昨日の更新でひとまず軸はミヤジコクオウとした。
その上で今日は相手馬候補の見解を簡単に。( )は臨戦過程評価。
この中の何頭が出走できるか分からないけど、さすがに全馬除外はないでしょう。
ショウナンマリオ(→)
近2走も推奨しているこの馬は、当舞台で2戦2勝とコース実績は十分。2勝クラスで3着に敗れての臨戦ということで過去に好走例は少ないが、そのレース内容は見どころ十分だった。大外枠から掛かり気味の追走で4コーナー2番手の早めの競馬。最後は後方各馬の目標になり3着に敗れたが、その積極的騎乗は今回のレースで生きてくる。一週前追い切りではウッドで64秒台を計時と状態面の良さも目立つ。陣営からもレパードSを目標にしていたという発言が出ているが、確かにそんな調整過程。
テーオーケインズ(→↗)
前走はミヤジコクオウの軍門に下ったが、2走前には先着している力量馬。前走に関してはスタートで大きく出遅れて4コーナー14番手だったので、よく6着まで追い上げたという表現の方が相応しい。3走前に下したダノンファストは、前走で前述のショウナンマリオを封じて古馬相手に完勝、デュードヴァンともOP特別でクビ差の勝負を演じた実力馬で、この馬に勝っている事実は大きい。相手関係の比較から能力は上位と思えるし、前走敗因もはっきりしているので、巻き返しも十分。
ハギノアレグリアス(→↗)
2走前の上がり35.4秒、前走36.4秒、6着に敗れた3走前ですら36.0秒の上がりを使っており、上がり能力に長けた馬。前走で完封したアスターマリンバが次走で2着馬に3馬身半で楽勝しているように相手関係に恵まれての勝利でもなさそうで。抽選の身で川田騎手が手放すのは無理ないが、道悪にでもなれば差し込みがあってもおかしくないと思える一頭。
バンクオブクラウズ(→)
3走前にマドルガーナに勝利。私はこの牝馬を高く評価しているのでその点だけでも評価。鳳雛Sではミヤジコクオウに完敗の3着もダイメイコリーダとはクビ差。そのダイメイがJDDで2着している点からも本馬の能力を推し量れる。OP特別3着の実績をたずさえて2勝クラスに臨んだ前走は一番人気になるのも無理はないが、ここは4着と人気を裏切った。それでも相手なりのタイプなので、重賞になったからといって極端にパフォーマンスを落とすことはないだろう。父ロージズインメイは本レースでローズプリンスダムが11番人気で勝ったように舞台適性も高い(複勝率36.8%)。
メイショウダジン(→)
穴で狙った前走は個人的に無念の4着だったが、ダートでは初の馬券外だったように力のあるところは見せた。デビュー2戦目のネモフィラ賞ではミヤジコクオウと0.2差3着。タイム差なしだったショウナンナデシコは牝馬だが、ここに出走してくれば通用の力量馬と思っているだけに、キャリア一戦でこれらと差のない競馬を演じた点は評価に値する。父は当レースをきっかけにダート界の王者まで君臨したトランセンド。
ライトウォーリア(→↗)
先に挙げたバンクオブクラウズを封じて古馬相手に楽勝。ハイペースを先行してしのまま押し切った内容は強いの一語。負かしたサルサレイアは現級上位常連の馬だけにその点も評価できる。型にハマらないと脆い面は2走前に露呈しているが、新潟コースならそういった競馬にはならなそう。休み明け快勝の反動さえ出なければ好勝負も十分可能(ただし、反動が出る可能性はある)。
ラストマン(↗)
前走は2100mで36.3の上がりを使っているように上がり能力に長けた馬。馬券外となった2走前は出遅れて流れに乗れなかったので度外視できるし、まだ底を見せていない。距離を伸ばして良さを見せたし、ルメールも前走時にこのくらいの距離が合っていると言っていたので今回の舞台がどうかも、マイルでも先行するスピードを見せているし、競馬センスのある馬。好走レンジは広そうなので1800mあれば問題ないか。臨戦過程も今回挙げた馬の中では一番と思える。
今日も読んでもらってありがとう。
明日はエルムSのことをちょっと書きます。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。