中山1
⑥ソニンクヴァース
初戦は連対2頭には大きく離されたが、3着馬とは0.1差でその3着馬は2戦目に1番人気2着(3着以下には大差を付けた)。本馬も叩き2戦目の上積みがあれば前進がありそう。今週のウッドで5F67.2-11.7なら十分上積はありそうで。ロジユニヴァース産駒は過去3年当舞台の勝率10%と今回のメンバーではホッコータルマエと並んでトップ。全兄アンダープロミスが3戦目までにダートで2勝を挙げる素質馬だったし、本馬も未勝利なら勝ち負けできていい。
中山3
⑤イルチルコ
稽古の動き優秀で前走の着順通りの評価。前にも行けるし、血統的に新潟から中山変わりもプラスで。あえて買う必要があるのかなというのはまた別問題で。
⑧キントリヒ
クロコスミアの半妹。父はステイゴールドからゴールドシップに変わったが父母の血統相性は悪くないはず。デビュー戦は新潟マイルで自身34.4の上がりを使いながら勝ち馬が32秒台を使う切れ勝負。近2走も3位以内の上がりを使っているが距離が忙しい印象なので今回の距離延長はプラスに働きそう(血統的にも)。
中山8
①ネオヒューズ
前走は4着馬から買っていたが、本馬の抜け出す時の脚が異様に速くこれは上でもやれると認定した。今回は中山かつ休み明けのハンデは負うが、そのせいか意外と人気がない。アナンシエーション以外はたいした馬もおらず、流れ次第ではいきなりから。
⑪クールマニワ
本馬の前走内容も優秀。この時は1番人気2着のロイヤルダンスから買っていたが、出遅れた本馬がひと捲りで4馬身差圧勝には驚いた。ロイヤルダンスもその後すぐに勝ち上がっているし、決して弱い馬ではなく。先ほども言ったようにアナンシエーション以外は低調なメンバー構成。半年ぶりでもいきなりから。
中山10
⑥ペイシャキュウ
当初このレースはフルデプスリーダーを本命にしようと思っていたが、その馬を4走前に子供扱いしたのが本馬ということで人気面も考慮してこちらを上位にとった。その勢いを駆って挑んだ次走リステッドでもスワーヴアラミスと0.2差。スワーヴがこのレースの後から重賞勝ちを含めて①①③着だからこの3着の価値は大きい。
スワーヴとは対照的に自己条件に戻りながら⑥④着とリズムに乗り切れていないが、これは2走前が位置取りが悪く脚を甘し、前走はその反省を糧に積極策を取ったら後続のプレスを受けての展開不利。4走前のように中団から差す形がベストでそれは4戦連続騎乗の秋山騎手も分かったはず。近2走のちぐはぐな騎乗を挽回する手綱さばきを見せてくれればこのクラスでも上位のはずで。
⑨フルデプスリーダー
この馬のスタイルとはいえ前走は積極策から道中絡まれ先着を許した3頭はいずれも差しだから負けて強しの内容ではあった。完全にクラスのメドは立ったと言える内容だし、休み明けを叩いて息持ちも良くなってくるはずで。ヘニーヒューズ産駒は短距離のみならずこの舞台でも複勝率30%以上。本馬自身休み明け以外で2戦続けて凡走したことはなく、今回は巻き返しの番。
穴③プリティーチャンス
現級3戦はいずれも5着だが、前走は距離が短く16キロ減。3戦いずれも前残りの流れにハマっている部分もあるし、その中でも崩れていないのだから少しでも流れが合えば差し込むシーンも想定できる。差しが利きやすいという意味では今回は近2走以上だし、早めに捲るスタイルのアルーフクライあたりが流れを引っ搔き回してくれれば漁夫の利を得られても。
穴①バンプトンハート
2~3走前の内容から現級上位は明らかながら人気になりにくいタイプ。中山ということでそれに拍車をかけているのだろうが、現級の当舞台4走前にも3着(今レース出走デルマオニキス)から0.1差の4着がある。本馬もハマらなければどこにもいないだろうし、この枠も微妙だが実力と人気が乖離している状況からヒモには押さえておきたい。まぁ真の狙いは次の東京戦なのかもしれないけれど。
穴④モズオペラダンディ
2走前の内容優秀。前走は昇級戦だし距離も忙しく。4走前にドスハーツ(現OP)、ニュートンテソーロ(現級3連続3着)に割って入る2着、4着クリノホオノも土曜日に2勝クラスを勝利したように本馬も能力的にここでやれてもおかしくない。
中山11 オールカマー
かつて(1996年)その年の宝塚記念を楽勝したマヤノトップガンがまさかの4着に敗れたレースとして記憶に残っているオールカマー。この偉大な名馬が、鼻差で3勝クラスを勝ち上がってきたばかりのファッションショーと地方在籍で地方でも無双しているわけでもないマキバサイレントという2頭の牝馬に先着を許したことは、いかに競馬がレースの流れやその時の陣営の思惑次第でいかようにもなってしまうことを痛感させられた。ちなみにこのレースを楽勝したサクラローレルは次走の天皇賞(秋)を3着と取りこぼし、無名の牝馬に遅れを取ったマヤノトップガンが天皇賞では2着に巻き返すのだから、やはりそのレースごとに走れる態勢にある馬を見い出すことが最も大事なのだということ。
