狙い馬 競馬

2025 AJCC 臨戦過程評価

AJCCが来ると思い出すレガシーワールドの想い出。有馬記念で2着に激走したばかりのレガシーワールドが参戦。その前年は条件戦ばかりとはいえ、7月、8月、9月に各2戦。さらに10月、11月にOP特別を連勝、そこからジャパンC4着。からの有馬記念2着。からのAJCC参戦だから驚いた。当時は今ほどゆとりローテではなかったが、当時であってもここまでタフな馬は珍しかった。

首をグッと下げてひたむきに走るレガシーワールドが大好きだった。だから有馬記念もレガシーから買っていたが、あいにく相手が15番人気…。せっかくレガシーがきたのに相手がー!なんてことを33年前からやっていたのだ(笑)

だからというわけではないが、AJCCではその分もきっちり返していただきましょうと、もらったばかりのお年玉を(お年玉をもらう年齢だったんだねぇ)レガシーからの馬券にズドン!と突っ込んだ。相手本線はレオダーバン。菊花賞馬がここで復活と睨んだわけだ。

しかし、レオダーバンは復活せずブービー負け。代わりに復活したのはホワイトストーン。こっちかー!と…

ホワイトストーンは単勝1.4倍のレガシーワールドに影も踏まさず逃げ切り勝ち。当時のトップジョッキーだった柴田政人の意表をついた逃げが奏功したのであった。そして、私の馬券はあえなく撃沈したのであった。確か7万円くらい買っていたかなぁ。貴重なお年玉を…。今に思えば、祖母や親や親戚の皆さんに申し訳が立たないね。

当時はまだ若かった。7万失っても何とかなるさという心意気があった。今はそんなの無理だね。将来の不安、老後の不安…そんなことを考える年代になった…😅

でも、本当に自信のあるレースなら当時のようなひりつくような勝負をまたしてみたいものだね。きっと複勝がいっぱいいっぱいだけど。

さて、今年のAJCC。レガシーワールドではないけれど、久々に有馬好走馬が参戦。パッと見豪華。勝負レースという感じではないけれど、観るのに楽しみ。

アウスヴァール(→⤴)
前走はバビットとの無謀な逃げ争いを演じてブービー。参考外で良さそう。能力的には大きく見劣るが、同舞台のオールカマーで恵まれたとはいえ2着がある。当時以上にメンバーが揃っており二匹目のどじょうはないと思うが、臨戦面に限ればやや上昇。

アラタ(⤵)
福島記念は強い内容だったが、ある意味激走だっただけに反動の懸念はある。2カ月以上空いているので疲労は薄れている可能性はあるが、明けて8歳だけに連続好走は容易ではないのでは。能力的にもG2では一枚足りずの過去戦歴。

エヒト(→⤴)
前走は海外明けの休み明けだったし、強い逃げ馬を追いかける番手の位置で流れもきつかった。叩いた方が良さそうだし、好走歴のあるレースで条件的にも大きく好転。明け8歳でも坂路の動きはに衰えは感じられず、現時点で消しとはしない。鞍上が決まっていないのは不満だが。

コスモキュランダ(→⤴)
菊花賞は臨戦微妙で距離も長く、前走の一気の距離短縮もキャラ的に向くとも思えなかった。それでも出遅れながら早めに動いて6着まで押し上げたのは地力の証だし、悲観するほどの内容ではない。今回は舞台が大きく好転。中山であればジャスティンミラノ、アーバンシックと互角に走れる実力馬。勝ち負けも十分。この馬の道中の動きがレースのカギにもなりそう。

ダノンデサイル(→⤴)
前走も臨戦過程は良かったので、臨戦的な上積みは乏しいが、別段悪いということもなくやや上昇といっていい。そもそも世代トップクラスの実力馬だし、有馬3着後にここに出てくるぐらいだから結果は求められる一戦。血統面、脚質面からも死角は少なく、戸崎騎手への乗り替わりでも、むしろ主戦より安心感がある。

