狙い馬

2020.8.8(土)札幌の狙い馬

いや~ようやく一週間が終わった。

競馬をしていると一週間が早いなんて誰かは言ったが、今週は長かったすわ。

以前のように仕事の合間を縫って予想もできなくなったのが痛いんだよね(それが普通だろ)

だから、夜更かしして早起きして、ちょこちょここなしていく感じで。

好きな予想だから義務化したくはないけど、若干“しなければならない”モードに陥ってしまう感じもあるね。

それでもやっぱり読んでくれる人がいると思うから頑張れるのだけどね。

 

いつも言うように、私の目標は狙い馬が来てくれることが一番だけど、読んでくれる方が、「ちょっとこの馬面白いかも」とその気にさせることが二番。

狙いの根拠や過程を見てもらえたらそれで満足みたいな(満足すな)

 

あとは来るも来ないも時の運、買うも買わざるも貴方次第、私はブログアップでおなか一杯。

そんな感じでございます(笑)

 

でもね、やっぱり挙げた馬は切実に来て欲しいね。

 

札幌4

◎⑪ラブアンバサダー

初戦は2番人気でも稽古は地味。セレクトで億で売れた馬という触れ込みでの過剰人気だったように思う。ただ、その後半年の休養を経て、休み明け2戦目となる前走時あたりから、中身も伴ってきたようで稽古の動きが変わってきた。さらに今週は中1週での参戦ながら、ダート調教で前走時を明らかに凌駕する鋭い切れを見せた。戦績は振るわないが、ようやく血統と価格に見合う馬に育ってきたように思うし、前走も終いの脚は目立っていた。リリフレアやペプチドヒミコらがいてそこまで人気にならないと思うし、デビュー戦とは違って今は適性人気で買えるのもいい。

○⑧サトノヴィーナス

休み明けの2走前、ハイペースの逃げで差し決着を誘発しながら自身も4着に踏ん張った内容は評価できる。前走こそ逃げ馬を捉えきれず、終いに甘さを露呈して5着だが、この2走の行きっぷりの良さは今コースでは優位に働きそうだし、父ロードカナロアなら兄弟ほどの長距離志向は強くない可能性も。初の1500mという距離で良さが出そうなタイプに映る。

▲⑭アポロリリー

この馬の初出走のレースは小回り特有のタフな流れで先行馬にはきつかったが、経験馬相手のレースながらしぶとい粘り腰でいきなり3着に好走した。2走目の前走は当然反動の出ておかしくない臨戦、コース替わりもあって9着に敗れたが、能力負けではないだろう。ガサのない馬だけに間隔を空けてきた点は悪くないし、前走の新潟よりは札幌向きのタイプだろう。先行馬にこの枠は酷だが、スタートを決めて流れに乗れるようなら。

△⑫リリフレア

△⑬ペプチドヒミコ

※△の2頭は血統や騎手から人気することが分かっている馬たち。その割に休み明けや距離面など未知な面があるので、あえてヒモの位置に置いた。リリフレアは、リスグラシューの下で父カナロアという良血なら未勝利で終わっていい馬ではないし、ペプチドヒミコもルメールで意欲の連闘なら当然勝負度合いは高いのだろうが、ここは妙味と天秤にかけて。来るならあっさりというところだろうけど。

 

札幌6

⑫プモリテソーロ

一番人気に支持されながら12着と大敗した前走は明らかに道悪の影響だろう。ちょうど一年前の今時期に今回と同舞台でデビューして3着だが、当時の2、4、5着馬が勝ち上がっているし、2戦目は舞台を東京に移してビターエンダー(プリンシパルS)の3着。この時の2、4、6着馬もすでに勝利。

それだけの馬が、その後の5戦を勝ちあぐねているのが不思議なくらいだが、決め手の甘い面もあるのだろう。ただ、その5戦のうち、4着以下に敗れた3戦は、不良馬場だった前走、最内枠を悠長に構えすぎて徐々に後退し、なぜか直線は大外ぶん回しの羽目となった4走前、休み明け好走後の中1週で反動が出た5走前といずれも敗因は明確。今回は休み明けを叩いての一戦、前走はまともに走っていないので疲労もないとみる。ルメール確保も勝負の表れだろう。

 

札幌8

◎⑪ロンドンデリーエア

未勝利勝ちで現2勝のキッズアガチャーを3着に下し、現級2度の3着時の相手関係もななかなのもの。前走こそ4着に敗れたが、3歳限定ながらJDDで2着したダイメイコリーダを筆頭にかなりのハイレベル。今回は3ヵ月ぶりとなるが、当時に比べてメンバーレベルは低いし、当時だけ走れればあっさり勝てる力があるはず。ルメールを乗せてきたくらいだから仕上げにも抜かりはないだろう。

