私は今でこそ猫を飼っているが、昔は団地暮らしで犬はおろか猫も飼うことができず、ことあるごとに両親に「一戸建てに引っ越してくれよ~、そして犬を飼ってくれよ~」と懇願していた。
その時、口癖のように言っていたのが、「一生のお願い」というフレーズだが、このフレーズは幼少期には何度でも繰り返されるので、親もその都度、「はい、はい」と右から左へ流していたようだ。
しかし、この熱意にほだされて、犬・猫は無理でも、ついにリスを買ってもらえる日がやってきた。
正確に言えば、買ってくれたのは、おじいちゃんとおばあちゃんだったので、ちびまる子が良く使っていた、“親がダメなら祖父母に頼め作戦”を私も使っていたことになる。
私は幼少時から動物が好きだったが、中でもリスが好きだったのだ。
むかし、「リスのバナー」というシートン動物記をモチーフにしたアニメがあったのだが、それが大好きでね。
画像を載せて私と同年代の方の幼少期の記憶も呼び覚ましたいところだけど、著作権とかなんとかあるかもしれないからそれはやめておく。どうぞ勝手にググってね(笑)
思えば昔は動物もののアニメが結構あったもんだ。
「ドン・チャック物語」というビーバーを擬人化したアニメもあったが、今となっては「ビーバーとは、なんて渋い…w」
かつては馬券を買うために、毎週のように後楽園ウイズンに通っていたが、水道橋駅を下りてウインズに向かう道すがら、脇にある後楽園ゆうえんちには、いつもドン・チャックたちがいた。懐かしいなぁ。
それと、「くまの子ジャッキー」というアニメも好きだった。少年が2匹の子熊を育てるなんていう、結構破天荒な題材だけど、今となってはそれが新しい。何とも子熊たちが愛らしかった。
もちろん、動物のアニメといったら、「あらいぐまラスカル」は外せないな。ラスカルのとぼけた仕草や哀愁を感じさせる鳴き声、飴をおいしそうにかじる音、今でも脳裏に焼き付いているよ。
萌え系アニメじゃなくて、こういう良質なアニメ(とうい偏見すいません)を再放送してくれよ。
…って、なんの話やったろか??(笑)
そうそう、リスね、リス。リスをおじいちゃんにプレゼントしてもらったんだよ。
確か誕生日プレゼントだったな。さりげなく、誕生日にリスがやってきますようになんて紙に書くだかして置いといたっけ。
計算高い嫌な子供やw
しかし、その作戦が成功して、夢にまでみたリスはが我が家にやってきて「アラシ」と名付けられた。
当時は、「レース鳩0777(アラシ)」だとか「ゲームセンター嵐」といった漫画があったけど、それらから取ったかは今となっては判然としない。でも、おそらく激しいアクションでケージ内を動き回るリスを見て、なんとなくそんなイメージが沸いたに違いない。
そうそう、「レース鳩アラシ」といえば、今となってはかなりマニアックな題材だけど、当時はレース鳩がブームだったんだよ。今では信じられんかもしれないけど、当時は近所に鳩小屋もあったしね。隣近所は鳩の毛で大迷惑だわなw
その漫画の中では、レース鳩がライバル関係で火花を散らすようにレース中に会話したりして、たまにオスの鳩とメスの鳩のロマンスネタも盛り込まれたりして結構ぶっとんだ内容だったけど(うる覚えだが)、今思い出してもなかなか面白かった。また読み返してみたいね。復刻版出ないかな。
レース鳩といえば血統が本当に大事。短距離向きの血統や長距離に強い血統とかもあって非常に奥が深い。
後年、私はレース鳩関係の会社に就職する機会も得たほどその奥深さに惹かれたね。
最終的には、当時すでに衰退していたレース鳩業界に不安を抱いて辞退しちゃったんだけど、今となっては先のことなど考えず、その業界で働いていたら良かったかも…なんて思うこともあるよ。
でもって、いまこれだけ競馬が好きなのも、レース鳩好きのDNAが下地にあってのことなんだろうなとも思う。サラブレッドとレース鳩って本当によく似ているからね。
…さて、今日のテーマはリスだよ、リス。
