今週は弥生賞もチューリップ賞も馬券的には興味がないので昨日に続いてオーシャンSの検証を。
昨日の段階で本命候補は3頭に絞っていたが、その後、個々の検証を続けるうちに他の馬にも目移りしてきた。
今のところ本命までにはしなさそうだけども、結構色気のある2頭について。
1頭目はキルロード(↗)
7歳馬だがキャリアは19戦で馬は若い。しかも、キャリアの前半は芝の中距離~ダートを使われていて芝の短距離に照準を絞ったのは5歳になってから。初の1200mをあっさり逃げ切ったのを皮切りにこれまで芝1200mは①①中止⑬①①着。中止は仕方ないし、13着も中止明けの一戦と思えば酌量の余地は大いにあり。短距離戦で崩れた他の2戦はいずれも1400m戦なので、まだ芝1200mでは底を見せていない。
1400mの前走にしても、重馬場ながらテン33.5のハイラップを4角2番手の積極策。上位馬は軒並み外差し勢で、2着に4角14番手の17番人気馬が追い込んできたことからもいかに差し優位のバイアスだったことか。よって、この敗戦自体は全く気にする必要はないし、それどころか苦しい競馬を経験したことが今回にはプラスに働く可能性が大きい。
ひと息入った後だが休み明けを苦にするタイプでもないし稽古の動きから走れる態勢は整っている。逃げ候補が複数いるが、逃げなければダメという馬ではないし、稽古で終い切れ切れの動きを見せているので少し溜めてもいい脚を使えそうな雰囲気も。
本来は本命候補でなかったのに、こうやって記していくうちに自らが「この馬おもしろそうやん」と思ってきてしまった(笑)
2頭目はダディーズビビット(↗)
まず今回、竹之下騎手が騎乗できて良かったなというのが第一(そこ)。
この馬はピンポイントで本命視しているが、竹之下騎手はその都度結果を出してくれた。『一鞍入魂』といえば聞こえはいいが、実は単に乗り馬が他にいないだけという下位騎手の中で実に信頼できる騎手だと評価している。
昨年の橘S時には7番人気ながら自信の本命として完璧な騎乗を見せてくれたにもかかわらず、次走の重賞で武豊騎手に乗り替わった(しかも16着)悔しさは、今も彼は忘れていないだろう。しかし、その後はこのコンビでの実績を重ね(勝ち鞍こそないが)、前走でボーンヘッドを犯しながら重賞のここでも継続騎乗の機会を得た。ここに漢気を感じなければ騎手失格。
して、その前走であるが、臨戦過程も良くなかったので私自身は「おそらく走らない番」だと思っていたが、直線の不利さえなければあるいは3着争いぐらいには差し込んでいたかもしれない。もとよりヴィジュネル(現OP)あたりを橘Sで4馬身差千切った実力馬。1400mがベストのようにも思うが、掛かる面が増してきた今なら1200mの方が乗りやすい面もありそう。右回りの新馬戦を勝っているぐらいで回りもそこまで気にならない。ここで竹之内騎手が重賞制覇を成し遂げたらこれこそ競馬のロマンだね。
というわけで、もともと本命候補が3頭いたのにこの2頭も気になってきて、結局週末には迷宮に迷い込みそうな予感がしてきたけど、その推理ゲームを楽しむのも競馬の醍醐味。しばしこの悩みを味わいましょう(笑)
枠順の並びも重要になってきそうなメンバー構成でもあるし、最終的には枠を見てから。
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オーシャンS 2頭目の本命候補
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1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。