モッピーというポイントサイトがある。
最近、会社辞めたい病に掛かっている私は、1円でも稼ぎたいと思い試しに登録してみた。
以前にマクロミルといったアンケートサイトに登録したことはあったが、今はこのモッピーが人気らしい。
ログインすると、たくさんの簡単なアンケートがあって、それに答えると1ポイント=1円ゲット。
かなりの数があるので、それを全て答えれば一日で50円くらいは稼げるかもしれない。
…って、日が暮れるわ!
1円を笑うものは1円に泣くという格言はあるにはある。
確かに買い物中に1円がなくて釣銭をジャラジャラもらう羽目になった時には、あぁ1円さえあれば切りよく釣りがもらえたのに…と思うことはある。
しかし、そうは言っても、アンケートに答えての1円はなんだか虚しい。
以前のマクロミルは今ではログインIDすら失念してしまったが、このモッピーもその末路を辿るのか?なんて思ったりもしたが、毎日届く特選メールの中で私の目にキラリーン!と留まるものがあった。
お茶試飲で6000Pゲット
なに?
お茶を飲んで6000円?
お茶好きな私は色めき立って、即座にそのメールを開いた。
内容を読むと、いくつかの条件はあるが(40歳以上など)、確かに無料で高級中国茶が飲める上に、茶を飲むための茶器セットまでプレゼントしてもらえるらしい。
こんな甘い話があっていいんだろうか?
しかし、この案件を受けることでもらえる獲得ポイントが、通常500ポイントのところを、今だけ6000ポイントというじゃないか。
これはもたもたしている暇はない!
もしかしたら怪しげな案件かもしれないが、ここは虎穴に入らずんば虎子を得ず!
私の大好きな三国志の武将、黄忠もそう言って敵陣に敢然と立ち向かった!
そして死んだ…(死んだんかい)
まぁ、私の場合はいくらなんでも殺されることはないだろう。
訪問スタッフが自宅にきて試飲するという点にいささか不安を感じたが、それでも「ただで高級茶+茶器セット+6000P」という甘い誘惑に抗えるほど私に余裕はなかった。
結果、見事に私はその案件を勝ち取ることができ、つい先日、ティーアドバイザーと名乗る訪問スタッフを我が家に招くことになったのだ。
しかし、申し込んだ時は勢いでポチッたが、その方が実際にやってくるという段になって冷静に考えると、「そんな高級茶を飲ましてくれて、茶器セットもいただいちゃって、それではい、おしまいってことはないんじゃね? それで済むならどんな慈善事業だよ」という思いがもたげてきた。
「あ~やっぱりやめておけば良かった」などという弱気の虫まで現れ始めたその時に、容赦なくマンションのチャイムが鳴った。
居留守使っちゃおうか…という思いが一瞬もたげたことは否定しない(笑)
しかし、訪問前に我が家の住所を確認するために、スマホで会話をしていた手前、居留守はありえんだろと最低限の理性を働かせ、気持を奮い立たせて訪問スタッフを出迎えた。
果たして、どんな強面の訪問スタッフが現れるのか…
さきほどの電話でスタッフが女性ではないことは確認している。
せめて優しそうな男性スタッフで頼む。
緊張しつつドアを開けたその先に現れたのは、年の頃は30前後、真面目で誠実そうな方だった。
よかった、やばそうな人じゃなくて(笑)
そして彼の両手には結構な荷物。
我が家で飲ませてくれるためのお茶のセットと、プレゼントのための茶器セット。
そして訪問早々に茶器セットをプレゼントしてくれた。
えっ、まだ茶を買うとは言ってないけどいいんかい?などと思ったが、もともと買う買わないに関わらずいただけるプレゼントと書かれてはいたしもらっとけ。
ただ、なんだか先にもらっちゃうと、こちらもお茶を買うことで恩返ししないといかんのかななんて気分になってくる。それも戦略なのかもしれんけど。
でも、その若きティーアドバイザーの方も、事前に、「一応販売目的では来ていますけど、変に構えず楽しんでください」とのたまってくれたので、遠慮なくそうさせていただこう。
手際よく我が家のテーブルに茶器セットが広げられた。
そして、さすがはティーアドバイザーと名乗るだけあって、茶に関する豆知識的な話もいろいろ教わった。
その店で取り扱っている茶は、プーアル茶のみ。
これはかなり一本筋の通った取り組みだ。自社の製品に自信と誇りがなければできないことだろう。
さらに、そのプーアル茶は、中国雲南省の奥地で無農薬で育てられ、年に一回しか収穫しないという。
そのため、栄養成分が凝縮されるとのことだ。
日本の大半のお茶が農薬まみれ、かつ年に何度も収穫するので、最後の方に収穫される茶などもはや文字通り出がらし状態であるのとは大違いだ。
さらに、現在日本で幅を利かせているペットボトルの茶も、酸化防止剤やら混入しているので、お茶としての薬効が望めないどころか、むしろ逆効果の可能性もあるという。
私も割と健康情報には詳しい方なので、そうした話に引き込まれ、この会社のお茶を早く飲んでみたいという気持ちになってきていた。
試飲でいただいたプーアル茶は2種類だったが、ひとつは10年もの(左)という超貴重品。琥珀色が美しい。
プーアル茶は微生物発酵させる茶なので、保管に気を付ければ腐ったりカビることはなく、中には30年ものもあるそうで、それらはお茶のオークションで高額で取引きされるという話も。
これが30年もの。ワインのように熟成するのだそうだ。
このような高級な木箱に入っているのがまた何ともね。
さらに、この雲南省にあるプーアル茶は、樹齢1800年になる古木もあるようで、その1800年前という数字のキーワードから三国志時代を連想した私は、もしかしたら劉備や孔明もこのお茶を飲んでいたのかも!?などと例によってオタ妄想。
そんなプーアル茶が紡いでくれた時空を超えた壮大なロマンを前に、いよいよこのプーアル茶が欲しくなった私は、「だけどそんだけ貴重なもんならお値段も高いんでしょ?」と率直に聞いた。
何せ競馬を見ながらも、気分は中国・三国時代を味合わせてくれる味わいだ。
さらに何やらこの筆のような謎の物体までついている。
結局なにに使ったんだっけか?
