有馬記念を検討するに当たって、私の中で最も重要視するのは臨戦過程だが、このレースに強い馬の特徴が他にもいくつかあるので(下記)、ザックリとではあるが個々の馬を採点してみようと思う。
有馬記念で有利に働く適性
・中山適性
・非根幹距離適性
・長距離適性
アーモンドアイ
臨戦過程:4
秋2戦目で疲労なし。5でもいいくらいだが、前走時の臨戦に比べると府中→中山変わりはプラスとは思えず減点1。香港からの路線変更もあったし。
中山適性:3
道中の器用さはある馬なので中山もこなすと思うが、まだスタートに怪しさが残るし、そのリスクを考えればプラスとは思えない。府中の方がベター
非根幹距離:2
非根幹距離はデビュー戦の1400とドバイの1800。デビュー戦で明らかな格下に破れ、ドバイのパフォーマンスもこの馬の中では並。チャンピオンホースらしく根幹距離向き。
長距離適性:4
2400のオークス、ジャパンCを快勝しているし、母系からも距離は問題ない。ただ、府中2400と中山2500では質が違うので未知な分減点
合計13点
リスグラシュー
臨戦過程:3
海外明けというのは正直評価しずらいが、前走を快勝したということは、少なくとも当時の臨戦過程は悪くなかったわけで、そこから更にプラスに働く要素は少ない
中山適性:3
血統的には問題ないだろ。阪神コースでの強さからむしろ得意かもしれない。ただ、経験がない以上、過分な評価はできず平均点
非根幹距離:5
バランスの良い馬で決して根幹距離を苦手としているわけではないが、エリザベス女王杯と宝塚記念、未勝利勝ち時の圧巻の強さから非根幹はお手の物
長距離適性:4
実績は2200までだが、当レースに相性の良い宝塚記念であれだけの強さを発揮したのだからスタミナも兼ね備えている
合計15点
サートゥルナーリア
臨戦過程:5
秋初戦が調教代わりの楽勝。前走の敗戦はこの馬の全能力を発揮してのものではないので余力も十分。秋3戦目で最も動ける臨戦
中山適性:5
世代限定戦とはいえ、この舞台のG1を2勝。満点をつけざるを得ない
非根幹距離:3
1度しか走っていないので評価しづらい。父母共に根幹距離で実績を残すチャンピオンホースだったので、本馬も本来は前走の距離の方が良いかも
長距離適性:3
2400で楽勝しながら菊花賞を回避したくらいだから適性は低い。ただ、本馬の場合、肉体的な理由ではなく気持ちの面での課題なのでコントロールさえ利けば
合計16点
フィエールマン
臨戦過程:3
海外明けで評価は難しいが、間隔を空けられたことはプラス
中山適性:3
500万で強い勝ち方を見せたが、そこまで器用なタイプではなく、こなすがプラス加点ほどでは。凱旋門賞では妙に行きっぷりが良かったが、小回りコースを起用に立ち回る能力には長けていない印象
非根幹距離:4
菊花賞を快勝しているし、ラジオNIKKEI賞も負けたとはいえ強い内容。非根幹は得意だろう
長距離適性:5
菊花賞、天皇賞(春)を勝っているので言わずもがな
合計15点
キセキ
臨戦過程:3
海外明けで評価しずらいが、レースでは消耗せずに帰ってきたし、中間ハードに追い切れているので問題はなさそう
中山適性:4
菊花賞を勝っているし、ルーラーシップの仔は非根幹距離が得意
中山適性:3
日経賞の敗戦は気性的なもの。昨年の有馬記念の走りは評価する必要がある
長距離適性:4
菊花賞勝ち。ただ、ステイヤーという印象はない
合計14点
スワーヴリチャード
臨戦過程:2
渾身の仕上げで挑んだ前走で全能力を出し切った。稽古で動いたとしても、目に見えぬ反動はあるはず
非根幹距離:3
共同通信杯勝ちがあるので苦手ではないだろうが、根幹距離でG1を2勝しているようにプラス要素はない
中山適性:3
不器用なタイプで合わない
長距離適性:3
スタミナはあるがステイヤーではない
合計11点
レイデオロ
臨戦過程:4
能力減退の是非はともかく、前走は力を出していない。秋初戦も手抜きをしているように余力はある。本来の力を発揮できるようなら
非根幹距離:3
どちらかといえば根幹距離向きだが、去年の有馬記念からも適性はある
中山適性:4
ホープフルS、有馬記念2着
長距離適性:3
合計14点
ワールドプレミア
臨戦過程:4
非根幹距離:4
中山適性:2
長距離適性:5
合計15点
ヴェロックス
臨戦過程:4
非根幹距離:3
中山適性:4
長距離適性:3
合計14点
最後の方は、考察を書くのが疲れたのをお察しくさだい(笑)。そしてあくまでも私の独断と偏見です。
意外にもアーモンドアイの点数が伸びなかった。もっともこの点数は高ければ有利に働くことはあっても総合評価ではないので、即軽視とはならないが、それでも未知数な面が多いことは確かということ。私を含めた若干ひねくれ根性を持つ者たちは、きっと他馬を本命にするのではないかな(笑)。
あまり点数の差はでなかったけど、人気のなさそうな馬の中で点数が高い馬はそれだけ妙味があるということになる。今回でいえばレイデオロあたりかな。終わった説もあるけど、私は終わったとは思っていない。
少なくとも牝馬が2頭が本命でないことは確かだがそれ以外は悩ましい。やはり枠が相当に重要だしね。今年も公開抽選会やるんかな。別にそれはどうでもいいけど、枠だけでも明日にも出して欲しいやね。
現在、広告が表示されず、ランキングボタンも反映されない状況…
先週ブログランキング欄では、土曜日が挙げた4頭全てが馬券に絡み、日曜日も自信のアングルティール、ナランフレグが共にズバッときてくれたというのにあまり日の目を見なかったのではないか。ちなみにこの2頭はツイッターの手書きノートでもさりげなく赤点をつけていたので、自信馬だと察知してくれた方もいるかも?
そんなわけで、モチベーションが一気に下落している今日この頃、せめてランキングボタンの反映だけでも修正したいといろいろググって調べてみると、ボタンを押しても反映されないのは、リファラの関係なんだって。
リファラ???
だっふんだ!!
意味がわからなすぎて、こっちまで意味不明な雄たけびをあげてしまったわい。
ただ、何とか書いてある通りにタグを貼り付けるなどして、一応修正は試みたけど、これって前もやったような気がするんだよなぁ。とりあえず自分で押してポイントが入るかチェックしてみるためにボタンを設置してみた。こちらは自分で押しても剥奪はされないよね(笑)
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。