狙い馬 競馬

2025 ラジオNIKKEI賞と先週の回顧(懺悔)

先週日曜日は買いたいレースがたくさんありまして、買いたいということは脈ありと思っていたわけですが、2重賞外したのを含めて甘くない結果が多かったです。

府中牝馬Sは◎タガノエルピーダ

阪神牝馬Sが直線で不完全燃焼だったせいか、団野騎手の気持ちが全面に現れた強気の立ち回り。出遅れにも関わらず2番手からの追走。それでも4コーナーの手応えは、直後に位置していたセキトバイーストよりも良かったくらいでしたが、いやいや、とはいえ、「東京の長い直線でその仕掛けは早い、早すぎるー!」と思いながらも粘れ、粘れ!と連呼していましたが、やはり早めに目標になって押し切れるほど府中の直線は甘くなかったなと。そう思うともう一列後ろで良かったのにとも思いますが、切れないエルピーダの力を最大限に出し切るにはあの形で仕方なかったのかなとも思ってみたり。いずれにせよ、セキトバ、ラヴァンダともに人気ほどの信頼はできずと評価を下げていただけに、その点も含めて完敗でございます。

しらさぎSは◎デビットバローズ

こちらもタガノエルピーダ同様に2番手から。G1馬を含む強敵相手だったので、行けるなら行ってしまえと思ったのですが、ニホンピロキーフのスロー逃げにお付き合いして最後は切れ負け。残せそうで残せない、タガノエルピーダのデジャブ…レースとしてはこちらが先だったから、タガノの方がデジャブでしたが、どちらも似たようなもどかしい敗戦。

しかし、このレースで3着に激走したコレペティトール。5年近くも未勝利の井上敏樹騎手が騎乗。コレペティ自身も終わった馬の烙印を押されている状況からの激走で、競馬のこわさを知ると同時に、この筋書のないドラマこそ競馬の醍醐味とも思ってみたり。

5年未勝利と言えば、この日の東京7レースの谷原柚希騎手もデビュー以来未だ未勝利でしたが、タマモカンパネラで8番人気2着。この馬は臨戦過程が良くて、「せっかく好勝負できる臨戦なのに、なんで谷原なんだよ…」とぼやいてしまったくらいですが、臨戦を重視して3連系とワイドを買っていまして。

谷原騎手が初勝利を挙げるならこの馬と思っていたくらいなので2着にも驚きはないのですが、驚いたのは1着リュウノタブークの方。地方上がりの馬に嶋田騎手という時点で最初に消してました。レース後に改めて見たら、船橋の前走は8馬身差の楽勝で。先入観を捨てていれば買えない馬ではなかったのかなぁ…と思いつつ、でも、レーンやディーンがいる中で、嶋田&谷原の組み合わせは難しすぎるよと。ディーンのクラリネットソナタは1.7倍でも最悪の臨戦過程で飛びも想定していただけに、波乱は想定していたけれど、想定以上の波乱にどもならず。

ちなみにこのレースで、谷原騎手のタマモカンパネラ以上に評価していたのがシュヴァルムという馬。7番人気でしたが、絶好の臨戦過程で余程のことがなければまず走ってくるだろうと、人気に臆することなく、大枚を投じたわけですが、大差の殿負け。。。

さすがにここまで負ける馬ではありません、余程のことがあったのでしょう。

熱中症だったなんて噂もありますが、この時期の競馬はこの恐さもありますね。まぁ無理もないです。人間だって外を歩いているだけで、いや室内でも熱中症になってしまう温暖化の時代。全力疾走で駆ける馬が熱中症にならない方がおかしいとも言えるわけで。勝手に熱中症だったということにして諦めました。

他で気になった馬やポイントは、プリティディーヴァ、モンドデラモーレといった3歳重賞好走馬が自己条件であっさり負ける、どころか大敗という。プリティディーヴァは鞍上のディー騎手もよく分かりませんと。戸崎騎手は暑さでバテていたのかもと。騎手たちもよく分かっていないのならこちらが敗因を掴めるはずもないですが、3歳馬に全幅の信頼をおけるのは1勝クラスまでのことで、2勝クラス、3勝クラスともなると、そう甘くはないのかなと、この2頭に本命を打ってしまった身としては省みる次第です。

的中したレースもあるにはあるのですが、大勝ちも脈ありと思っていた割に、結果は大きく負け越してしまって気持ちも消沈した日曜日。それでも夕方にはすぐに特別登録馬のチェックはしたのですが、今週の重賞2つもこれまた難しそうなのなんのって。これはもう無理して買う必要はないんじゃないかとも思いましたが、数日経ってダメージが癒えてくるのと同時に、今週こそは!の気概も高まってくるのが競馬の魅力というか、自分が単細胞のせいなのか…

