NHKマイルCは初めから難解と思っていたので、G1だからといって特別視せず観戦料程度に参戦。以前から言っているが、私にとってはG1も未勝利も馬券で勝負する上での上下はなく、むしろ未勝利や条件戦の方が勝負には向いていると思っているくらい。
とはいえG1ともなれば皆が注目するし、あれほどの大混戦&道悪の中でもしっかり的中されている方も多く目にする中で見当違いの狙いになってしまったのは何とも悔しいし、何より予想としてお披露目している以上、見てもらった方に申し訳ない気持ち…m(__)m
シャンパンカラーについてはNZTで本命にしていて、その時の臨戦過程が良くて好走したので、今回は前走以上の臨戦にはないと評価を下げてしまったが、週中にツイートした通り稽古の動きが抜群でその点はこわいなとは思ってはいた。ただ、ウンブライルやオオバンブルマイは良い臨戦と思えなかったし、どうやってもここは完敗…
そもそもこのレースは前のブログでも記したように、過去にもダノンスコーピオンやカテドラルなど臨戦過程が良いとは思えない馬に好走されていて相性は良くなかった。ここ数年の結果を省みると、勢い重視の若駒戦らしく臨戦云々よりも単に近走で好調の馬をそのまま買っておけばいいのかなと思う(ただし、適性の異なるNZTで強い勝ち方をした馬は消す)。来年までこれを覚えていられたら、来年は活かしたいと思う。
さて、今週のヴィクトリアマイルは去年はソダシから的中。ソダシが4番人気って今に思えばおいしかった。この時は1番人気のレイパパレ、2番人気のソングラインの評価を下げていたので、こちらのレースに関しては相性が良いと思い込んで(思い込み大事)今年も連続的中と行きたいところ。
今年の1番人気はスターズオンアース、2番人気ソダシ、3番人気ナミュール
どれも強いし、レース前は「だいたいこの3頭で決まるんじゃね?」とすら思ってしまう馬たちだけど、競馬はそんなに甘くない。過去10年上位3番人気での決着はないのだから、むしろこの組み合わせの3連複は買わない方が得策と思えるくらい。これで決まったとしてもどうせ安いしね。
そして過去10年、6番人気以下の馬が必ず3着内に好走(うち6年で二桁人気馬も激走)。不思議だけど、毎年のように英知ある競馬ファンの目をかいくぐってこの手の馬が絡んでくる。
今年もそんな人気薄馬が絡むと想定して穴馬の発掘作業にいそしみたい。
【6番人気以下で馬券になった馬の特徴】
★G1馬が近走不振で人気を落とすパターン(A)
・ホエールキャプチャ 12番人気2着
・ヴィルシーナ 11番人気1着
・ストレイトガール 7番人気1着
・レシステンシア 6番人気3着
⇒先の3頭は前年の覇者なのにこの人気。今年のソダシがこんな人気だったら飛びつくんだけどね…。あとは前年3着に好走しながら翌年は8番人気だったジュールポレールが1着。リピーターの強いレース。
★前走、重賞で好走していても人気薄(B)
・ケイアイエレガント 京都牝馬S1着から12番人気2着
・アドマイヤリード 阪神牝馬S2着から6番人気1着
・ジュールポレール 阪神牝馬S3着から7番人気3着
・レッドアヴァンセ 阪神牝馬S2着から11番人気2着
・ランブリングアレー 中山牝馬S1着から10番人気2着
⇒このうちアドマイヤリード、ジュールポレール、レッドアヴァンセは2走前が準OP(3勝クラス)でそこを勝った勢いで重賞を好走し本番でも好走だから、重賞キャリアの浅い馬でも通用する(むしろ何度も重賞に挑戦して結果の出ていない馬よりも鮮度のある上がり馬の方が良さそう)。今年はルージュスティリアが阪神牝馬Sで好走していればといったところだったが。
★その他(C)
・デンコウアンジュ 11番人気2着 近走不振も2歳時に当コースのアルテミスS勝ち実績
・ミナレット 18番人気3着 買える要素は見出しにくいが、強いて挙げれば逃げ馬
・クロコスミア 11番人気3着 それまでにエリザベス女王杯2年連続2着や府中牝馬1着の実績はあったが、東京マイルのイメージがなく人気を落としていた。府中実績がある上で逃げ先行脚質の馬には要警戒ということで。
以上から今年のメンバーで該当しそうな馬は…?
・クリノプレミアム(前走重賞で好走していても人気薄)
⇒去年同様のローテで去年は16着。コロコスミア風味はあれど、スケールで劣るし、さすがに適性外。
・サウンドビバーチェ(前走重賞で好走していても人気薄)
⇒負けたレースの多くに明確な理由があり前走でようやく真価発揮。東京はどうかもことさら評価を落とす必要はない。前走は確かに流れに恵まれたが、今回も恵まれそうな可能性も。そして何より中間の稽古の動きが素晴らしい。
・サブライムアンセム(前走重賞で好走していても人気薄)
⇒本馬も負けたレースの多くに明確な敗因があり、2着に好走した前走にしても直線で仕掛け遅れ。それに阪神牝馬S組は1着馬より②③着の方が相性が良い傾向もあって多少の警戒は必要。ただ、出遅れ癖があって乗り難しい面があるし、後方からいって上位馬との差し比べに勝るイメージはない。三浦騎手への手替わりも…?
・スタニングローズ(G1馬が近走不振で人気を落とす)
⇒桜花賞も回避したくらいでマイルの高速決着がどうか。ここに挙げた中では人気になりそうだし、そこまでの魅力は感じない。枠と人気次第。
・ステラリア(前走重賞で好走していても人気薄)
⇒福島牝馬Sとの相性は良くはないレース。しかも本馬は休み明け好走の反動の懸念、距離短縮もマイナス。
・ソングライン(G1馬が近走不振で人気を落とす)
⇒この馬は5番人気以内には入ると思うので穴馬としての魅力はないが普通に高評価。
・メイケイエール(G1馬ではないがそれに匹敵する実績馬)
⇒前走高松宮記念で1番人気大敗後からの巻き返しは去年のレシステンシア。マイルのチューリップ賞の勝ち馬で桜花賞でもソダシと0.2差だから過去には距離実績もある。前走は不良で内枠という最悪条件。ただ、ずっと1200mばかりを使われてきたことがどう出るか。気性もなぁ…
・ララクリスティーヌ(前走重賞で好走していても人気薄)
⇒京都牝馬Sからのぶっつけという例が少なく評価に悩むが、東京は2戦2勝、マイルも2戦2勝なら残しておきたい。
上記の中だと、サウンドビバーチェ、ソングライン、メイケイエール、ララクリスティーヌ、スタニングローズあたりか。ただ、ピックしている途中で気づいていたけど結構候補馬が多い…(-_-;) その上、実際のところ、あまりピンとくる馬がいないのも正直なところ。。。
去年のレイパパレやソングラインが臨戦的に怪しいと思えたのとは裏腹に今年の上位陣はなかなか強固な感じもするし、案外平穏決着?
いやいや、1番人気のスターズオンアースは決して良い臨戦ではないし、諦めずに今週を通してじっくり検討していきたいね。
今日のところはこんな感じで。読んでもらってありがとうございましたm(__)m
特別登録からの狙い馬。頭数、枠順次第では複勝転がし要員かも。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。