その馬の名はメイショウミモザ、私が2週間以上前からあたため続けてきた期待馬だ。
次走を勝った直後には、すぐに次はどこを使うのかチェックするために番組表を見て、おそらく下北半島特別じゃないか?と思ったら実際に使ってきてくれた。
予想的中!
いや、そんな予想はね…
とにもかくにもこの馬は変わった。
もともと未勝利を勝ちあぐねている時から何度か推奨馬として挙げていたように素質は買っていた馬だ。
それが近2走、舞台を函館に移してからの走りはより一段と成長を感じさせる。
特に前走などハイペースの2番手追走から最速上がりを駆使して2着馬に3馬身半。
基本的にスタートダッシュの遅いハーツクライ産駒が先行して好走できるようになった時、それは本格化の兆し。この馬の場合は母も重厚な馬力型だったので尚更だ。
本来ならもっと多頭数で他に人気になりそうな馬もいて妙味のある時に買いたかったが、2週前から決めていたので買うしかない。まともならこの馬が連対を外すことはないと信じている。
信じている割に「勝つ」と宣言できないのは、過去5年、この時期の函館1勝クラス・芝1200m戦で一頭も昇級戦の馬が勝っておらず(0-2-3-28)、ハーツクライ産駒も2着が最高(0-1-2-7)という事実を知ってしまったからだ。
ただ、昇級戦を1番人気で敗れた2頭はいずれもその前のレースが逃げ切り。昇級してペースの違いに戸惑って散ったのだろう。実際、その2頭の臨戦を見たら私も本命にはしなかった。
おそらくメイショウミモザも1番人気になると思うのだが、逃げ切りではない点が異なる。
また、ハーツクライ産駒の戦績だが、10戦の出走はあってものべ4頭しかいない。その多くを勝ち味の遅いヴィーナスフローラが占めているし、他のハーツ産駒もミモザほどの素質と勢いは感じさせなかった。
要するに、このメイショウミモザは、昇級だろうがハーツ産駒だろうが、過去のデータは気にすることがないという結論だ。
問題は相手。10頭立てなので無理に消す必要はないだろう。
先週の勝負レース・恵山特別でも8頭立てながら3着には6番人気、5着には最低人気が名を連ねた。少頭数ほど人気通りには決まらないものだ。
とはいえ、今回は1板番人気(想定)から買うのだから相手本線は絞らねばならない。
その候補はアセンダントとグランチェイサー。
アセンダントは昨年の札幌未勝利で3連闘という過酷なローテの中、一度も崩れることなく最後はきっちり勝ち切った。その割に最近不安定なのは気がかりだが、前走は休み明け好走の反動もあったか。今回はお得意の連闘策が再び火を吹く。叩かれて良くなるタイプで3走目の今回は再び粘り腰を発揮してきそう。
グランチェイサーの前走は少々物足りない印象もハイペースの中でもある程度流れに乗れたことは良かった。東京で好戦績を挙げているが、2着した時がいずれも稍重。むしろ洋芝の当舞台の方が向きそうな印象も受ける。それは母系のヨーロピアンのスタミナ系統からもうかがえる。重賞3着ヴェスターヴァルトあたりと僅差の実績はやはり無視できず。
他にも新馬で6馬身圧勝カーフライターク、何気に昨年の北海道の走りが良かったベルダニューブ、デビュー戦の新馬の芝が悪くないトーセンアミ、このあたりまではしっかり押さえたい。
日曜日のレースなので予想はまだ7分。とはいえ、10頭立てでは枠順もほぼ関係ないだろう。あとはどう買うか、どう資金分配するかが問題だ。
もしくは(オッズが)つかなすぎてやる気をなくしている可能性もある。
さらに問題なのは、日曜後半このレースまで資金が残っているかだ(笑)
そのためにもまずは土曜日頑張ってやろうじゃないか。
というわけで、土曜日メーンレースの本命2頭をひと足お先に。
どうぞ今週も応援のほどよろしくです。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。