狙い馬

2020.10.10(土)東京の狙い馬

長かった今週、予想のための金曜の夜と週末を楽しみに歯を食いしばって頑張ってきたというのに、我が社の董卓(上司のあだ名)から会食に誘われてしまった。董卓の一兵卒である私が断れるもなく、問答無用で貴重な金曜夜の時間を奪われた…

3場開催だからただでさえ時間がないのに、正直いって「空気読めや」って感じだ。金曜夜に誘わないのは上司のエチケットだろ、ボケッ!

と、毒を吐いてスッキリしたところで、取り急ぎ東京分だけアップするよ。

Twitterで「これから予想」とつぶやいたら、たくさんの「いいね」をいただいて、この「いいね」は「待ってるよ♥」ということだね?、うん分かったよ、なら頑張ってやろうじゃないかと勝手に解釈して頑張った(笑)

本来ならもっと時間をかけて精査したかったけど、昨日から少しだけ進めていたし、現状でできる限りのチェックはしたので何とか頑張ってくれたまえ挙げた馬たちよ(来なかったら不良馬場のせいにしよかw)。

 

 

東京1

⑪タマダイヤモンド

デビュー戦の内容が上々だったし、前走時はウッドで5F64秒台の抜群の動きを見せていただけに、よもや3着を外すとは思わなかったが想定外の大敗。強すぎた勝ち馬に早めに来られて展開が厳しかったし、気持ちの切れた逃げ先行馬の垂れての大敗はそう気にしなくていいかと(陣営によると熱中症でもあったとか)。それに戦前から多少懸念していたが、兄タマブラックホール(父ブラックタキシード)が1200mを主戦場に活躍しているだけに本質的に1800mは長いのかも。初戦で距離はこなしていたが、新潟と中山ではタフさも違うし、そういう意味で1400mへの距離短縮は間違いなく歓迎。

⑭ショベルヘッド

前走は初ダで人気の危険パターン、妥当な敗戦といった感じだったが、それでも4着にまとめたのだからダート適性がないことはないだろう。血統的にはむしろ砂歓迎と思えるし、母系はスピード優位の血筋なので1400m替わりも奏功しそう。鞍上を加味するとこちらの方が軸としては無難とすら思える。

穴①ロードミッドナイト

前走時の最終追い切りでは現3歳2勝パルディエスに坂路で先着した脚力を持つ。スローを先行して恵まれた展開の中で垂れたのは距離のせいだろうと決め打てば、こちらも今回の距離は歓迎のはず。母は未勝利だが、勝ち上がった兄弟は軒並み短距離志向が強く、それにカレンブラックヒルならやはりスピード優位だろう。

穴⑩クリノグリゴロス

2戦とも大敗だが、稽古には見どころがある馬。ここまで走らないのは適性の合わない舞台を走らされた可能性もあるし、初ダでも人気がなさそうな時はむしろ狙い目となる。

 

東京2

⑪グアドループ

前走は圧倒的人気に支持されながらよもやの4着だったが、ルメールですら制御できないほどの前向きな気性が災いした形。並の馬なら惨敗でもおかしくないほどに道中体力を消耗する位置取りとなっていたし、それでも5着以下に4馬身差の4着、3着とはタイム差なしなら力は示したといっていい。気性的な難しさはあるが、初戦で好走した舞台に移り、その時もかなりの悪馬場だった。ルメールも2度目の騎乗なら前走のような下手は打たないはず。稽古だけなら重賞級と思える馬だし、今回は勝ち負け必至、とういか勝つのでは? 年々好走レンジの狭まっている父産駒にとって、ここは複勝率36%を誇る得意舞台でもある。

⑬ゴスホーククレスト

前走は出遅れて終いにかける勝負をしたが、あいにく前残りとなって末脚不発。といっても、この馬自身は勝ち馬に次ぐ上がりを駆使しており、鞍上も勝機を逸したことで最後は流すようなシーンも見られた。デビュー戦で一番人気に支持されたように、ウッド、ポリ、ダート、芝とあらゆるコースを駆使しながら質量ともに優秀な稽古を披露していた。大敗後となる今回もウッドで5F65秒、3F36秒台をマークしており、動きの良さに陰りは見られない。初戦の出遅れが癖になっていると嫌だが、間違いなく能力は高い馬でここは巻き返しに期待。