というわけでラジオNIKKEI賞の簡易診断

インパクトシー(⤴)B
騎手未定だが、出走するのだろうか。先週、ブルーマエストロの勝ったレース(東京芝1800m)に想定されていて、そこに出ていれば、ブルーとの2頭軸レベルの対抗馬だったが、馬キャラ的には福島にスライドしたのは良かったかと。ここに出てきても上位評価だが、鞍上も未定だし、同日の自己条件に出て欲しい。

エキサイトバイオ(→)C
能力を買っている馬で前走6番人気は過少評価。というわけで買うべきは前走だったが、今回も人気的にはノーマークの様相。相手なりに走れるタイプだし、重賞といっても重賞好走馬はフクノブルーレイクだけという、実質条件戦。内枠なら押さえてもいいかも。

ショウナンマクベス(→)C
前走プリンシパルS組の相性の良いレース。ホープフル、共同通信杯で揉まれた経験もこのメンツなら生きてきそうだが、プリンシパルSで逃げの切り札を使い、全てを出し切っても4着までだったという現実はある。プリンシパルの⓷⑤着馬は1勝クラスで人気になって結果を出せず。スローの東京で2勝の馬キャラからも福島替わりもプラスとは言い切れず。

スナークピカソ(→)C
白百合Sはハイペースの逃げで自滅の形。本馬以外の先行馬もほぼ大きく負けていることから酌量の余地はある。小倉芝1800mの内枠から②①着しているように、器用さ、機動力があって競馬が上手。スプリングSだけ走れば通用してもいいメンバーだし、内枠なら押さえても。

センツブラッド(→)A
白百合Sは上位5頭が4角5番手以降という差し有利の流れ。本馬は先行馬の中では最先着。1~4着はタイム差なしだったが、展開を考えれば最も強い競馬をしたとの見方もできる。小回り向きの先行力、器用さがあり、福島替わりも歓迎。好勝負できていい。

トレサフィール(→)B
近2走は楽勝で2連勝だがいずれも東京でスロー~ミドルのマイペース逃げ。能力の底を見せていないが、福島替わりは好転とは言えず、逃げられたにしても前走よりも厳しい立ち回りになりそう。そうなっても押し切れると見れば主軸視すればいいが、個人的には平場の1勝クラスを勝ってきた馬が人気では(まして横典では)食指が動かない。1番人気になるようなら評価は下げる。

バズアップビート(→)B
新馬戦でジョバンニの0.2差2着で、ダノンシーマ(2勝クラスで3着)には4馬身。その後の未勝利3戦を取りこぼしたことで、並の強い馬程度の評価になってしまったが、未勝利直後の前走(白百合S)で3着だから力はある。尤も前走にしても、勝ち馬はキャリア1戦、流れが向いた中での3着なので、どこまで過信していいものかという側面はある。これまでのレース振りから、小回り特有のハイペースになるとやや忙しい印象もある。

ビーオンザカバー(⤴)A
新馬戦でマジックサンズの0.3差の2着。2走前は案外だったが、ここまで負ければ参考外。3走前はゴーソーファー、アロヒアリイの僅差3着で、この2頭が重賞でも好走したことは後押し要素。自身も前走で完勝で波に乗っての参戦あれば、低調な重賞といっていいこのレースなら上位争い可能。

フクノブルーレイク(⤴)B
皐月賞はそもそも相手が強かったが、道中の不利もあって不完全燃焼。似たコース形状のスプリングSで好走しているし、唯一の重賞好走馬として高い評価は必要。ただ、スプリングSは重馬場とペースがマッチした感じはある。コースは合っても開幕週向きかとなると微妙。鞍上も微妙。

 

インパクトシー、センツブラッド、ビーオンザカバー、フクノブルーレイクあたりが本命候補。内枠でこそという馬も何頭かいるので枠も重要。難しいですが、逃げずに頑張ります。いや、楽しく頑張ります。

 

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今週は特別戦も難しそうですが、その中での注目馬

先週挙げた馬

プリティディーヴァ

枠もよくそれなりに自信はあったのですが、出遅れを最低限に抑えられた割に直線は全く伸びず。ディー騎手も良く分からないと。ダリア賞OPの実績を過剰評価したわけではないですが、クロッカスSではクラスペディア、ティラトーレの重賞級の3着、4着馬は2勝クラスで2着しているので、正直敗因が掴みにくいですm(__)m

モズミギカタアガリ

ハイペースを道中3番手、外からプレッシャーをかけられるシーンがありながらしぶとく伸びて3着を死守。この厳しい流れで1番人気馬を封じることができたのは臨戦面の賜物だったかなと思います。逆に次は狙いづらくなりました。

 

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