狙い馬 競馬

2022.3.5(土)中山・阪神の狙い馬

中山3

④セイカフォルゴーレ

母セイカフォルトゥナは1800mで2勝、母系にサドラーズウェルズを保有するだけに本馬も1400mだと少し忙しい印象。この距離なら楽に先手が取れそうだし(メンバー的にも)、昨年9月にこの舞台で0.1差だったセイルオンセイラーはその後②②①着で現在3歳OPの身。この時3着以下に大差だから本馬もそろそろ勝っておきたいところ。

穴⑮ハローサブリナ

当舞台のデビュー戦は勝ち馬から5秒も離されたの6着だが、勝ち馬が大差勝ちなら致し方ない。不器用ながらも終いの脚はそれなりだった。距離を短縮した前走は予想通り忙しい流れに追走ままならず、直線入り口ではポツンと圏外の位置にいたが(4角15番手)、直線だけで7頭抜きの脚は見せていた。兄弟がいずれもジリ脚のスタミナ型だけに距離は長い方がベター。前走で速い流れを経験したことで少しでも追走に余裕が出れば。ハーツクライは過去3年、今回出走種牡馬の中で勝ち鞍トップの18勝にして単回収率も123%と優秀。

穴⑮ブルーシグナル

2走前の当舞台でハイペースを4番手追走から3着。3走前は内枠で出ムチをくれながらも前に行けなかったが、外枠変わりで一変してみせた。再び最内枠を引いた前走はスタートは良かったが前には行けず直線も伸びなかったが、母系が短距離志向が強いだけに2100mも少し長かったかも。2走前の舞台に戻り、当時と同じ外枠を引いた今回は結果も再現できていい。

穴⑯クオーレドーロ

先週のウッドでコーストライン(3勝クラス)との併せた内容が上々。前走は直線半ばで寄られる不利があったにせよ伸び切れなかったが、だからこそダート替わりが奏功しても。

 

中山6

⑧エピファニー

⑥エリオトローピオ

デビュー戦でロードレゼル(未勝利→水仙賞と連勝)と0.1差(4着)。休み明けながら果敢に逃げて4着した前走からも未勝利なら能力上位。デビュー戦は超スローだったが、前走はそれなりに締まった流れを作っていたし、ここも前に行ける強みを最大限に生かせそう。2走とも自身の上がり35秒台で切れ負けしているだけに中山替わりもプラス。

①フラッシュアーク

デビュー戦から1Fずつ距離を詰めて着順を上げているが、エイシンフラッシュ×ダンスインザダークなら本来は中距離向き。前走も外枠なり終始外目を走らされていたが上手に立ち回れていたように変な癖もないし、1800mの初戦時はまだ仕上がっていなかったのだろう。今ならこの距離も問題なさそうだし、この枠ならある程度の位置も取れそう。ロスのない立ち回りから直線抜け出せれば。

⑩キングズパレス

初戦は動ききれなかったが、間隔を変えて動きは良くなっている。重賞勝ち馬リバティハイツを全姉に持ち、半兄ランドオブリバティは中山の芙蓉Sを圧勝。血統的にも変わり身十分。

⑪モヒート

稽古の動きはメンバー上位。この条件の馬ではないような気はするが(母系はダート短距離向き)、能力でこなせても。

⑭レッドリベリウス

中山コースのデビュー戦は出遅れてかなり大味な競馬になりながら4角13番手から5着まで追い上げた。前走は外枠のスローペースで流れが向かず不発に終わったが、母がOP馬のロードカナロア産駒で素質はありそう。行き脚のない馬にこの枠はきついが、立て直されて稽古の動きは良くなっている。

 

