中山4
⑪ユイノオトコヤマ
切れない馬で2走前は東京芝1800mが合わず、前走は格上げ挑戦で流れも合わず。使い方に疑問が残る現状で、今回も初ダートが何とも言えないが、甘さを補える可能性はある。3馬身離されたとはいえ、青葉賞の有力候補スキルヴィングの2着があって未勝利なら明らかに上位。福島芝2000mに使ってくればまず勝ち負けできたと思うだけに、ここでのダート選択は残念だが、適性があることに期待して。初ダだけに過剰人気には注意。
中山5
穴⑯グランドカリナン
2走前の当コースで殿負けの点がどうかだが、さすがにここまで負ければ距離云々の問題でもないかと。父リアルインパクトで血統的には2000mの方が合わない印象だし、稽古の動きもその時が最低とすれば今週は最高。今週の美浦ウッドは総じて時計が出ていたといえ、3Fから36.5-11.2はこの馬としてはかなり優秀。ひと息入った後の前走を叩いて状態上昇。この状態で今回も不甲斐ない競馬をするようなら中山マイルが合わないと言えそうだが、穴としてなら警戒したい。
穴⑫アンチフラジェイル
芝1600mの新馬戦は5着だが、0.2差の3着馬(マンデヴィラ)が、2戦目に重賞級の好素材ソーダズリングに勝っており、メンバーレベルは低くなかった。兄にダートで5勝のレシプロケイトを持つだけにダート適性もありそうだが、母系にサドラーズウェルズを持つだけにタフな芝も合っていそう。このコースのデムーロなら信頼できるし、人気馬に割って入っておかしくない。
⇒新聞紙上では想定以上に人気していて穴のレベルではない模様…
中山10
⑮レッドラパルマ
韓国馬事会杯②③着馬の再戦。本馬に先着した2着ホウオウルーレットは重賞級の馬だが、こちらも使われながら着実に力を付けて安定感という意味ではホウオウを上回るほど。前に行ける強みがあるし、軽い馬場なら尚更その優位性が生かせそう。追って甘いところはあるが、逃げそうなのがマイネルクロンヌくらいなので、今回も流れには恵まれそう。
穴⑩トラモント
2走前3着時の勝ち馬がウィルソンテソーロ、2着がベストリーガード。いずれもOPでも入着したように、この2頭に次いでの3着は価値が高い。パンチ不足だが相手なりに走れるタイプ。上位人気馬ともそう差はない。
阪神1
⑫エランティス
④スーパーファルクス
⑩カンノーリ
阪神2
⑥ドゥラレジリエント
⑨オーディブルコール
阪神5
⑮ロスティチェーレ
ルメールへの手替わりで妙味はないが、経験馬相手の前走内容が良かったし(直線で勝ち馬に寄られなければもっと際どかった)、稽古でもいきなりから勝負になる動きを見せていた。ひと叩きした今回は前走ほど派手な動きはないが、1週前には3頭併せで大きく先着したように反応は良くなっていそう。母が3勝クラスまで出世した実力馬で、姉に重賞勝ち馬トロワゼトワルを持つ良血馬。キタサンブラック産駒は当コースで複勝率43%というのも後押し。
⑪アイリーン
デビュー戦は大外枠からスタートで外に寄れるような形となって位置取りが悪くなってしまい、それが最後まで響いた格好。終始外を回って直線も大外。一旦前の馬と離れそうになったが、最後は再び盛り返すように伸びていたし、33秒台の上がりを使った勝ち馬以外も先行して34秒台前半の脚を使っていた。ひと叩きして今週の追い切りは終い11.2をマーク。OP馬を相手に互角に動いていたし、牝系にステイゴールドのいるブラックタイド産駒なら道悪になったとしても歓迎のクチでは。
穴⑨コリアンドリ
直線で逆噴射した前走の敗因は定かではないが、調教は坂路オンリーで動きも褒められたものではなかった。それが敗因のひとつとすれば、この中間はデビュー戦3着時同様にウッドで好時計をマーク。力はあるはずだし、ここは見直しが必要。エピファネイア産駒で母も芝2000mで3勝のOP馬。祖母も芝の切れ者マルカコマチならダートを使う方がおかしいというぐらいの配合。実際にはやってみないと分からないが、芝で一変があっても。
穴①メイショウオウカ
テーオーロイヤル、メイショウハリオという芝ダート重賞勝ち馬の下。初戦は瞬発力勝負になって切れ負けしたが、父がモーリスだし、兄弟のキャラからして本馬も距離を伸ばして上がりを要する条件の方が合いそう。この距離ですんなり先行できるようならしぶとさを発揮してきそう。
