新潟1
⑦エトワールジェンヌ
6/9CW81.6-65.9-50.9-37.9-12.2(一杯)
6/12CW80.5-65.2-52.0-39.0-12.4(馬なり)
清水久厩舎らしくデビュー前からしっかり攻められており馬もそれに応えていた。ブラックタイド産駒だけに、芝1400m戦で33台前半~中盤の上がりを要求される緩い流れは向かなかったが、能力は確か。この中間も7/21、7/24、7/28と短いスパンでCW6F追い切りを敢行。清水厩舎所属馬のデビュー戦は時計は出ていても案外中身が伴っていないことも珍しくなく、2戦目の上積みは明らか。スピードは見せたし1200mにも対応はできそう。母は不出走だが、ストラヴィンスキー産駒ならダート志向が強そうだし、本馬の全兄全姉2頭もいずれもダートで3勝ずつを挙げている。初ダでも期待の方が大きい。
⑫シックザイン
7/28CW81.7-66.5-51.9-37.4-12.0(馬なり)
デビュー時は及第点の追い切り内容だったが、ひと叩きされたこの中間はCW・坂路を併用して十分に乗り込まれ、内容も良化している。初戦は上がりの掛かる芝で4着だったが、本馬もマジェスティックウォリアー産駒ならダート替わりが奏功していい。
穴⑬グルートン
7/28坂路53.9-39.0-24.9-12.1(馬なり)
スローの1400mから一気の距離短縮だった前走は忙しくて脚が溜まらず。今回は少しでも距離が延びて前走以上にスムーズな競馬ができそう。2週連続柴田騎手が追い切りにも跨っているが、中1週だった前走より明らかに動きは良化。前走時も狙ったが人気もなさそうなので引き続き狙ってみる。
※下記3頭は初ダだが、稽古の動きが目立つし、人気もないのでヒモには押さえたい。
穴⑮メイプルレモン
穴②ベアグッジョブ
穴③ニシノアナ
新潟3
⑫ストロングカレント
デビュー戦から一番人気に支持されたように当初から素質は感じさせていた馬。その時は人気に応えることはできなかったが、使われながら徐々に良化気配。デビューからの3戦は1400m以下を使われていたが、どうやら距離適性は中距離にあったようで前走1800mで初の馬券内。勝ち馬クリノドラゴンから1.7秒も離されてはいたが(2着馬からも0.7差)、クリノドラゴンは既に1勝クラスを勝ち、2着馬フランコイメルも未勝利を突破。内容も早めに捲ってそのまま押し切った勝ち馬を除けば、8着内の馬で先行していたのは本馬のみだから評価していい。2走前に当舞台を走った時は、1200mから一気の1800m戦という不利なローテだったし稽古も平凡。中距離を使い始めて3戦目、稽古もデビュー以来最高といえる今回は前走から更なる前進があっていい。
7/15坂路54.0-38.3-24.5-11.9(一杯)
7/23坂路52.2-38.3-25.1-12.3。
⑥ビーマイセルフ
デビュー4戦目以後ダートに矛先を向けてから2着4回3着2回の安定感。⑥⑪④着と崩れた3戦は、⑥着時が1600⇒1400の短縮で忙しい流れ、⑪着時が中1週、④着時(前走)が東京⇒小倉で忙しい流れ&中1週。
前走から忙しい流れを要求された時、もしくはレース間隔の短い時以外は崩れていないので、小倉⇒新潟(ペース緩和で自身の流れを掴みやすい)、中2週空けてきた今回は巻き返し濃厚。3Fからお触り程度だった追い切りも5Fからしっかり2本消化。近走は牝馬限定ばかりだが、初ダート時に牡馬相手に3着があり、ここでも十分やれるはず。
新潟4
⑮セブンフォールド
デビュー戦はマイル戦で5着。キングマン産駒のエリザベスタワーに完全に切れ負けしたようにディープ産駒にしてはそこまで切れないタイプ。当初は低レベルレースと目されたこのレースだが、エリザベスタワーがチューリップ賞を勝ち、2着ウインアキレウスが1勝クラスで連続3着中、3着テーオーロイヤルが青葉賞4着だからそこまで低いレベルではなかった。上昇が期待された2戦目は6着に着順を落としたが、先着を許した5頭4頭がこのレースの後に勝ち上がっている(勝ち馬も2勝目を挙げた)。成長を促された2走前も7着と期待外れの内容だが、出遅れて流れに乗れていなかったし、本質的にマイル戦は短い印象がある。距離を延ばした前走はレコードが出るような高速馬場の前に3着だが、初の馬券内と前進は見せた。
