セミリタイアへの道

アラフィフ男の奮戦記(1)

これは、コネなし・金なし・資格なしのアラフィフ男が、ブラック企業(ブラック社長)からの独立(セミリタイア)を夢見て悪戦苦闘する様を記す備忘録である。

書くことで決意表明にもなるし、具現化することもあるだろう。

同時に私が成功すれば、私と同じような境遇のアラフィフ親父の希望の星になれるかもしれない。その逆もしかりではあるが。

日々文章をアウトプットすることで、ライティング技術も向上するというし、とりとめのない内容になるかもしれないが、己のためにもなるべく更新を続けていきたい(ただし、このブログにおいて私が最優先するのは競馬である)。

 

さて、私が会社を辞めたくなったのは、悪徳社長(あだ名は董卓=三国志演義の中で最も悪辣に描かれる武将)から逃れたいというのが一番だが、実は他にも理由がある。

 

それは、最近、我が社に2人の新入社員が入ってきたからだ。

この新人は、いずれも私よりも若く、優秀で、背も高く、容姿も上ときた。

私が勝っているところといえば…年長という点だけか?

 

彼らの巧みなパソコンさばきを見ていると、私は自身の無力さを痛感し、正直なところ彼らに対して嫉妬めいたものすら感じてしまう。

 

再び三国志ネタで恐縮だが、劉備玄徳と義兄弟の契りを結んだ関羽と張飛は、諸葛孔明の出現時、劉備と孔明の親密な様子を見ては嫉妬心をメラメラと燃やしたという。

それはそうだろう、関羽と張飛は、孔明登場のはるか昔から劉備と苦楽と共にしてきたのだから、ポッと出の若造なにするものぞという気概であったろう。

 

私も優秀な新入社員の姿を見るにつけ、「関羽に張飛、俺も君らの気持ちが分かるよ」などと妄想していたのだが、そもそも私は劉備ではなく董卓の下で働いているのだし、関羽や張飛ほどの能力もないことに気づき、余計にむなしくなった次第である。

 

とはいえ親父の嫉妬ほど醜いものはないので常に平静は装ってはいる。

しかし、内心は心中穏やかではない。

これまでは、こき使われているとはいえ、董卓からの業務命令はほぼ私のもとに降りてきていたのだが、今後、私は捨てられ、彼らのもとに指令は移ることだろう。

それはそれで面倒な案件から逃れられるという意味では嬉しいのだが、若干さみしくもある。

これがアラフィフ親父のちっぽけなプライドなのだろうか。

 

しかし、そんな新人の出現が私のハートに火をつけたことも確かだ。

今からでも何かを学んで彼らに勝る技能を身につけた上で董卓のもとを去る。

これが私のシナリオだ!

 

そこで私が目を付けたのがアフィリエイトでの収益化だったのだが、紹介したい商品に適した画像などをどうやって集めたらいいのか(自分で作るのか)、どのようにアップしたらいいのかすら分からない体たらくときた。

 

よって、まずはPhotoshop、イラストレーターとかいうの(素人感w)を学ぶことにした。

前者は「写真屋」、後者は「イラストを描く人」などと思っていた私である。

そんな私が果たしてこれらをマスターできるのか!?

いや、するしかない。

例えマスターできたとしても何か変化があるかは分からないが、少なくとも自身の糧にはなるだろう。

幸いないことに、24,000円もするWEBデザイナーのオンライン学習講座を、92%オフ(どんだけ~)の1,890円で購入することもできた(それ、騙されてるよ、のツッコミはなしねw)。

 

さっそく明日から隙間時間を見つけてコツコツ学んだるぜ!(とりあえず息巻いてみたオッサン)

その決意表明として、これまで録りためていた『武則天』という、ファン・ビンビン主演の中国ドラマ50話分を一気に削除した。

このドラマを観る暇を学びの時間に回すことにしたのだ。

 

なんつって、明日からは競馬予想で忙しいんだよな~

 


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