狙い馬 競馬

2024 京都大賞典 臨戦過程評価

Xで「京都大賞典はプラダリア」なんてポストしたその翌朝、直線を向いて先頭に繰り出さんとしたプラダリアが前を行く馬がバランスを崩した煽りを受けて4着…という夢で目覚めた。何という夢…

夢は見ていても覚えていることの方が少ないと言うけれど、この夢はしっかり覚えていた。何かのお告げだろうか?

そして、改めて競馬ブックで【中間の気配から】のコーナーでプラダリアの状態を確認すると、一口短評で「活気が感じられない」とあった。未だかつて見たことのないかなり厳しい酷評である。普通のデキで出てきてくれさえすれば、プラダリアがこの条件で崩れるとは思えなかったが、これはちょっと考え直さないといけないかもしれない。G1では足りないのだから、このG2を目標にしっかり仕上げてきて欲しかったよ…

 

ケイアイサンデラ(⤴)
前走は条件クラスで辛勝だったが、相手は条件上位のシェイクユアハートだし、これに競り勝ったことに意義がある。控える競馬で結果を出せたことも収穫。2走前の目黒記念は壁に当たったが、これは東京でスローに落とし過ぎての切れ負け。開幕の京都では切れ負けしそうだが、バビットの出方次第ではそれを盾にした(2番手から)有利な立ち回りは出来そうで、あながち無視はできない。

サトノグランツ(→)
臨戦過程は可もなく不可もなくだが、単純に地力は上位。3走前の日経新春杯はブローザホーンには完敗あったが、負け方は良かったし、その後も先行策が取れるようになったのは本格化と言っていいだろう。前走の目黒記念は33.7の上がりを使いながらの切れ負け。京都の軽い馬場より阪神の方が合っているが、父も制した舞台で適性はありそう。

シュバリエローズ(⤵)
下降というほど悪くはないが、同路線のサトノグランツとの差を付けるためにあえて下降に。2200m以上を使い始めた3走前から長距離資質が開眼しているので今回の舞台も悪くはないが、前走の目黒記念はスローを見越した鞍上のベストアシストがあったことも確か(それでもクロミナンスやサトノグランツを抑えたのは立派だが)。ハンデ戦から別定戦。ひと夏越しての成長度は2歳若いサトノグランツの方が上だろうし、連続先着できるかどうかは微妙なところ。ただ、好走を続けているにも関わらず今回も軽視されるようなら、競馬の定石として考えても狙って面白いタイミングではある。

ジューンアヲニヨシ(→)
前走(新潟記念)は夏場に関わらず16キロ増の太め。陣営も認める通りの仕上げミス。それに新潟芝2000mという条件も距離不足かつ軽すぎる条件だったので舞台は大きく好転。ただ、近2走がハンデ戦で大敗。からの別定G2ではさすがに荷が重い感じもする。

スマートファントム(→)
3勝クラスを勝った直後の天皇賞4着(ブローザホーンから0.2差)は人気を考えればかなり立派。ただ、このレースは人気のドゥレッツァ、サリエラ、タスティエーラらが勝手に自滅した感じもあるし、無欲の自身の競馬(追い込み)に終始した本馬は漁夫の利を得た感はある。基本他力型の馬で前走から人気が上がるのは歓迎要素ではないし、開幕の京都というのもベストとは言えない。

ディープボンド(⤴)
宝塚記念(7着)は天皇賞激走後(3着)の反動で走れなかったのも無理はない。よって前走比では臨戦面は上昇。懸念は開幕の京都だが、去年も意表をつく差し競馬で(それが裏目となりながら)とても届かないような位置から3着に差し込んだ。去年までは秋のG1を見据えた仕上げ&レース振りだったが、今年は先というよりこのレースに注力している感のある仕上げに映る。

ドクタードリトル(→)
圧勝後で勢いのある臨戦自体は悪くないが、臨戦的には前走の方が良かったし、条件自体も前走の方が合っていた感がある。前進気勢の強い面もあって2Fの距離延長は微妙に映る。

バビット(⤴)
前走(七夕賞)はテン33.6の異常な逃げで大敗も致し方ない。むしろこの逃げで最下位まで垂れなかったことを評価したいくらい。距離延長で自分の形で競馬はしやすいだろうし、本馬自身の臨戦は上昇。ただ、冬の京都記念で3着しているものの、パワー型の馬で開幕の京都2400mがどうかという感じはする。

プラダリア(⤴)
前走(宝塚記念)はスローを好位から立ち回って4着だが、早めに先頭に立って目標になってしまったし、スローといえども道悪でパワーと持続力を求められていた。そういう条件が得意なブローザホーンやソールオリエンスらに後塵を拝したとはいえ、能力的に全く太刀打ちできないという感じではなく、条件次第で逆転可能。去年の当レースの覇者で京都との相性も◎(道悪の方がベターだが)。G1では足りないが、G2なら確実に上位争いできる馬。問題は冒頭に記した状態面。悩ましい。

ブローザホーン(→)
去年の当レースでは競走中止となった馬が1年でG1タイトルを獲得し、堂々主役として参戦。年始に当コースで行われた日経新春杯の内容が優秀だったし、得意の京都でまともなら崩れないだろうが、上半期の激走後、完全にオーバーホールした後の初戦という懸念はある。陣営の目標は有馬記念という。だとしたらここでフル仕上げはあり得ない。…が、それでもあまり捻る必要のないレースなので素直に行った方がいい気はする。

 

東京盃はシャマルから買いたいけど相手も堅そうな割に絞れないので見るだけにしときます。

 


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