土曜の中山は総じて穴狙い。
これだ!という馬はいないけどどっかでハマってくれないかな。
中山1
穴⑧アナマリー
前走は新馬にしてはそこそこ締まった流れを2番手から5着。終いは甘くなったが、一度使われての上積みと条件替わりでの前進を見込みたい。デビュー時同様稽古は目立たないが、坂路・ウッド・ポリと様々なコースを織り交ぜながら中2~3日の短いスパンで丁寧に乗られているし、調教内容からも一度使っての上積みはありそうで。
穴⑮ネオトリニティー
3走前にダートに矛先を向けてからも枠順や出遅れ癖のせいでまともな競馬ができていなかったが、外枠を引いた前走はスタートを決めて先団を追走できた。1、2着馬(ノアファンタジー)は遥か先を走っていたが、本馬も直線入り口でまっすぐ追えないようなシーンがありながら、しぶとく脚を伸ばして3着と0.1差の4着。もともとへニューヒューズ産駒は当舞台を得意としているし、今回もスタートを決められれば更なる前進も。
穴⑥マザーフェイヴァー
今回断然人気のノアファンタジーとは同じ父で舞台適性は高い。近2走もワンパンチ足りないながらも悪い内容ではないし、前走はスリーマイトコーズとは0.1差しか違わなかった。それでいて今回の人気の乖離を見れば十分に妙味ある一頭。
※もう順番とも思わるのノアファンタジーはかねてから高い評価を与えてきた馬だが、中1週で主だった稽古はなし(もちろん調整程度の軽いところは乗っているはずだが)。ルーキーに初勝利をとの温情采配もどう出るか。人気馬での序列なら今回はスリーマイトコーズの方かなという感じがする。
中山3
穴⑥マサカウマザンマイ
前走は出遅れたが内目からスルスルと進出し、道中は内目の3番手付近を追走。直線も馬群を割って一瞬抜けてくるシーンもあったが、出遅れたにもかかわらず、ハイペースの流れを先団まで追い上げたことが祟って終いは伸び切れず。それでも距離を縮めるごとにレース内容が良化してきたし、当舞台複勝率31%を誇るキンシャサ産駒なら更なる前進があっても。
穴⑧オープンワールド
芝1400mのデビュー戦は殿負けを喫し、ダートの2戦目も結果が出ず。先行力には見どころがあっても今後も苦しいかと思われたが、2走前に外枠だったこともあって控える形となったことが奏功。逃げた馬と先行馬で決着した流れの中で4着までだったが、上がりは最速で最後まで止まっていなかった点に好感が持てた。そこから更に前進が期待された前走は、道中行きたがって終始鞍上が抱えながらの追走。直線も馬群が密集し右往左往するようなシーンも見られ追い出しが遅れた感もあった。上位には大きく離されたとはいえ、決してスムーズな競馬だったとも思わず酌量の余地ある敗戦。再び1200m戦に短縮してきた今回は、テンに速い馬も揃って自然と2走前のような差す形が見込める。その形で終いを生かせれば2走前のような脚を使えそうだし、この2週のように前残りのバイアスでなければ。ネオユニヴァース産駒は1-4-1-48(複勝率9.4%)なので軸にはしづらいがヒモ穴としてなら。
中山9
①アップライトスピン
デビュー以来連続好走が一度しかなく、それも3か月の間隔を空けてのもの。連続で使った時は好凡走を繰り返しており、凡走した後の今回は力を発揮できる番。5走前にヒシイグアスから0.1差2着、4走前にレイパパレから0.4差3着の力はここでは上。ルメール騎乗で人気にはなりそうだが、当舞台一番人気のディープインパクト産駒の複勝率は70%に近いので素直に軸評価。
⑪ココニアル
タートルボウル産駒は当舞台5-1-0-8と脅威の勝率35.7%。当舞台の2走前もスローを豪快に差し切る優秀な内容だったし、器用さが求められる条件だった前走の凡走は度外視したい。前走で逃げもしくは先行していた馬が半数近くいる今回は流れにも恵まれそうで。
穴⑩エヴァーガーデン
前走は小回りコースらしいタフな流れで自分の走りができずの大敗。逃げ馬タイプに往々にして見られる敗戦なので気にする必要はない。2歳時にココロノトウダイの2着、3歳序盤はグランデマーレの2着(そのレースではダーリントンホール、サペラヴィに先着)、ガロアクリークに先着など強豪牡馬相手に引けを取らない走りを見せていた馬。早熟でないことは2、3走前に証明済みだし、自分のスタイルで走れれば巻き返しも十分。
穴⑤メイオール
直近の勝利が一年前の当舞台。切れ味に乏しく今の馬場は合いそうだし、先週の坂路でも終い11秒台を計時するなど状態はやけに良さそう。
中山10
穴⑮ペイシャドリーム
近2走二桁着順からも波の大きなタイプだが、現級でも2度の3着があるように決して通用しない馬ではない。これまで4度の距離短縮時に4着以下がなく、3走前も1400m(重馬場)で16着から1200mで3着と一変してみせた。今回は当時と同じ、重の1400mからの短縮ローテとなるし、馬にとっては走りやすい臨戦となりそう。前走は大外枠で先行すらできなかったので、今回スムーズに先行できるようなら粘り込みの余地あり。
穴⑫クーファウェヌス
現級での3戦はもうワンパンチ足りない状況だが、前走も0.2秒しか負けていないように毎回差のないところまで脚は伸ばしている。自身の力は確実に発揮してくるタイプで後はメンバーレベルと展開次第というところまできているし、混沌とした今回のメンバーなら十分チャンスはありそう。関西からの連闘の意欲も買い材料。
人気馬見解
⑭スワーヴシャルル
サトノアーサーの下という良血で門別競馬からの返り咲き当初から素質の動きはかなり目立っていた。2走前は18キロ増の馬体重ながら楽勝とここにきての充実ぶりが目立っているし芝も問題ない。前走は昇級戦の距離延長でも崩れなかったし、大外15番枠だったことを加味すれば及第点以上の内容。これまでの戦歴から1200m変わりは当然プラス。右回りはどうなんでしょ?横山和騎手も…
⑪ブレイブメジャー
現級に上がって3戦1連対だが、入着を外した2戦も0.3秒しか負けていないように上位の力を持っている。デビュー当初はマイルで好績を挙げていたが、ダイワメジャー×サクラバクシンオーなら本質はスピード。1200mはまだ一度だけしか走っていないが、かえってベターな印象。桜花賞2着の母は6歳時にも1200mの重賞を制したように奥手のタイプだったし、本馬自身も5歳にしてキャリア9戦とここからの伸びしろも十分見込める。ルメール騎手とは一度だけコンビを組んで一番人気5着だが、一度でも手綱を取っている点はプラス。除外明けで稽古内容が微妙?かつ最終追いがポリトラックという点だけ気がかりで▲ぐらいの評価だが。
まずはこの馬から運試し
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。