狙い馬 競馬

2023 函館記念 臨戦過程評価

七夕賞、◎ヒンドゥタイムズ、○レッドランメルト、▲エヒトで撃沈

1~3番人気には印を打たず、ヒンドゥとレッドからワイドでヒモに流す券種。ククナをヒモ穴として挙げていたので、レッドが抜群の手応えで進出してきた時には、きたか!と思ったけども、思わせぶりで終わり…

このレースは3番人気までの馬が軒並み良い臨戦ではなく、それらにお金を払うくらいならワイドでいいやと決めこんだわけですが、さりとて過去10年データから3番人気以内のいずれかは絡むとも思ってました(そうも言及してました)。それがセイウンハーデスだったわけです。

7カ月振りで昇級戦のバトルボーンが1番人気ってのはちょっと過剰過ぎたし、3頭の中で最も危ういとみていたフェーングロッテンが大敗したのもまぁ納得だったのですが、何だかんだ外れです。

ただ、今後も買いたくない人気馬がいるレースでは、買いたい馬だけを買うワイドというのはありかなと思います(少ない資金で済みますし)。

プロキオンは堅め決着ながら的中。結果的には堅い馬券を当てただけということになるんですが、堅いレースも、レース前には無理くり穴を狙いたくなってしまったりして意外にも難しいもの。当たれば官軍です。

ただ、堅い馬券を高い的中率で当てていくのと、的中率は低くてもたまに爆発するのはどちらがいいのか?ってのは永遠の課題というかテーマですよね。

私自身は、たまに当たらないとつまらないのと資金が回らなくなってしまうので、穴ばかり狙うというスタンスではないのですが、かといって本命からばかりというのも夢はないので、バランスよく中穴くらいを狙っていくスタンスですが。

あとはレースによってもスタンスは変わってきますよね。プロキオンのように堅そうなレース、七夕賞のように荒れそうなレース、それに応じて軸選びも変わってきます。

そういう意味で今週の函館記念は「荒れそうなレース」に該当。何とかこういうレースを当てたいものです。

というわけで、今週も各馬の見解を記していこう。

 

アラタ(→)

函館記念において禁断の巴賞連対馬。函館記念まで中1週しかないし、そりゃ余力もなくなるってもの。ただ、この馬の場合、波が少ないし、前走前から本線は函館記念と言及していたので、取りこぼしてもやむを得ないデキで勝ってしまったという感じが強い。距離も2000mがベター。本命はないが軽視もできず。

 

アルナシーム(→)

潜在能力はここでも引けは取らないが、前走で途中からハナに立って勝ったように、4歳になってもまだ乗り難しさが伴う。2000mの重賞でどうだろか…という感じ。

 

イクスプロージョン(→)

前走が12番人気での激走で、前走は今回よりも臨戦過程が良かった。となると、判断に悩むところだが、タフな函館を好む血統背景、夏に調子を上げる夏馬の傾向もあり、人気がないなら面白いという見方も。内枠が欲しいタイプ。

 

キングオブドラゴン(⤴)

前走はタイトルホルダーを追い掛ける位置で早々に手応えが怪しくなったし、別定のG2は格的にも厳しかった感じ。ハンデ重賞なら通用することは示しているし、ここならやれていい。ただ、本質的には2200m以上がベター。スタミナを要する舞台で2200以上での実績は強みとなるが、それでも小回りの追走面からせめて2000mでの実績は欲しい(本馬の実績は2勝クラスまで)。

 

スカーフェイス(⤴)

前走は展開的にも枠的(8枠)にも厳しかったが、8着でも勝馬から0.4差で力負けとは言えない。機動力のなさがネックだが、昨年は道悪で3着。今年も同様な状況で消耗戦になるようならチャンスの目もありそう。

 

スタッドリー(⤴)

2走前は3400が長すぎ、前走はスローで上がりが速すぎ。コース適性は高そうで、臨戦的な上積みは大きい。AJCCは力負けでも3着とは0.3差でこの面子なら通用していい。

 

テーオーシリウス(→)

OPなら通用するが重賞では? ユニコーンライオンの存在もネック。

 

ドーブネ(⤵)

前走は完璧な立ち回りをしながらアラタに完敗。条件的には本馬の方が合っていたと思われるだけに、条件替わりで逆転の目は少なくなったのでは。

 

ハヤヤッコ(→)

昨年の覇者で道悪になればこわいが、7歳となって多少の経年劣化はあるはずだし、春天から挑んだ昨年の方が臨戦過程は良かった。期待値も去年の方が上。

 

フォワードアゲン(⤴)

昨年のハンデ重賞2戦で④⑤着。恵まれればもう少しやれそうな感じはするが…。前走は距離が長く、2走前は上がりが速すぎたので臨戦面での上積みは大きい。

 

ブローザボーン(⤴)

勢い一番。そして勢いだけでも通用しやすいのがハンデG3。当地での勝利実績もあってコースや馬場適性も高そう。中野栄治厩舎の厩舎力が重賞でどうか…

 

プライドランド(→)

先行策からなだれ込んで4着の巴賞は上位2頭には完敗。負け方はそこまで悪くないが、7歳ディープでここからの伸びしろはどうだろう。

 

マイネルウィルトス(→)

昨今は休み明けというだけで軽視はできないが、さすがに重賞での一年振りとなるとおいそれとはいかない。地力は上、稽古も動いているが、人気がなければという感じ。

 

ヤマニンサルバム(→)

近走もそう悪い競馬はしていないが、重賞では壁をうった感もある。得意の左回りでもこうだから、ハンデG3でも右回りでどうだろう。内枠に入ってロスなく立ち回れれば一発もという感じはするが、浜中騎手への手戻りもなく微妙。

 

ユニコーンライオン(⤴)

宝塚記念は前壊滅だったので致し方ない。それ以外の近4走も全て酌量の余地がある。5走前のG3では貫禄の逃げ切り。59キロが微妙だが、それによって軽く見られるようなら少々こわい。軸に据えるほどのタイプではないと思うが。

 

ルビーカサブランカ(⤴)

この馬にとって今さら巴賞を使う意味は、函館記念に向けての叩き台でしかない。先行有利な巴賞の舞台から函館2000mに変わる点も大きくプラス。ただ、この馬はいかにも穴馬が好みそうなタイプで、過剰穴人気する馬は得てして来ないものだけに…人気次第。

 

レインフロムヘヴン(⤴)

前走は馬場や道中の運びなどいろいろ言い訳の利く敗戦。能力の全てを出し切っていない。全てを出し切ればG3程度なら通用する馬。右回りがどうかと、調整面から状態ひと息?

 

ローシャムパーク(⤴)

前走は辛勝ながら強い内容。上がり33.3は自己最速で新たな面も見せた。中山でベストパフォーマンスを見せているし、右回りの函館替わりもプラスに出そう。セントライト記念の内容からG3なら上位。ただ、2走前にはあっさり5着に敗れているし、抜けた存在でないことも確か。これで1番人気となると期待値との天秤にかける必要はある。

 

まずはザックリと。これから週末まで深ぼっていきます。

 


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