穴①ロードトゥフェイム

前走は道中の通過順3-5-3-7から分かる通り、仕掛けどころで踏み遅れて脚を余す形での3着。母ラドランファーマも活躍馬で重馬場のクイーンC3着の実績がある。ある意味へぐりの前走から再び手綱を任された菅原騎手の気概に期待。

穴④プラチナトレジャー

父産駒複勝率31%。左に張るので左回りは歓迎。中間は2週連続アンティシペイト(菊花賞の惑星馬)と併せ馬を消化。間隔を開けてしっかり態勢を整えてきた。キンカメ×クロフネなら道悪もこなせそう。

穴⑨ブライテストダーク

 父産駒複勝率33%。前走も1200mからの一気の延長ながら中身のある走りを見せていた。距離慣れした今回はさらに前進も。ただし、父産駒は道悪が苦手なのでそれがどう出るか。

 

東京3

穴⑬スズノナデシコ

ポリトラックなので時計が出るのは当然とはいえ、今週の稽古は古馬2勝コスモヨハネを0.6秒追走しながら0.1秒先着と優秀。これまでの2戦にさして見どころはないが、先行力はあるのでこの距離が良い方に出てもおかしくはない。臨戦過程からも推奨できる一頭。

穴③オオシマサフィール

前走は3着以下が7馬身だったように、勝ち馬と2着馬が強かったこともあるが、基本的に後方から進めた馬には厳しい流れ。本馬はもともと差し脚質だが、スタートで休めを打ってさらに位置取りを悪くしたことも影響。それでも4角では一瞬3着はあるかのシーンを見せたが、最後はパッタリ。あの走りを見ると1200mがベストだったサクラバクシンオー産駒の母の影響を色濃く受けている印象で(本馬の兄もヴィクトワールピサ産駒ながら1200mで未勝利を勝ち上がっている)。もともとデビュー時に坂路で51秒台の脚力を見せていた馬でもある。

穴⑥カラパタール

前走はテン3F33.9、5F57.9のハイペースの逃げ。7着とはいえ差し馬が上位を占めた展開の中、3着馬と0.1秒、勝ち馬とも0.4秒差なら初戦としては上々の内容。叩いて息持ちも良くなるだろうし、もう少し楽にいかせてもらえるようなら開幕馬場を見方に(道悪がどうかだが)残り目も十分。

穴⑨ビューティフルボム

キャリア一戦で血統的にも適性のつかみづらい馬だが、初戦は道中の位置取りそのままの着順。休み明けの叩き台という解釈をすればさして悪い内容ではなく、2戦目で上昇の見込める程よい負け方といった感じも。芝適性さえあればガラッと変わり身があっていい。

※カモミールティー以外どれが人気か分からないメンバーなのでいずれも穴としたが、現時点ではオッズ不明で何とも言えず。いずれにせよ自信のピックというよりは穴として面白い馬というピックということで。

 

東京都7

⑤ジェロボーム

休み明けとなるが、ダートを7戦して一度の4着以外すべて連対という安定感はここでも魅力。2走前に0.2秒差だったギャラクシーソウルは既に3勝。前走ルメールから今回戸崎への黄金リレーも陣営の本馬に対する期待の表れかと。

⑦フレンドアリス

近2走は崩れているが、もともと好績はマイル以下に集中なので気にすることはない。今年に入ってから東京マイルでは2度3着内に駆けているように現状ベストがこの舞台だろう。直近3度の馬券内がいずれも稍重以上の道悪ということで土曜の馬場も合いそう。