○④リーガルマナー

逃げれば好走、それ以外では大敗という分かりやすい馬。ならば今回は戦法に迷いはないはずだし、他に逃げそうな馬もおらず、おあつらえむきの流れが見込める。デビュー戦で1.3倍の支持を集めたように稽古でも動いていた馬。このクラスは優に突破できる力を持っているとみているし、流れ次第では本命馬を逆転できる筆頭かと。

△⑫カネコメノボル

2走前に突如開眼して1.6倍の馬をねじ伏せた。それがフロックでないことを前走でも証明したし、今回は2ヵ月ぶりを叩いた上積みも見込めそう。ともに走ったエブリワンブラックには完敗の形も、上昇度と臨戦過程の優位性から逆転の目もあるとみる。

危険人気馬⑥エブリワンブラック

キタサンブラックの全弟だが、出脚が遅く兄ほどの機動力にも乏しいので、展開次第でポカがあっても驚けない。前走時の臨戦過程が良かったので、その点での上積みも微妙。能力で差してきたとしても、よくて3着という臨戦。この手のタイプはどのみち人気だし、あっさりきたら諦める(そもそも完全に消しではなく、飛びも想定してというイメージで)

 

札幌9

◎⑤アルテラローザ

近2走は人気を裏切っているが、2走前休み明け、前走は一気の距離短縮。

母レディアルバローザが1800m重賞を2勝、その妹キャトルフィーユは札幌1800mのクイーンSを制覇、さらにその妹のエンジェルフェイスも1800m重賞を勝っているように、名うての1800m得意血脈の出。休み明けだが、一週前に芝で本番なみの好時計を課してきたし、仕上げに不安はなさそう。未勝利戦の勝ちっぷりと血統面から、このクラスにとどまる器ではないだろうし、適性十分と思えるこの舞台なら。

○⑥ギベルティ

期待した前走は正直期待外れの内容。休み明けだったが、ずっと攻めが手緩くその影響があったのかも。相変わらず稽古はパッとしないが、これは気性を考慮して陣営が成長を促しているのかなという気も。そういう意味では本格化は先かもしれないが、それでもキャリア一戦で臨んだきさらぎ賞で3番人気(4着)に支持された馬である。こちらも1勝クラスにとどまる馬とは思えないし、少なくとも前走以上には走ってくるだろう。

 

札幌10

⑩バンクショット

これまでの戦歴を見ても叩きながら上昇するタイプ。未勝利を7戦、1勝クラスを勝つのに5戦を要した。2勝クラスは今回で4戦目。型通りクラス慣れしてきた印象だし、1勝クラスを6馬身差で勝ったあの走りから遅かれ早かれいずれはこのクラスでも通用するだろう。抜けた馬のいないこのメンバーなら主役を張ってもおかしくない。

穴⑨ランパク

前走は慣れない1700m戦で道中出入りの激しい流れの中をしぶとく伸びて7着。先着を許した馬たちは勝ち馬ダノンファストを筆頭に手ごわい面々でこの馬としては上々といえる走り。3度目となるこの距離と叩かれた上積みを考慮すれば前進は見込めそう。メンバーレベルも前走より下。

 

札幌11

⑪ボスジラ

切れないディープインパクト産駒でこの兄弟はキャラが明確。洋芝の長距離はピッタリだろう。実際に本馬も1勝クラスとはいえ、一年前の当コースを4馬身差で圧勝。その後、2勝を重ねて今年はオープンクラスでの出走だが、近2走、重賞で揉まれた経験がここで生きてきそう。前走の目黒記念は痛恨の大外枠。9着とはいえ上がりは3位で4着馬とは0.1秒差なら力は十分に示したといえる。鞍上的に今回も後方からの競馬となるだろうが、前走逃げて勝利したシンボにヒュッゲ、他にブラックスピネル、ロサグラウカらの先行馬もおり、それなりに流れも向きそうで。

 

札幌12

◎⑨エピックガール

逃げ馬が大差の最下位に敗れるようなハイペースなのに、4コーナー早々先頭に立つような積極策は本来の本馬の脚質を考えれば愚策であった。今回は本来の末を生かした競馬を選択するはず。去年の函館で現級2着があるし、距離にも慣れてきたのでそろそろ圏内も。

○⑧ヴィディア

前走下した馬は次走を勝って昇級も2着。近2走上がり最速、底を見せないレース振りからもこのメンバーなら一枚抜けた力を持つ。母も洋芝が得意で、今回の条件で1勝クラスを勝利している。人気のオルフェーヴルという一抹の不安から対抗としたが、あっさり勝ちそうな予感もする。

△⑤ドゥシャンパーニュ

推奨していた前走で3着なら…というところだが、終始強い勝ち馬にプレッシャーを受けながら僅差4着なら健闘の部類か。稽古の動きから以前から能力を買っていた馬ということもあるし、前走と代り映えしない(むしろレベル低下)メンバー構成なら普通に走れば好勝負。

 

 


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