6-8-7(5人気4着)

JBCクラシック 4-4-1-1(1人気1着)

2着 ヒカリオーソ

報知オールスターC 2-2-2-2(1人気3着)

戸塚記念 2-2-1-1(1人気1着)

3着 デルマルーヴル

名古屋グランプリ 5-5-5-4(1人気1着)

浦和記念 4-4-5-4(1人気4着)

 

2019

1着 ミツバ

名古屋グランプリ 2-2-2-2(3人気2着)

チャンピオンズC 7-7-8-7(12人気8着)

2着 ケイティブレイブ

東京大章典 5-5-5-5(2人気3着)

チャンピオンズC 8-8-8-7(2人気11着)

3着 オールブラッシュ

浦和記念 6-6-3-1(4人気1着)

JBCクラシック 5-6-4-6(11人気10着)

 

2018

1着 ケイティブレイブ

東京大章典 2-2-2-2(1人気3着)

チャンピオンズC 3-3-3-3(3人気4着)

2着 アポロケンタッキー

東京大章典 14-12-9-9(6人気4着)

JBCクラシック 7-7-8-9(2人気8着)

3着 アウォーディー

チャンピオンズC 6-7-6-6(4人気5着)

JBCクラシック 4-3-4-3(1人気4着)

 

2017

1着 オールブラッシュ

観月橋S(1600万下) 3-3-5-5(1人気1着)

1000万下 2-1-1-1(1人気1着)

2着 サウンドトゥルー

東京大賞典 5-5-4-4(2人気3着)

チャンピオンズC 14-14-14-13(6人気1着)

3着 コスモカナディアン

招福S(1600万下) 3-4-4-3(1人気1着)

仲冬S(1600万下) 3-3-3-3(5人気3着)

 

2016

1着 ホッコータルマエ

東京大章典 2-2-2-2(1人気2着)

チャンピオンズC 6-6-2-2(2人気5着)

2着 サウンドトゥルー

東京大賞典 7-7-6-5(3人気1着)

チャンピオンズC 15-15-16-16(5人気3着)

3着 アムールブリエ

名古屋グランプリ 3-3-3-3(2人気1着)

JBCレディスクラシック 5-4-2-2(2人気4着)

 

この中には追い込みのイメージのあるサウンドトゥルーの名もあるが、あの馬でさえ近2走以内に5番手内のレースを経験していた。

唯一近2走内に先行経験のなかったのがアポロケンタッキーだが、この馬は前走の東京大賞典が取り消し明けと順調さを欠いていたし(だから後方からの競馬になった可能性もなくはない)、前年の日本テレビ杯、前々年にの東京大賞典を先行して制する実績を持っていた。

では今年のメンバーをふるいにかけよう。

まず近2走で先行経験(4コーナー5番手内)のない馬を消す

ハナズレジェンド、メイショウオオゼキ、ミューチャリー、デルマルーヴル

レース質をチェックする前は、前走の東京大賞典で0.2差に追い込んだミューチャリーあたり面白そうと思っていたが、ここは深く考えずに消すべし。

去年は先行策を取って4着しているのが不気味だけど、近2走の4コーナーがいずれも10番手以後の馬がいきなり先行したら、それはもう不測の事態、御家本すげーということで諦める。

これに加えて失礼ながら能力的に参加賞といった感じのマインシャッツも消す。

 

残り馬

カジノフォンテン、タービランス、ダノンファラオ、オメガパフューム、ロードブレス

 

5頭の臨戦過程を含めた診断

①カジノフォンテン(↘)

中盤が緩んだ前走は鞍上のナイスアシストもあって完璧に乗られた上での2着。前走時は能力的にどうかと思っていたが、臨戦自体は良かったというのもある。この馬が4コーナーで先団にいる可能性はないこともないが(そうであれば過去のデータからは馬券内の可能性も十分だが)、中央勢も自ら動ける馬たちばかりだし、スローに落として逃げたとしても、ルメール、川田ならそれを見越して早めに仕掛けてくるはず。今回は良くて3着、3連単なら3着に置くかどうかといったところ。

