大井には魔物が住むなんて誰かから聞いたけど、小倉にも魔物はいそうだよね。
そのくらい変幻自在のトラックバイアスに翻弄されて、歯牙にもかけていなかった馬たちが幾度となく激走したり。
本来なら2場に集中して小倉はパスでもいいんだけど、なんか好きなんだよね、小倉。
小倉5
⑱ビクトリアバローズ
デビューからの2戦を1番人気しているくらいで稽古は動く。ロードカナロア×モンズーンでパワーとスピードを有した配合は今の小倉にも合うし、策士・中内田師が休み明けから小倉を選んできたとなればまず勝ち負けに持ち込みそう。
⑮バウンシーダンス
グレナディアガーズのマークにあった2走前はともかく、スローで先行した前走の垂れ方は情けないが、気分が乗らないと投げ出す傾向のありそうな外国産馬。道悪のデビュー戦で好走しているようにパワーのあるスピードタイプといった感じだし、今の小倉は合っていそう。スムーズに出来そうなこの枠も悪くない。
⑨タッシーベリンダ
坂路でなかなかの動きを見せる馬。前走はダートでもかなり厳しい流れだったし、初芝が奏功すれば(母系はダートだけど重い馬場なら)
①コスモサンレミ
小倉6
④アポロミラクル
前走はダート、2走前は臨戦過程悪く、それ以前は2走前に既に未勝利を突破しているバジオウやラカンに先着するなど力のあるところを見せている。速い上がりを使えないタイプでこの舞台も合っている。
小倉8
⑦ノワールフレグラン
藤田騎手を本命にすることは滅多にないが(特に中距離ダートでは)、この馬は臨戦過程がまずまずなので、それでどういった結果が出るのか検証の意味も込めて挙げてみる。この馬で無様な競馬をするようだと、今後も藤田騎手の本命は厳しくなってくる。
小倉9
⑩モサ
先週ただ一頭の除外に遭ったが、平地では小倉で全2勝を挙げるなど水が合う可能性もありかえって良かったかも。間隔が空いたので太ってなければそれなりに。
小倉10
②アトリビュート
前走でこの馬を買っていた者なら知っている、前走の14着が決して能力負けではないことを。
1月の"腹立つ騎乗of the year"にノミネートされた作品…もとい駄騎乗といえる一戦だった。好スタートを切り、番手で勝ち馬をマークできる位置にいながら、馬を信じられぬ消極的な騎乗で次第に位置取りを下げてしまい、4コーナーでは四面楚歌…ならぬ四面馬ばかり状態で直線は詰まり通しで何もできず。
これが1勝クラスだからいいものの、有馬記念のクロノジェネシスならちょっとした騒動ものだ。そして買っていた身としたら有馬だろうが1勝クラスだろうが関係ない。
というわけで、この馬に関しては恨み節しか出てこないが、それだけに再度買わねばならぬだろう。不利がバレバレなので人気も落ちず妙味がゼロということは承知の上でリベンジを図る。
これまでボンオムトゥック(現3勝クラス)、ソフトフルート(秋華賞3着)、エアロロノア(現3勝クラス)からいずれも0.4差の3着ありの実績はこの1勝クラスでは断然。普通に乗れば負けないはずの馬。
懸念材料は前走の不利による精神的ダメージと、再びゴチャつきそうな舞台に遠征してきたこと。同日には中京で8頭立ての1勝クラス(芝1600m)がありながらあえてこちらに回ってきた。前走の悪夢から中京を避けたのか1800mベターと睨んだのか特別戦を選択したのかは定かではないが、あえてこちらを選んだのであれば結果を出さなければならないだろう。
ただ、いかなる理由があったとしても惨敗した後に人気が落ちないのは妙味が薄い。不利を被ったことで余計に人気になってしまうというデメリットもある。能力は断然と思っても、再び危うい枠を引いてさらに馬場が悪ければ一抹の不安があることは確か。
そんなわけで、オッズ的な妙味から言えば、より魅力を感じているのが
⑮セツメンノトビウオ
前走は初の2400mだったので2番手を追走したが、これでは本馬の差す持ち味が生きない。2走前と5走前、いずれも小回りの福島と小倉で器用な立ち回りを見せており、このコース替わりはプラス。今回は差す形になると思うが、先行馬が複数いるので、タフな流れになればジリジリとバテない脚を伸ばしてきそう。
③スペースシップ
休み明けの前走こそ崩れたが、1年前の小倉で未勝利、1勝クラスと連続好走。あすなろ賞ではファルコニア(京都新聞杯3着)あたりと差のない競馬をできた馬だし、ここなら能力上位。未勝利時代もそうだったが、父産駒のイメージ通り叩き上昇タイプで。
穴⑨ウインアステロイド
昨年1月の当舞台で素質馬ダノンセレスタを封じて未勝利勝ち。1勝クラスでも皐月賞4着にして現3勝クラス在籍ウインカーネリアン、同じく3勝クラスのサクラトゥジュールに次ぐ3着がある。前走はハイペースが祟って粘れなかったが、まともならもう少しやれる力はある。
他にも穴のにおいがするメンバーがたくさん、何気に難しいレースだね。
noteに追記した周防灘特別の穴馬と、この馬だけはとりあえず買ってみます。
アトリビュートは2倍かー。惨敗後で前走以上の人気ってのもなぁ。それに前走は相手も読みやすかったけど(自身が来てくれなかったけど)今回は相手が難解だし、どうしようか迷い中。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。