中山8

①ヴィクトゥーラ

新馬戦でクリイーンスイープ(現3勝)に完勝した地力を思うとその後は物足りないが、陣営は常に「馬がまだ子供でこれならの馬」といったコメントを出していた。休み明けの前走は24キロも体を増やしてレースでもこれまでにない前進気勢を見せていた。直線も半ばまでは勝ち負けもあるかの手応えで最後は切れ負けした格好だが、ようやく「これから」が到来して兆しにも見えた。中山実績はないが、前走同様スムーズに先行できるようなら今の中山のバイアスにも合う。メンバー的にもそろそろ勝ち負けがあっていい。

③フェルマーテ

穴で推した前走は13番人気ながら4着と善戦してくれたが、元値を考えればあのくらい走っておかしくはない。中山も芝1600mも初めてになるが、母カルマートが中山の紫苑Sを勝っているし、母系にエアジハードがいるので案外良い面が見られても。

 

中山9

⑤ホウオウリアリティ

前走は2走前好走の反動と切れ負け。中山に戻ればパフォーマンスアップは明らか。サウンドトゥルーやアナザートゥルースの下で本馬は芝に出たが、本格化はこれからという血筋で叩けば叩くほど良くなる傾向にもある。

⑦ラヴィンジャー

④イベリア

 

中山10

穴②ソルトイブキ

昨年1月の2勝クラスを一年以上ぶりの休み明けで勝利。これは能力なくして成しえない芸当。いきなり勝ってしまったことでその後は甘くないレースが続いているが、近2走は以前に見られなかった先行力が出てきたように、まだレース振りに進境が見られる。2走前は逃げた馬が12着、2番手にいた馬が最下位という流れを2番手から4着に踏ん張った。前走も休み明けでも前進気勢に陰りはなく、再び2番手からの積極競馬。直後に位置した2番人気レプンカムイのマークにも遭って最後は甘くなったが、2、3着馬が4角10番手以下に位置する差し競馬を思えばここも内容は悪くない。近2走を見ると、もう少し溜めていけば(2勝クラスを勝った時のように)終いの脚も使えそう。

⑦キタノリューオー

ジョーカプチーノ産駒で本質的に距離延長が合うとも思えないが、母父がブライアンズタイムなら中山でもの期待はある。4走前に下したロンコーネが先日2勝クラスを楽勝。以後、クロパラントゥ、サンライズウルスといったツワモノと差のない競馬を演じ、前走は抜群の臨戦過程だったアナンシエーションも下した。昇級初戦馬の中でも中身の濃さは随一と思えるし、今の充実ぶりならここでも。

穴①ショウリノカンパイ

昨年1月の当舞台(黒竹賞)4着時が3着メイショウムラクモ(レパードS)と0.1差に走っている。その後はマイルに転じて忙しい流れも向かずに振るわなかったが、6月の北海道開催から器用な立ち回りで素質開花。夏の間に2勝を重ねた。中山に舞台を移した前走は14着に大敗したが、それまでの行きっぷりが嘘のようになかったし、夏皆勤の疲労もあったのではないか。今回5か月振りとなるが、もともと動く馬にしても稽古の動きが素晴らしく、最終追いは終い重点とはいえウッドで1F11.2。最内は厳しいが、立て直しなった感があるしデキの良さで。

 

阪神1

①ベレン

兄にダートで4勝ハヤブサナンデクン。祖母ホワイトカーニバルから続く牝系もダートが圧倒的に強い。ドゥラメンテは当舞台で複勝率30%。今週の坂路でオーシャンS出走サヴォワールエメと併入しているように動きも上々。一変あり得る。

⑭アルファカリーナ

兄エクレアスパークルがダートで開眼中。力はありそうだが、芝2戦が切れないレース振り。福永騎手も3戦目で。

 

阪神3

③モズユウガ

デビュー時の稽古で未勝利を楽勝したダノンピーカブーあたりと互角の稽古を見せていた。レースでは若駒らしい稚拙なスタートで流れに乗れなかったが、早めに追い上げて長く脚を使っての4着。スムーズに流れに乗った上位2頭とは完成度の差という感じ。今回も同じようなスタートだとフルゲートだけに難しいところがあるかもしれないが、ひと叩きされた今週の稽古ではチュウワウィザードの胸を借りて併せ馬。相手が強めに対して本馬は馬なりなら0.1秒遅れでも無理はしていない。行きっぷりが良くなっていれば勝ち負けまで視野に。

