狙い馬 競馬

2023 阪神ジュベナイルF見解

最近のG1の中では密かに自信のあったチャンピオンズCはその自信をあざ笑うかのように完敗。本命のテーオーケインズは見せ場まで。スタートを決めてインのポケットを陣取った時には「もらった!」と思ったのですが、直線は何とももどかしかったですね。しかも、JBCでは1秒近く後ろにいたウィルソンテソーロに差されてしまうとは…

この馬は原騎手への乗り替わりでも更に人気を落としていたと思いますが、過去にフェブラリーSで16番人気2着したケイティブレイブも長岡騎手への乗り替わりで空気のようになっていて反発したので、こういう下位騎手への乗り替わりは、思い切った騎乗が出来る分意外とこわいのかもしれないですね…。どのみち今回のウィルソンテソーロは買えなかったけど、今後この手のケースがあったら少し思い出したいと思います。

 

さて、これで秋のG1は

秋華賞   ◎リバティアイランド 相手抜け

菊花賞   ◎ソールオリエンス  相手抜け

天皇賞(秋)◎イクイノックス 相手抜け

エリ女   ◎ジェラルディーナ 5着

マイルCS   ◎シュネルマイスター 7着

ジャパンC  ◎ドウデュース 4着

チャンピオンズC ◎テーオーケインズ 4着

と全て外しています。

 

noteで予想を出していますし、G1を参考にされる方が最も多いと思うのでお力になれず申し訳ない限りです。

こうして外れが続くとXで批判のリプがきたりするのですが、今日も悪徳予想的な内容のリプがありました。おそらく以前にもリプをくれた方だと思うので、もしかしたら批判しながらもずっと予想を購入いただいているのかな、だとしたら結果を出せず申し訳ないなとは思いつつ、誇張販売しているわけでもないし、外れたレースは外れたと言っているし(むしろ外れるレースの方が多いですよとも)、購入を無理強いしているわけでもありません。なので、もう利用価値がないと思ったら購入されずに、ご自身で予想されるか、他の予想家を当たってもらった方がお互いのためかと思います。残念ですが私からはそうとしか言えません。

こうしたリプがくる一方、それを見た方から励ましのDMももらったりするのですが、こうして応援してくれる方のためには何とかいい予想をしたいないと思いを新たにする次第ですが、当然ながらこうした優しいお言葉に甘んじて良いわけもはなく、有料で出している以上は結果が全てですし、少しでもお役に立てるよう精進あるのみです。需要がなければ淘汰される世界ですし、その時はその時ですが、見てくれる方がいるうちは自分なりに頑張ろうと思います。

ということで、これだけG1を外しながらも今週も淡々と講釈を垂れていきますよ。何せ予想が大好きなもので、こればっかりは辞められません。

 

阪神JF 基本事項

アルテミスS組が10年中8年で好走(主要ローテ)

  ⇒ サフィラ

・前走、東京芝1600m組が9年連続好走

  ⇒ サフィラ、ボンドガール、ステレンボッシュ

前走1400組は不利(それ以前にマイル実績のある馬はその限りではない)

 

東京マイルという2歳牝馬にとってタフな舞台で高いパフォーマンスを見せた馬は、同様にタフな阪神マイルでもという関連付けでいいのかなと思うし、アルテミスSもサウジアラビアRCもここを見据えた前哨戦として機能しているので、当然ながらそこで上位争いした馬が今回も上位争いするということだと思う。

そうなると、この時点で上記3頭が有力になってしまいそうだが、おそらく今年の上位人気3頭だろうし、そうは問屋が降ろさないと考えるなら、赤松賞に関しては、2年前に赤松賞を楽勝してここに挑んだナミュールが(枠の不利はあったが)取りこぼしているように、メンバーレベル的にも一枚落ちるということで、今年の勝ち馬ステレンボッシュが人気馬の中では危ういのかなと。まぁステレンボッシュは3番人気にならないかもしれないけど。

 