そういう意味で今回のオールカマー。マヤノトップガンほどでないが、春にG1を勝ってきたレイパパレが断然人気でここに登場。彼女の目標はエリザベス女王杯でここである程度きっちり仕上げても再び作り直すことができるので叩き台という感じはなさそう。
ただ、舞台適性はどうだろう。レイパパレの兄弟で2200m以上で勝った馬はおらず、母もその兄弟も軒並み2000mまでというタイプが多い。2走前に道悪で勝っていることと距離が持つことはまた別の問題になるし、前走で宝塚記念3着しているとはいえ、枠と流れに恵まれながら逃げたユニコーンライオンを捕らえられなかった点をどう捉えるか。今回はロザムールが逃げてステイフーリッシュに内枠のウイン2頭も虎視眈々、本馬は先行しながら脚を溜めるスタイルだろうが、前進気勢の強い気性がどう出るか。少なくとも近走ほどはスムーズな立ち回りは難しいのではないかと。
川田騎手は当舞台で過去3年3-3-2-1。重賞3戦を含んでの成績なのでまぁ無様な競馬はしないと思うが、それでも人気を考えると期待値的には▲までかなと。
ということでこのレースは思い切って穴から本命をと思った中でその候補。
②ウインキートス
前走は18キロ増
超スローの目黒記念から締まった流れの札幌記念はきつい。今回は流れにも慣れが見込める。
非根幹距離向き
中山得意、枠も絶好
⑧サトノソルタス
中間の調整内容がいつになく意欲的
休み明けは1-2-2-1とフレッシュ時の方が動ける
重賞で3着内の金鯱賞、新潟大賞典の時が3番手からの先行策。ディープでも持久力に富んでいる。
⑯ステイフーリッシュ
非根幹距離得意。2200mは1-3-2-1、中山0-2-2-1。馬券外の1回が今年のAJCC4着でその時はウインマリリンに先着
心房細動明けは不安だが、そのおかげ(枠も)で人気は急落。期待値高い。
先に目標がなくここ全力投球
ウインキートスは狙っている人も多い。そういう穴馬は案外こないケースが多いので後者2拓
◎ステイフーリッシュでいきます。
枠は不利だけど、ロザムールの後をおいかけて持ち前の粘りを発揮してもらいましょう。
中京3
⑩サブライムアンセム
穴⑥スカイトレイル
デビュー戦が軽い新潟マイルのスローの流れを先行して2着。前走はタフなハイペースの小倉1800mを先行して5着。バイアスの違いによる分かりやすい着順の降下であって条件次第で巻き返しがあっていい。今回は再びマイル戦。
穴⑧レガーミ
本馬はスカイトレイルとは違いマイル変わりが良いとは思わないが(ハーツ×母系重厚)、どうやら道悪も想定されそうでそれなら話は別。前走はハイラップを2番手から粘り込む形での2着でその持久力は相当。ここも切れを封じる流れに持ち込めれば。
中京6
穴⑬リーベサンライズ
前走も2走前に勝った時の時計は走っているし、昇級戦で流れも厳しいものになっていた。3走前にシャマル、ロードレイラインというその後に飛躍した馬たちの3着で本馬も1勝クラスならやれていい。クラス慣れと父が当舞台過去3年勝ち数トップという相性の良さにも期待して。土曜日の馬場を見る限り時計も出るデビュー戦に近い状況。先行策からの粘り込みに期待。
穴⑩トーホウエンジェル
中京7
⑨ウラエヌス
2走前は大差の殿負けだがこれが能力とは思えない。現状ダートがベターと思われるだけに昇級後2走の芝戦も度外視。今回は稽古の時計も目立つし、この相手なら自分のペースで先行策も取れそうで。
中京8
穴③ルージュメサージュ
デビュー戦3着時の②④着馬は既に2勝。本馬自身も大きく崩れたのはダート戦だけ。頓挫明けなのは気がかりだが、陣営曰く全く問題ないとのこと(実際に走るのは馬なのでそれを信用していいのかは微妙だが)。姉妹4頭がいずれも勝ち上がっており(上3頭はいずれも2勝以上)クズの出ない牝系の出。前走が重い馬場だったので、レコードも出るような今の馬場がどうかも勝ち切れない面々なので勢いに期待する手はある。
中京11 神戸新聞杯
④モンテデュオ
春の青葉賞で枠順の不利がありながらワンダフルタウン、キングストンボーイと0.4差。これらとの能力差は感じないし、今回は夏に使われて勝ち上がってきた勢いもある。ダービー上位組には一目置くも、前走では以前には見られなかった先行早め抜け出し(ハイペース)の競馬ができたし本格化の兆し。ここも早めの競馬で後続の決め手を封じるような流れに乗れれば。おそらくテイエムタツマキあたりが行くだけ行くと思うのでその後ろにつけて流れに乗りたい。勝って勢いがあるという点では①セファーラジエルも少し気になるが、気性と血統面から距離延長がどうか。
ブログ内ではこの馬が熱い
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1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。