 

③タービランス(↗)

地方のレベルがよくわからないし、8歳馬がここで中央勢に風穴を空けるとも思えないが、2走前の浦和記念ではダノンファラオ、ロードブレス、ウェスタールンドに0.1差。ヒストリーメイカー、デルマルーヴルには先着している。コース実績もあるし、8歳ということを忘れれば普通に買える馬じゃないか。前走で4コーナー2番手の競馬ができたのも良い経験だし、これが東京大章典のカジノフォンテン枠か。しかし、何にせよクラシックで活躍した馬がこの年まで第一線で戦っているのは何にせよ立派。心情的にも応援したい。頭はないが2着の可能性はあるとみて配置。

 

④ダノンファラオ(↗)

前走の東京大賞典はヒストリーメイカーが面白そうだったのと(鼻差4着…)この馬が危なそうだから買ってみようと思ったくらいで、当初から臨戦過程も良くなかったし、調整過程も微妙だった。前走時は帰厩も遅く正味2本の追い切りで出走。それが今回は坂路2本にCW2本。しかもCWの稽古の背にはいずれも川田騎手。先週は6F79.2のハイラップでしっかり追われ、併せたステイフーリッシュを0.5秒追走しながら終いも0.2秒先着。前走とは中身が違うし、稽古で感触を確かめた川田騎手が自信を持って先行策を取ってくれそう(場合によってはハナもあると見ている)。まず中途半端な競馬はしてこないだろうし、そうした形が有利なレースであることは冒頭のデータの通り。これは頭まであるとみる。

 

⑧オメガパフューム(→)

今更どうこういう馬ではないが、臨戦自体は可もなく不可もなく。陣営としては前走が最大目標だっただろうし、今回は次走(海外?)に向けての行きがけの駄賃かと。ホッコータルマエや古くはホクトベガだとか、そうした強い馬たちが余裕残しの仕上げでも勝っていった過去はあるが、坂路で馬なり主体、タイムもこの馬としては平凡な時計ばかりでその辺が気がかりではある。前走にしても展開云々があったにせよ地方馬とタイム差なしの辛勝。取りこぼしもないとはいえず、そうした可能性もあるとして馬券を組み立てる。

 

⑨ロードブレス(→)

ダノンバラード×ナリタトップロード…しぶいねぇ(どうでもいいけど)。この馬とロードレガリス、いつも混乱してしまって、今回もロードレガリスなら本命級にしたいと思ったら違う方だった(またまたどうでもいい)。

でも、この馬もダートに矛先を向けてから4着一度で他は全て馬券内。この手の馬にルメールが乗ってきたらまず馬券内は外すまいといった感じかな。ただ、いつも稽古は平凡な馬とはいえ、この中間も実質2本(+軽め1本)だけで、最終追い切りも6F86.9というかなり遅いラップ。ルメール自ら騎乗してこの時計だから問題ないとは思いつつ、なんでこんなん?といった感じも。まぁそれでも来るのが地方交流か?

 

以上、勝つ可能性があるのは、ダノンファラオ、オメガパフューム、ロードブレス。

2着の可能性はタービランス、3着まではカジノフォンテン

 

もしロードが勝ったらウッハッハ、オメガが勝てばちょい勝ち、ロードが勝ったらトントンみたいな。

そんな感じの3連単を組んで資金配分してみようかと。

 

ただし、過去10年で1~3番人気で決着したのが5年あって、1番人気か2番人気が勝つと3連単でも1000円前後しか付かない。

3番人気以下が勝てば一気に跳ねるから川田に期待だな。でも、ダノンは案外3番人気ではないかもしれないし、それにも期待。

なんだかんだ普通に考えたらオメガが格の違いを見せつけそうな感じもあるよね。

 

ま、当日オッズを見ながらランチの間に仕込もうと思うよ。あくまでも平日の暇つぶし競馬。

オッズが付かな過ぎたらパスもあり。でも、これだけ調べたからちょろっとは買うか。

ではでは。

 

 


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