穴⑫ヒートライトニング

未勝利勝ちはジェロボームに3馬身半の楽勝。逃げ馬だけに好凡走の波は激しいが、ハマれば現級でも押し切る能力は秘めている。

穴⑥ネオヴィットーリア

最後に連対したのがちょうど一年前の今回の舞台。以後は中山、福島、新潟と本馬の脚質に合わない条件ばかりを走らされている。それでも道中の位置取りよりはほぼ上位入線を果たしているように、この馬なりには脚を使っている。前走は久々の芝でも3着馬と0.3秒差ならよく走っている方だし、まだ顕著な衰えはないとみる。昨年3着内に走った3戦がいずれもマイル戦だし、久々の得意舞台で流れが合えば差し込むシーンがあっても。

 

東京8

穴②タイドオーバー

今回の舞台では春先に連続2着があったように現状ベストの舞台。2走前は大きく馬体重を減らしての大敗、前走は休み明けと明確な理由があり、叩いて得意舞台への参戦は目論見通りかと。内枠での好走率が目立つので、好枠ゲットなら尚好都合(好枠ゲット)。

穴⑩レディドリー

穴⑪グルアープ

穴⑨サナチャン

重不良が大好物の馬で悪馬場を想定してここに使ってきたほど。重馬場のデビュー戦ではウイングレイテストを下している。この距離は初めてだが、中距離主体に使われて伸びあぐねているので、いい方に出るかも。

 

東京9

穴①フローズンスタイル

2走前は3着だが、道中同位置で進めた一番人気アトリビュートに0.5秒先着したのは立派。0.1差だった勝ち馬シャレードも将来性のある馬だし、2着馬も現級勝利歴のある馬。本馬が次走で牡馬相手にあっさり勝ったのも頷けるメンバーだった。切れ勝負になると分が悪いが幸い道悪になるし、立ち回りのうまいタイプなのでスムーズに先行しての粘り込みに期待。

 

東京10

⑯ツブラナヒトミ(穴)

前走はスタートの行き脚が付かず差す形となったが、直線は内目からしっかり伸びる姿勢を見せていた。エンジンをふかすところで他馬が邪魔となり一旦ブレーキをかけた形となったが、道ができてからは再び脚を伸ばしており、レースの幅が広がったと思えば上々の内容。これまで1800m中心に使われてきたが、モアザンレディ産駒なら距離短縮は歓迎だろうし、もともと1200mで勝ち上がった馬なので、道悪のスピード競馬も歓迎のクチでは。

○⑥グランソヴァール

ルメール騎乗の2走前の走りは悪くないし、現級3着もあるので、波はあってもこのクラスで通用しない馬ではないだろう。だからこそ前走で大敗した馬にルメールが再び騎乗してきたのだと思うし、前走を休み明けと割り切ればここは大きく前進があっていい。

▲②ブランクチェック

△①トラストロン

△③ゲンパチルシファー

穴⑪ヴァイトブリック

危険人気馬④フクサンローズ

 

 東京11

穴④スペシャルトーク

上がりの速い新潟で最速上がりで2着した後の前走中山戦でも好位からセンス溢れる立ち回りで楽勝。自身の上がりは36秒台という持久力勝負になりながら全く問題なかった。適応力の高さがあるので東京の道悪でもこなせると思うし、 血統が地味なせいか人気がないのもいい。本来なら2戦で手綱を取った柴田騎手が引き続き手綱を取ってもいいと思うが、どんな経緯かデムーロ騎手に乗り替わり。ひと頃の勢いは失せたとはいえ、重賞で一発を期待するならデムーロの方がチャンスはありそうだし、ここは勝負をかけた乗り替わりと想定して(単に柴田騎手が新潟のポレンティアに乗りにいった可能性はあるが)

穴⑦ダディーズビビット

前走は5頭立てとはいえ、戦前は素質馬揃いの一戦と期待されていた。蓋をあけてみれば一番人気が最下位で4番人気が逃げ切るという微妙な結果に終わったが、本馬は重賞3着フラーズダルムを抑えたのだから価値ある走りだったと言えるだろう。フラーズダルムが新潟2歳Sからここに直行していれば、それなりに人気になったはずで、その物差しから、まだそこまで人気にならなそうな本馬に穴としての期待。

 

 

 


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