NHKマイルCの出馬登録を見た時、瞬間的に「いいな」と思った馬はモリアーナ
この馬はクイーンCで本命を打って恩恵をもたらしてくれ、前走のNZTでは軽視して我が本命シャンパンカラーに頭差後塵を拝してくれたことで、再び恩恵をもたらしてくれた。
ただ、そんな相性の良さからビビッときたわけではなく、前走の負け方が出走馬の中で最も良かったから。ここで詳しく記すことは省くが、負け方の良かった馬は次走でパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。
ただ、この馬に立ちはだかるのは、2走連続連対のない前走マイル戦出走馬は一頭も好走していないという過去10年のデータだ。
2走連続連対していなくても3着内に好走した馬は5頭(/30)いるが、その前走は皐月賞(2000m)3頭、京成杯(2000m)1頭、毎日杯(1800m)1頭。
要するに牡馬クラシック路線に乗っていた(乗りかけた)馬が、相手の一枚落ちるマイル路線に矛先を向けて逆襲したパターンだ。マイル路線を歩ながら近2走で連対もできていないような馬はそもそも力が抜けているわけでもなく、極めて好走が難しいということなのだろう。
モリアーナにかけられたこの呪縛データをどう捉えるか?
近走については言い訳もある。
近2走連対していないといっても、2走とも褒められた騎乗ではなかった。
また、既に1800mの牡馬混合OPを勝っている点も強み。その時に子供扱いしたのがドゥアイズ(札幌2歳S2着、阪神JF3着、クイーンC2着、桜花賞5着)だ。
厩舎力がなくG1ともなると心もとないが、こうした下位リーディングの厩舎にもチャンスがあるのも世代限定3歳マイル戦ではないか(クラシックではまず出番がないので)。
親子の情を捨て、仕事人の横山典騎手に替えてきた点も当然プラス(ただ、一発を期待される騎手だけに変に穴人気するようだと期待とは裏腹に後方ママの可能性も十分…)。
この馬を高評価するのは間違いないが、本命にまで推すかどうかは今後の検討次第。
あとはYouTuberの予想家の予想もチェックして。
というのも皐月賞のホウオウビスケッツなんかも自分の見ているYouTuberの大半の方が推奨していてブービー負け。穴馬が注目を集めるともはや穴ではなくなってしまって結果が出ないことが往々にしてある。既にこの馬を挙げている方もいるし、穴人気してしまいそうな予感…
↑今週の特別登録馬で狙っている馬(B)
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。