危険人気馬⑧スマートヴィーヴル
阪神9
③ヤマニンアンフィル
差す形を身につけてから競馬振りが一変。小倉のタフ馬場、前走の中京も不良で非常に強い競馬。道悪になれば有利になるし、カギとなる距離も差す形なら対応できるのでは。
穴⑦ラクスパラディー
近2走は行きっぷりは良いが、追ってから甘く直線の長い中京も合っていない印象。能力がありながら未勝利を勝つのに8戦を要したのもこの甘さが原因だったことがよく分かる。だからこそ甘さを補えるダートに転じてポンポンと勝てたのだろうが、このクラスまでくると芝でもダートでもよほど条件が合わないと上位争いは難しいかも。ただ、そんな馬だけに内回りの阪神1400mは合いそうなイメージだし、内枠でも引いてインで脚を溜めるような競馬ができれば(あるいは自身が行き切ってしまうか⇒今回は後方待機を示唆)。
大穴⑤プレジールミノル
今週の坂路で49.8-23.9-12.0の好時計をマーク。現級でも芝でも実績はないが、この動きだけで押さえる価値はある。
危険人気馬⑫タマモダイジョッキ
福島3
①タイセイウォリアー
⑥ギャングスター
⑬フクノブルジュ
福島4
③ベッピンサン
⑭ポーレット
⑯シルバーニース
福島10
③ルージュアルル
前走は7着だが、半年振りで36キロ増では致し方ない。非力なところがあるので、スローなのに上がりを要するバイアスも向いていなかった。当然ながら叩いての上積みは大きく、今週のウッドで80.7-63.6-49.4-36.1-11.5といつになく攻める稽古を施されたことも強調材料。母の子は1勝を挙げた馬に関しては、レッドレオン、レッドアステルといずれも4勝しており、本馬も未勝利戦の内容から少なくとも現級は勝ち負けできていい。馬体は確実に絞って。
⑮カヨウネンカ
推奨馬によく挙げている馬で、その都度使い方のせいで出世が遅れたとも述べている。だったら買わなければいいのにとも思うのだが(自分でも)、能力を買っている馬だし、今回の福島2000mは合いそうなので今回も推奨。今や推奨の根拠にもなりえないが、紫苑Sで出遅れ、4角不利がありながらスタニングローズの0.2差に好走した力。現級での凡走も臨戦過程の良くなかった5走前(8着)、(現状はマイルが)距離不足の3走前(5着)、飛び上がるようなスタートで全く流れに乗れなかった2走前(10着)、道悪で差し馬に出番のなかった前走(7着)といずれも相応の敗因がある。ある程度流れる福島2000mで切れないがバテない末脚を生かす形ならそろそろチャンスがあっても。叩き良化型なので2ヶ月振りを叩いた今回の臨戦も前走以上。
⑤ツッチーフェイス
現級ではワンパンチ足りないが、3走前に4着した時は1着シンシアリダーリン、2着ロマンシングブルー、3着エバーシャドネー、5着エニシノウタ、7着パンドレアと全ての馬が現級を突破し、2勝クラスで好走している馬も多い。そこから4か月振りだった2走前は休み明けなのに18キロ減で状態面に疑問符が付いたし、前走はそこから更に4キロ減ってしまった。それでもワンパンチ足りない程度には走っているし、2ヶ月半空けてある程度体重を戻してくるようならこの面子なら十分にやれていい。
穴⑩サツキハピネス
土田厩舎に転厩したことでこの馬の可能性は狭まったと言えるが(厩舎の2023年複勝率8.5%)、馬だけの評価でいえばここでもやれないことはない。かつてはテーオーロイヤル、キングオブドラゴンといった重賞好走馬とも0.2差で走ったことがあるし、昨夏の小倉芝2000mでもアーティット(現OP)、アップデート(現3勝クラス)といった馬たちと差のない競馬をしている(いずれも圏内あと一歩の4着)。近走の走りから衰えが懸念されるが、今週の稽古はウッド83.1-64.7-49.4-35.7-11.7とかなりの好時計。この追い切りが起爆剤となって好走に結びついたとしても驚けない。
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4月15日(土)メニュー
中山 6.8.9.12
阪神 3.6.10.11
福島 2.5.6.8.9.11
手書きノート
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。