狙い馬 競馬

2024 CBC賞 臨戦過程評価

今週は札幌記念とCBC賞。札幌記念は12頭立てで波乱は見込めなさそうな代わりにCBC賞は非常に難解。まずはザックリ見ていきましょう。

 

アグリ(⤴)
前走は臨戦過程が良くなかったし、以前も結果の出なかった海外競馬。参考外の一戦でいい。ただ、今回は転厩初戦でG1に向けての試走戦。狙うはG1というレベルまで達している馬だし、ここは8分のデキでどこまでというところ。格好は付けてくると見ているが。

アネゴハダ(→)
前走は牡馬混合G2で家賃が高かったし、休み明けで馬体重を減らして状態面にも疑問符が付いた。臨戦過程は悪くはないが、ハンデ戦でも今回のメンバーでどこまでといったところ。よほど恵まれないと。

カリボール(→)
8歳になってのこの覚醒は驚きだが、大敗している時でも慶雄は抜群に動いており、それが転厩をきっかけに再ブレークとなったのか。とはいえ前走はイン突きがズバッとハマった感じがあるし、さすがに重賞では厳しい印象。

カンチンジェンガ(→)
臨戦過程は普通だが、近2走とも不利なトラックバイアスの中で上位に肉薄しており、ハンデG3なら勝負になる圏内まで到達している。本命に推すまでのパンチ力はないが、ヒモには確実に加えそう。

キタノエクスプレス(⤴)
前走は臨戦過程が良く、同週の北九州記念に出ていても勝負になると見ていた。よって自己条件なら勝って当然だが、それにしてもいつもの差す形から先行策で押し切った内容は今の充実振りを感じさせた。さすがに重賞までくると甘くないと思う一方、OPのタイトなペースの方が合いそうな馬でもあり、ハンデ戦なら通用しても。

グランテスト(→)
前走は初重賞の洗礼を浴びた格好だが、さすがにここまで負ければ能力面ではなく、仕上げだったり、揉まれる競馬で嫌気を差した可能性の方が高そう。2勝クラスと3勝クラスの昇級初戦も人気より走れなかったが(いずれも4着)、昇級2戦目には確実に上昇を示している。今回は14着からどこまで?という感じはあるが、確実に上昇してきそうだし、勝負になっても不思議ない一頭。

サウンドビバーチェ(⤴)
ピークアウトを感じさせる近走だが、3走前は休み明け、2走前は牡馬混合マイルG3、前走はG1とそもそも家賃の高いレースばかりを使われている。まだ5歳で老け込む年ではないし、きっかけひとつという状況。稽古は抜群に動く馬だし、半姉が1000mで3勝するようなスピード馬なので、この条件でガラッと変わっても不思議はない。

サンライズオネスト(→)
極端に力が落ちたわけではないが、近走はOPでも好走圏内で走れないことも多く、加齢と共に爆発力は鳴りを潜めている。臨戦過程の良かった昨年の当レースですら大敗しているし、臨戦面の加点がない今回は厳しいか。

ショウナンハクラク(→)
近走は極端な枠ばかりを引きツキがない感じだが、それでも直千競馬の2走前を除けば悪くないレースを続けている。後方一手で今回も良くて入着までかという感じはするが、現時点で消しとまでは言い切れない一頭。

ジャスティンスカイ(⤴)
前走は2走前に絶好の臨戦過程で勝利した後の一戦。当然臨戦面の上積みがなかったし、京都から函館という一変した条件や流れにも戸惑っていた。もともと左回りを得意としていた馬だし、今回は前走でタフな経験をしたことが活きてきそうな一戦。ハンデ57.5は見込まれた印象だが、2走前に58キロで快勝しているのでこの馬自身は問題ない斤量。

スズハローム(⤴)
未勝利を勝った時からOP級と見ていた馬で前走の重賞3着もある意味妥当な好走だが、そこまで臨戦が良いという感じではなかったので、その点では驚かされた。ローレルゲレイロ産駒の母も1400mがベストの馬だったので、1200への短縮は微妙なところだが、短距離でペースが上がれば爆発力が増しそうな印象もある。本命まで推すかは一か八かの感じもあるが、面白い一頭。

ドロップオブライト(⤴)
3走前の重馬場の六甲S3着の内容が良く、2走前は上がり32秒台が求められる軽いレース質、前走はそもそも東京がどうかという感じもあった。当コースは得意としており、5走前には先行しながら32.9の上がりを使って快勝している。タフ馬場向きの印象はあるが、この時のパフォーマンスを考えれば一概に無視できない怖さはある。

バースクライ(⤴)
2走前は最内枠で好走、前走は大外枠で凡走。休み明けもあったが、枠の影響も大きかった感じ。オーシャンSは直線でややスムーズさを欠きながらビッグシーザーとハナ差。その後にOP重賞で好走しているヨシノイースター、キミワクイーンあたりには先着。本領発揮ならこの相手でも上位争い可能。

ピューロマジック(→)
前走は決して良い臨戦ではなかったが、それを嘲笑うかのように逃走されて想定以上に強い馬なのかも…と見直しているところだが、テン32.3で逃げながらそのまま押し切り、そんなハイラップでありながら2着馬も4角2番手からそのまま連対ということでトラックバイアスの恩恵があった感じも。今回も良くて平行線という臨戦だが、今回までは評価してスプリンターズSで評価を下げるのか、あるいはここでポカしてスプリンターズSで見直すか、先まで見据えて取捨を考えたい。中京開催の直近5年中4年で逃げ馬が好走しており、好走率は高そう。

レッドヒルシューズ(→)
前走はテンに速い馬が揃って逃げられなかったが、先団から抜け出す味な競馬で勝利。2走前のハナ差からクラスが上がって着差を大きく広げており、夏の上がり馬らしい勢いは感じる。ただ、前走は得意の小倉芝1200mということで連闘を課してきただけに、中京替わりはプラスとは言えない。

 

こうして記しながらもどこからでも入れそうな面々。臨戦過程が良い中で稽古が良くて、かつ内枠に入った馬を主力視しようかなと画策中。

 


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