ひとまず上位人気想定の上記3頭は置いといて、それ以外の馬たちについて考えてみたいと思う。

アスコリピチェーノ

新潟2歳Sはレース質が軽くなるので、阪神マイルに変わってそのギャップに対応できない馬も多く、過去10年この組で馬券になったのはハープスターだけ(断然人気2着)。新潟2歳Sで強い勝ち方をしたウーマンズハート、ヴゼットジョリーあたりでも④⑤着。善戦はするのでその年のメンバー次第ではある。本馬はダイワメジャー産駒なので、新潟よりも阪神でパフォーマンスを上げる可能性はあるが。

キャットファイト

中山マイルのアスター賞1着。中山マイルと阪神マイルは求められる適性が異なるのでその結果を鵜呑みにできないが、アスター賞ではなく、同じ中山マイルのサフラン賞勝ち馬は過去にマルターズディオサ、サトノレイナスが2着に好走。去年のサフラン賞勝ち馬サンティーテソーロは3馬身差の楽勝だったが、スローペースでの逃げ切り後だったのが微妙で。本馬は牡馬相手のマイルで逃げずに5馬身差だから能力が高そうだし、中山マイルで上がり33.7(次位より0.8秒も速い)は優秀。新馬戦ではボンドガールの6着だが侮れない。

クイックバイオ

マイル実績がないのが致命的ではあるが、牡馬混合OP勝ちの実績があって、前走のファンタジーSは大きく出遅れて力を出し切れなかった。ブリックスアンドモルタル×ゼンノロブロイなら本来は1400mの馬ではないと思うし、母アニメイトバイオが当レース2着という血筋。基本的に一度でも着外のある馬の成績が悪いのが阪神JFで、既に2度も着外を経験した本馬には重いデータはのしかかるが、大穴なら。

コラソンビート

現在1400mで2連勝だが、3走前には東京マイルで3馬身差の楽勝。既にマイルで結果を出しているので、前走1400mといえど軽視はできないが、近2走とも1400mで強い勝ち方をしている点が気がかりではある(前走レコードで1400適性を示し過ぎ)。前走牡馬相手のG2を勝ち切っている点も加点だが、このレースは未勝利を勝った直後のロジリオンが2着で、こちらは直線スムーズさを欠いていた(レースレベル?)。

スプリングノヴァ

前走中山マイルのサフラン賞1着。人気の一角ステレンボッシュを押さえての勝利だが、上がりは35.5(3位)。過去に同じローテで馬券になったサトノレイナス、マルターズディオサは共に34.0以下で1位の上がりを使っていたし、阪神マイルに通じる適性は見せていた。本馬は新馬の上がりも36.1で瞬発力勝負への適性を示していない点が厳しそう。

ブルーアイドガール

基本的にキャリア1戦馬は厳しいレース(出走自体も)だが、去年はシンリョクカが2着しているし、他馬に破綻があった時に食い込むケースはある。新馬は牡馬混合の京都マイルを最速上がりで勝利。2着馬は次走を楽勝して昇級戦も3着だから一定以上のレベルにはある。出走してくるようなら少し警戒しても。

ラヴァンダ

未勝利を勝っての中1週だし、2走続けて1400なので正直厳しいと思うが、岩田望騎手で想定されているので、出られるのなら出てくるつもりだろうか。前走突き抜ける時の脚が速く能力は高そうだし、条件クラスに回るようなら面白いが。

ルシフェル

前走1800組はレッドリヴェール、クロノジェネシス、昨年のドゥアイズが10番人気2着。いずれも牡馬混合OP連対からの臨戦で、そういう意味では本馬も共通しているが、近3走ともスローで前走は6頭立て。昨年のようにタフな流れになった時に1800経験が生きてくるケースもあるが、この馬の場合ハーツクライ産駒だし、マイル以下の経験もなく、流れに戸惑う可能性の方が高いか。

 

 


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今のところ上記の中ではこの2頭かな(ボンドガール、サフィナ、ステレンボッシュ除いて)

 

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