阪神ジュベナイルFは完敗でございやした。。。
・能力を買っているステルナティーア、ベルクレスタも臨戦過程自体は平行線
・ウォーターナビレラは臨戦過程が悪く良くて3着では
・穴ならラブリイユアアイズ(手書きにてCとしてピック)
といった感じで断片的には当たっていたけれど、肝心の軸馬ナミュールがあの結果では。
そもそもこのレースは、"ウォーターナビレラが1番人気なら軽視して面白い"という位置付けだったはずなのに、当初の想定とは裏腹にウォーターナビレラが4番人気(実力馬がこのように軽視された時は逆に狙い目)、週初めは3番人気くらいの想定だったナミュールが1番人気に祭り上げられた。その時点で馬券的には買う価値のないレースになっていた。
でもって今週の阪神フューチャリティSもまるで食指がそそられないのでおそらく馬券的にはパス。予想としては、無難にいくならセリフォス、ちょっと捻るならダノンスコーピオンといった感じだけど、まぁ見るレースですな。
馬券的な関心が強いのはターコイズS。こういう難しい推理ゲームほどやりがいがある。登録25頭で出走できれば本命も考えていたホウオウラスカーズあたりが25番目という狭き門。
でも、昨今の少頭数レースの多さには辟易しているので、こうやって頭数の多い特別登録を眺めているとそれだけで予想魂がうずいてくる。
秋華賞前から「秋華賞後にターコイズに出てくれば勝負!」と手ぐすね引いて待っていたアナザーリリックの名がないのが残念だが、いないものは仕方ない。
というわけで今回は、本命候補と人気馬2頭と穴馬1頭の見解を記そうと思う。なお、本命候補の3頭は臨戦過程が(↗)という前提。
本命候補
スマイルカナ
去年の当レースの覇者でコース適性は高い。以後は4戦していずれも二桁着順。当コースも2戦して大敗したわけだが、4走前のダービー卿はデキがひと息、2走前の京成杯が大外枠で流れも向かず(同型コントラチェックも強く)いずれも言い訳の利く敗戦。3走前のヴィクトリアマイルは適性合わず、相手も強く、前走リステッドは圧倒的外差し有利馬場を33.5の逃げでは15着に沈むのも無理はない。
4戦連続二桁着順ともなると、順張り(調子のいい時ほど買える)ディープインパクト産駒としてはなかなかに微妙な近走だが、前述の通りいずれも敗因は明確だし、何気に今回の臨戦過程は昨年以上。昨年は微妙な臨戦過程と評していた上に柴田大騎手だったので「やらかしもあるな、ムフ♪」と見ていたらきっちり勝ち切ってしまったのだから驚いた。今年はその昨年以上の臨戦過程。近走リズムこそ悪いがまだ4歳なら能力自体は老け込む年ではないし、一変の激走があっても不思議ない。
スマートリアン
未勝利勝ち後はチューリップ賞、紫苑S、京成杯、府中牝馬Sの4戦以外はオール馬券内。スイートピーS、谷川岳S、米子SといったOPでも2着だからこの安定感たるや頼もしい。しかも2着時の勝ち馬がロータスランド、デゼルといった重賞勝ち馬だから、本馬もタイミング次第で重賞勝ち(までは行かずとも馬券内)も間近だろう。
2走前の京成杯が休み明けながら果敢に先行して勝ち馬から0.1差4着。3着グレナディアガーズを苦しめたしぶとさは評価できる。前走の府中牝馬Sでは6着に着順を落としたが、休み明けを激走した後の一戦では能力を発揮するのは難しい。同様に京成杯で好走したカテドラル、グレナディアガーズは次走がG1だったとはいえ人気を下回る凡走。2着コントラチェック、6着レイエンダの次走はそれぞれ⑮⑯着。5着カラテに至っては故障のため出走すらできなくなってしまった。
これらが京成杯好走の過酷さ(反動)を物語っており、それは本馬の府中牝馬Sでの馬体重にも現れていた。本来なら叩いて絞れていいはずの一戦で16キロ増。これでは能力は出せない。が、それでも6着。これが本馬の今の力。今回しっかり追い切られて絞れてくれば2走前以上があると考えるのが自然。