⑫ロードアラビアン

地味な血統だが、初戦から福永騎手を配してきたように陣営の期待は高そう。それを裏付けるかのように稽古だけならメンバー中トップだし、今の未勝利ならいきなりのシーンがあっても。

 

阪神8

穴①ヤマニンプティパ

当舞台で全弟ディープインパクト以上の実績を誇るブラックタイド産駒(複勝率42.3%)。単複回収率ともに180%超と破壊力も抜群。いつ走るか読めない本馬だが、2走前には現級でも3着。将来はOP入りも見据えるショウリュウレーヴの逃げを追い掛ける形で終いも踏ん張った内容は一定以上の評価。1200mは2度走っていずれも大敗だが、馬場の荒れた小倉と道悪の中京。すんなり先行できた時にしか好走しない本馬には厳しい条件にもなっていた。兄ヤマニンプチガトーも1200mで5勝のスピードタイプだけに、少頭数ですんなり先行できるようなら。

 

阪神9

⑨ヴェルトハイム

⑧シューラヴァラ

以前はダートの短距離で差す形のイメージだったが、距離を延ばして先行力を身につけ成績も安定。3走前のダートを勝ち上がった時の内容が良かっただけに近走芝に固執するのは微妙なところだが、前走で勝ち馬から0.3差なら芝でも十分やれるとの見立てか。確かにルーラーシップ×ブライアンズタイムで祖母は芝の2歳女王ピースオブワールド。近2走のマイルでは切れ負けしている印象なので、レース内容からも血統からも初の2000mも歓迎材料では。少頭数でスローの前残りが有望なだけに、そういう時の立ち回りに定評のある松山騎手というのも心強い。

 

阪神11 チューリップ賞

阪神JF組の再戦。当時力を発揮できなかった2頭を上位に、力を発揮した2頭を▲△に。

◎⑥ナミュール

前走は出遅れ、初のフルゲートのタイトな競馬。それでも終いは伸びない内から0.2差まで詰めた。先着を許した3頭と力差がないどころか本馬の力が抜けているとさえ感じる内容であった。ここもスタート次第だが前走経験は生きるはず。ノーザンファームが何としても桜花賞に出走させたい一頭では。

○⑭ステルナティーア

昨夏の新潟一番星と評した逸材。ステルヴィオの全妹なら本領発揮はこれからだろう。前走は見ての通り道中の不利、しかもその後もずっと揉まれる形でかなりプレッシャーを受けていた。前2走がスローで特に前走サウジアラビアRCはコマンドラインの2着したとはいえ少頭数で何の不利もなかった。本馬も前走経験が生きるはず。

▲⑨ウォーターナビレラ

前走は完璧な立ち回りを演じたとはいえ、マイルにしてはペースが速く、決して楽な先行策でなかったことは確か。今回そこまでペースが速くなることは考えにくく、前走から苦⇒楽を感じるのは本馬も前記2頭と同様。どんなペースになっても対応できる立ち回りのうまさは世代随一。ここも崩れないだろう。

△③サークルオブライフ

2連勝中で現在世代No1なのは確かだが、今回はあくまでも前哨戦。前走はペースが向いたことも確かでスローの瞬発力勝負になればまた違った結果もあり得る。国枝厩舎の3冠馬アパパネもチューリップ賞は2着、ローズS4着と前哨戦は取りこぼしていた。本番に向けての仕上げに定評があるがその分前哨戦では隙を見せる可能性もあり得る。

×⑩ラリュエル

×④アンジェリーナ

×②ジャマン

 

阪神12

①グレートバローズ

 

 


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