これまでのレース振りから本馬はディープ産駒だがそこまで切れない。それは母父レインボークエスト、母系にリアルシャダイを有するスタミナ重視の配合からと思われるが、そんな馬にとって内回り新潟2200mの舞台はピッタリに思える。この手のタイプは使って良くなる傾向があり、本馬もその通り稽古の動きからして明らかに上昇を示している。2週連続CWで終い11.6、11.5を立て続けに計時してきたように鋭さも増してきた。ディープ産駒は当舞台で複勝率39.4%、単複回収率がいずれも100%を超す点から人気にかかわらず走ってくる相性の良さがある。
②ハーツオブシャカ
前走時の阪神芝は逃げ先行馬の天下ともいえるバイアスで差し脚が武器の本馬に出番なし。今回も内回りで器用さは必要だが、フルゲートで流れて差しも利くような流れになれば、2週連続切れ味十分の稽古内容が生きてくる。
穴③クリノエルサ
初芝となるが、ダイワメジャー産駒の姉は芝で4勝。本馬もゴールドシップ産駒なら芝で変わり身があっても。稽古の内容も良化しているし、条件さえ合えば大きく前進してきていい。
新潟5
⑩ショウナンアメリア
最終追い切り秀逸。ノーザン産馬がひしめくが、稽古通りなら勝ち負け可能。
⑯ルクスラピッド
⑫プラニエータ
新潟7
穴⑫ジンジャーブラッド
2走前に5馬身差の楽勝。下した2、3着馬も次走を楽勝しているだけに決して低いレベルではなかった。休み明け、昇級初戦の前走は崩れたが、この一戦だけでは見切れない。前走一番人気からの急落で妙味も増した。
穴③シュテルンシチー
中央ダート戦に限れば4戦して3戦で馬券内。未勝利時も地方からの出戻り後も芝しか使われてこなかったが、未勝利時代からダートを使っていれば勝ち上がっていたのではと思うくらいダートの方が向いている。2走前の当舞台では11着と大敗を喫したが、この時は臨戦過程が最悪だったので力負けではない。
穴⑭ミッキークイック
未勝利戦を楽勝した後はひと息の成績が続いていたが、2走前は差す競馬で3着馬から0.2差5着、距離を延ばした前走も5着だが、本来の好位からの競馬で距離への対応力は示していた。2週連続坂路の動きは上々。今回は和田騎手の進言で左回りの新潟参戦とのこと。さらに100m延びるが母父ハービンジャーなら距離も問題はなさそうで。この枠からすんなり先行策が取れるようなら。
危険人気馬⑬サンライズグリット
新潟9
⑩モレッキ
ダートは1-2-1-2で敗れた時は⑯⑤着。16着時はこの馬には珍しく短いスパンでの出走だったし、前走5着時は出遅れていた。この時の2~4、7着馬は既に2勝クラスを勝利、6、8着馬も次走で3着と好走した。じっくり態勢を整えられての出走となる今回は本来の力を発揮していい。新潟では現級で2着があるし、3走前にはタガノビューティーとも0.1差の勝負を演じている。
穴⑨エピックスター
頭打ち感はあるが、今週のウッドの稽古は素晴らしい。稽古通りならもう少しやれても。
穴⑦ジュールサイクル
前走は6着だが昇級戦で13番人気での健闘。3コーナーから捲った内容は見どころ十分で2着馬とは僅かに0.2差。④⑤着馬が次走を勝利、3着馬も次々走で2着ならレベルもそれなり。前走で12キロ減っていたのでひと息入れたのもいい。出遅れなえれば先行できる馬だし、スタートを決めてロスのない競馬ができれば牡馬が相手でも。
新潟11
⑭アオイクレアトール
キャリア10戦中馬券外はスプリングSの一戦のみ。この時0.1差だったファルコニアはエプソムC3着。本馬はその後1勝クラスから地道に階段を上がってきたが、相手なりの堅実味は3勝クラスでも通用していい。前走は3番手追走から次位の上がりを使えているし、上がりの速い決着にも対応は可能。距離も問題なし。器用さと安定感を武器にここでも先行粘り込みに期待。
⑥ゴルトベルク
使い込めないタイプで間隔を空けながら使われているが、6戦で3勝クラスまで出世したのだから能力は確か。母グルヴェイグも祖母エアグルーヴの成長曲線から見ても本馬の本格化もこれから。前走の着差は少ないが、まだまだ上積みが見込めるだけに昇級戦でもやれる。
穴③ショウナンハレルヤ
近走は不振を囲っているが、セントポーリア賞を牡馬を封じて勝った馬。その時の2着がアオイクレアトール。現級でも2着があり、その時の勝ち馬は重賞連勝中のヒシイグアス。3走前は中山1800m、2走前は出遅れと敗因があるし、前走はスローの上がり勝負決着に泣いた。スムーズに先行できれば粘り込むだけの力は持っているし、高速馬場をこなせれば。
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1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。