我が家にやってきたシマリスの「アラシ」は想像通りめちゃくちゃ可愛かった。
身体はちいさい癖にウンチやシッコはめちゃくせぇんだけども(自身が幼くて世話もおざなりだったせいもある)、動きは愛らしかったねぇ。
だけど、人には全然慣れていなかったから、手に乗るとかはなかったし、スキンシップは一切できなかった。
何度か脱走もしたね。うちは団地の5階だったんだけど、それで脱走したからもう巡り会えないと思ったら、1階(地上)で確保できたことが2度ほどあったかな。
あれは今もって不思議だな。あんなに小さくてすばしっこいリスがまた帰ってきてくれるなんてね。
なんていう幼少期の想い出をふと思い出した先日、思い立つようにリスの家にいってきたのだ(ようやく本題w)
りすの家はさいたま市にある。
町田にもリス園があるけど、あちらはタイワンリスがメインで、個人的嗜好で言えばシマリスの方が断然愛らしい。
井の頭自然文化公園にも「リスの小径」なんていう似たような施設があって、ここはシマリスがメインだから都内の方はそっちを訪れてもいいかもしれない。
あと、個人的にいま一押しのリスは、「アメリカアカリス」というリス。
一押しされても…という話かもしれないが…(笑)
めちゃくちゃ飼ってみたいね。
ブリーダーさんもいるから飼えないこともないんだろうけど、カムイがいるうちは他の動物を飼うことはご法度だし、将来、古民家で暮らすことなった時にリス小屋でも建ててアメリアアカリスのブリーダーでもするかね(笑)
はい、また脱線いたしました。。。
さいたま市にあるりすの家は、「市民の森」という公園内の一角にあって、それ以外にも広々とした芝生の広場もあるし、温室植物園(先日訪れた時はなぜか植物が少なくてスカスカだった)もあるし、もっと暖かくなれば家族連れで賑わう良きところ。
りすの家への入園は無料。これもありがたいね。
トトちゃんが迎えてくれるよ。
入園者のほとんどは、小さいお子さん連れのご家族。
しかし、独り身のおっさんはそんなことは気にしない。
園内でリスを見つけたら「リスいたー!」と叫び(内心でですよw)、ちょこまか動くリスを何とかシャッターチャンスに収めようと頑張る。
4月くらいまではまだ冬眠のシーズンだから、あまり姿を現してくれないからね、そりゃいたら「いたー!」ですよ(笑)
というわけで、その頑張った撮影の結晶を紹介させてもらおうか。
ちょっと暗いがこんな感じの施設内。
自然な形で過ごせるリスたちは幸せだ。
今に思えば昔飼っていたアラシはケージの中で不憫だったな。
各所に餌置きが設置されているので待機。
いらっしゃいました~
食ってる食ってる。小さいあんよでしっかり餌をつかんでる。
かわいいよ、リス、かわいいよ、シマリス。
おいおい、やばいおっさんだよw
大丈夫、人間の子には興味ないから犯罪者にはならないよw
しかし、すばしっこくて近くには寄ってくれず遠目の写真しか撮れない。
と思ったら、結構間近にやってきた。
う~ん、こっちを向いてよ、いけずぅ
見返り美人じゃねぇんだからさぁ
キターーーーーー
これが今回のベストショット。
スマホではこれが精一杯。
しかし、やっぱリスっていいよなぁ。
これがハムスターだとあまりそうは思わず、デグーとなると全く興味がないどころかむしろ苦手。
これらはネズミのカテゴリーだから、私の中で受け入れない何かがあるんだろうか。
まぁ、ハムスターは昔飼っていたけど、どんどん増えすぎて大変な記憶しか残っていないというのもあるけど(笑)
というわけで、大人気もなくリスに癒された先日の模様でした。
お子さんがいる方はぜひ訪れてみてください。
そして、私のようなおっさんでも、リス好きな方はぜひ訪れてください(笑)
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。
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