お値段をなかなか伝えてくれなかったのは、じらし作戦なのか、高額なので伝えるタイミングを図っていたのか定かではないが、私の中では「茶器セットと6000Pももらったし、一万円くらいなら購入してもいいかな」という気分になっていた。
この超のつく本物のプーアル茶は薬効成分も多いようだし、もともと私は部類の茶好き。
本物を身につけることで、実際に本物になっていくという話を、どこぞやの成功者の逸話から耳にしたことがある。
すなわち、
「自分は貧しい、自分は無能、自分にはできない」などと言っているうちはその生活から脱却はできない。
ひるがえして、
「自分は裕福、自分には英知がある、自分ならできる」と肯定的な言葉を使うことで、本当にその姿に近づくというのだ。
ならば私も多少無理してでも、本物のプーアル茶をたしなんで、そのお茶に相応しい男に変貌を遂げようじゃないか!
で、ハウマッチよ?
・
・
・
・
「○○万円になります」
へ?
ん?
だっふんだ!
いきなり志村けん登場は、もはや意味不明という解釈である。
やはり今の私に本物のプーアル茶は無理。家賃高すぎ。
確かにアドバイザーのこだわりの話を聞く限り、それなりのお値段はすると思っていたけど、桁が一桁違ったわ。
60回分割払いもあるそうだけど、それにしたってお茶に○○万円はきつい…
…ということで悩んだ末にお断りした。
悩みつつもお茶はしっかり飲み干したが(笑)
悩んだというのは、この茶を買うか買わないかよりも、ティーアドバイザーさんがわざわざ遠方から重い荷物をたずさえて訪問してくれて、良き話を聞かせてくれて、最後までいろいろと工面してくれたから(何とかもっと安く提供できないかなどと思案までしてくれて)、それを断るのが忍びないという意味で。
なんだか至れり尽くせりで申し訳ないよ。
わずか2時間ではあったが、このティーアドバイザーとのご縁は忘れない。
当初は怪しげな訪問販売ではないかと猜疑の目で見ていたが(すまん)、実に真心こもった対応で、残りの茶葉を丁寧にタッパーに入れ替えてくれて、「ぜひ後で飲んでください」とまで言ってくれた。
で、今はその残りの茶葉で淹れたプーアル茶をしみじみといただきながらこの文章を書いている。
ありがとう、ティーアドバイザー
いつの日か、私がこのお茶を求めることができるほどの身分になった暁には、ぜひともいただこうじゃないか、本物のプーアルを。
ちなみに、この茶を飲ませてくれた会社のインタビューがモッピーにあった。このプーアル茶の素晴らしさが分かるので良かったらリンクから読んでみて。
こうして、非常に申し訳ない思いは抱きつつも、「茶器セットと6000Pゲットしてやったり!」という浅ましい思いが心の奥底にあることは告白しておこう。ほんと浅ましいわ。
プレゼントされた茶器セット(かなり上物)
そして、ポイントサイトのモッピーに話を戻そう。
よくよく調べると、このサイトを駆使して大金(月100万以上の猛者も)を得ている人もいるらしいことが分かった。
確かにサイトの案件を確認すると、不動産投資無料セミナー参加するだけで30000~50000Pというのがいくつかあって、ひやかし等でなければ決して投資を強要されるものではないらしいことも参加者のコメントで分かる。
こういうのに参加してポイントゲットしている方もいるんだろうな。
私はさすがにお茶ほどの興味のない不動産投資セミナーに参加する勇気はまだないんだが、決して無関心というわけではないので、時がきたら参加するかもしれない。
また、先日はau株コム証券の口座を開設して1回取引するだけで6000Pにもチャレンジした。取引なしで開設するだけなら3600Pってのもあったけど欲張った(笑)
私もモッピーに登録して数日で12000P=12000円獲得したということになる。
他にも年会費無料のカードを作って数万Pとか、残念ながら私はすでに持っているカードだったのでエントリーできなかったが、うまくすればいい副業にはなるかもという手応えは感じた。
さらに私が気になったのは、紹介制度だ。
なんと、私の紹介で貴方が下のバナーからモッピーに登録してくれたら、私のもとに300Pが入るという。
もし、貴方もモッピー経由でお茶の試飲をしたいならぜひ登録を(笑)
クレジットカードをつくるだけでン万円なんて案件もあるので、セルフバックで副収入を得ることも可能。
なので、もし登録するならこちらからしてもらえるとすごく嬉しい。
登録してくれたら競馬予想も頑張るからね(ってほぼ競馬ファンしか見てない想定w)
私自身も新たなブログネタになるようなセルフバック体験があったらまた報告したいと思う。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。
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