唯一の懸念は本馬が穴狙いされやすいタイプであること。先週のナミュールではないが、想定以上に人気になるような馬は期待値が下がるので。
フェアリーポルカ
2走前のクイーンSは絵に描いたようなそれ4(着)。勝ったテルツェット、2着マジックキャッスル共に牝馬では相当な力量馬だけに、それらと0.1差なら仕掛け一つの差だったとも言えるが、3着サトノセシルに差されてしまうあたりは少々物足りず、これが5歳になっての僅かながらの衰えか?という気がしないでもない。ただ、前走の福島記念に関しては牡馬相手のタフな2000mで展開まで超タフだったのでこれは致し方ない敗戦かと。むしろ先行して7着ならよく頑張っているという見方もできる。先ほど衰えを懸念したが、今年に入っても牝馬限定の芝に限れば③④着(0.1差、0.2差)と一定の力は発揮しているし、去年の当レースも3着している。今の中山が少々時計が速いことは気がかりだが、まだまだ侮れない存在であることに違いない。
以上、上記3頭のうち、枠順、追い切り、人気等を加味して本命を打とうと思う。
人気どころの見解
アンドラステ
本馬に関しては、昨年のターコイズS(2着)で本命、前走の府中牝馬S(2着)でも本命、逆にマーメイドS(4着)、関屋記念(8着)では高い評価を与えていなかったようにうまく取捨選択ができている。いずれも臨戦過程から判断しているが、同様に臨戦面で評価すれば今回は「評価できない」番となる。昨年の当レースンの2着馬で、1、3着馬を本命候補として挙げながら前走で好走した本馬の評価だけを下げたのは、単純にコース適性や能力だけで評価しているわけではないからだ。そろそろ岩田息子が初重賞制覇を成し遂げそうな気がしないでもないが(今年チャンスがあるとしたら今回くらいなので)、それなりに人気する上にそこそこ人気になるならヒモの一頭で十分かなと。
マルターズディオサ
この馬は昨年2着した阪神Cの予定をやめてこちらを選択したそうだ。阪神Cに出走してくれば間違いなく本命候補だったけにこの路線変更は痛い。もったいない。なぜだ!?とすら思ってしまほどだが、天秤にかけてプロが選んだ選択ならこちらでも当然ながら脈があるということなんだろう。
確かにこの馬はG1レース以外はほとんど崩れていない。馬券外は桜花賞、オークス、高松宮記念、ヴィクトリアマイルと後は大きく出遅れて流れに乗れなかった京成杯のみ。京成杯はまともなら馬券内といった感じなので、自分より弱い相手には基本崩れないタイプなのだろう。
ということで今回も崩れないだろう。ただ、これまで1番人気は未勝利戦の一度だけのこの馬、過去にも馬券になったのは軽視された時の方が多い。この手のタイプが人気になったら得てして。。。というシーンも多いので、1番人気ならまず本命にはしない。2~3番人気でもうま味はないかなぁという感じ。
穴馬
クリノプレミアム
2走前に本命を打ち、私と相性の悪い三浦騎手としばしの和解を献上してくれた相性の良い?馬だが、その時に逃げがハマったことで前走も逃げを選択してしまい失速。牡馬相手に楽なペースではなかったし、休み明けで14キロ増ならこれは酌量の余地ある敗戦。本来は逃げずとも競馬のできる馬だし、むしろ逃げずに好位から進めた3走前の松島特別の勝ちっぷりが素晴らしかった。
2走前もスローで押し切ったわけではなく、平均ペースで持続的に脚を使える点がセールスポイント。その証拠にこれまで連対した8戦でスローペースは皆無。そういう意味では重賞のペースは合いそうだし、血統的には東京より中山の方が向いている。今回はメンバー的に自然と好位差しの形になりそうだし、そうすれば3走前の松島特別の走りよ再びという夢も見えてくる。
↑今週の特別戦で狙っている馬
先週はエアロロノアを挙げて人気でしたけど1着
今週もどうぞよろしくお願いしやす!(^^)!
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。