チャックネイト(→)
休み明けで臨戦面の評価は不能だが、自身は休み明けで【4-0-2-1】なので、そこまで減点要素ではないのでは。函館記念は大外、札幌記念はスローの前残りと酌量の余地ある敗戦だし、昨年の覇者で当レースの覇者でコース適性も問題ない。仕上がってさえいれば無下に軽視はできない存在。

ディープモンスター(⤵)
前走は2走前に不細工な競馬をした後で走れる態勢の整っていた好臨戦、かつ控えたことで流れも向いた。そういう意味で臨戦的な上積みは乏しい。ただ、相手なりに走れる馬だし、これまで順調に使えなかった馬が、順調に使ってきての叩き3戦目。現時点ではヒモには残す。

ビザンチンドリーム(→)
菊花賞は2着と0.1差の5着だから評価が必要だが、距離を延長したことでいつもより追走に余裕が出来ていたことも確か。血統的に当コースの適性自体は高そうだが、テンの遅さ、機動力のなさはひと夏越しても変わらず。どちらかといえば日経新春杯の舞台の方が向いていた印象がするが。

ボーンディスウェイ(→)
臨戦過程は前走時の方が良かったが、当コース向きの先行力は魅力。オールカマーのような単調な流れにはならないだろうが、当時のようにアウスヴァールが楽な逃げを打ち、本馬が2番手という形になれば、本馬が当時3着だったリカンカブールの立場になっても。

ボルドグフーシュ(→⤴)
チャレンジCは長期休み明けを考えれば地力を示す4着。叩き2戦目、距離延長と減点要素はないが、このレベルの馬が月曜日時点では鞍上未定(ブック参照)→三浦騎手?
馬自身は長期休養明け好走の反動は多少気になるが、叩いて絞れてくれば順当に良くなってきそう。能力値はここでも最上位レベル。舞台も前走以上。

マテンロウレオ(→⤵)
前走は休み明けでも仕上がりが良かったし、うまく溜めの利いた競馬で全てが噛み合った印象。もともとの実力馬がようやくスランプを脱した感じではあったが、ここは更に一段レベルが上がる。2年前の京都記念だけ走れればという感じだが、さすがに当時のレベルにはないのでは。

ライラック(→)
臨戦面の上積みはないが、当コースの適性は高そう。前走にしても上がりは最速。明け6歳でも衰えはない(3着とタイム差なし)。中山ではフェアリーS1着、紫苑S3着、日経賞4着、有馬記念13着と有馬以外は崩れていない。この相手でも無視まではできないか。

レーベンスティール(⤴)
前走は緩いレース質のオールカマーを勝った後の最高峰のG1で馬としてはかなりきつく感じる臨戦だった。その上、枠も大外では戦前から厳しい見立てができた一戦。G1だとちょい足りずの印象はあるが、あそこまで負けたのは他の要素もあったとみる。G2レベルなら最上位級の力の持ち主。この舞台のG2を2勝と非根幹距離の適性も高いが、ロスなく立ち回ったオールカマーが意外と辛勝だった点をどう表するか。当時のように内目で脚を溜める形が理想。

 

レースは序盤はアウスヴァール、ボーンディスウェイ、エヒトあたりが淡々と行くんでしょうが、途中から序盤は後方にいるであろうコスモキュランダがセントライト記念のような形で早めに動く可能性がありそう。そうなると地力のない馬は脱落。出入りの激しい中でインでジッと溜めてイン突きができる馬、あるいは後方でジッと我慢の漁夫の利を狙う馬あたりが穴っぽいのかなと。よって枠順もカギとなりそうです。

 


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馬券的には小倉牝馬Sの方が楽しみ。こちらは軸は迷わず2頭に絞れた(2頭だから迷っているといえば迷っているけど、たぶんダブルAで2頭から買うかな)。そのうち1頭を挙げておきます。

そういえば先週ここで挙げたドラゴンウェルズ5着。ごめんなさいm(__)m

臨戦的にも盤石だし、普通に乗れば馬券を外すことはないと思っていましたが、テン33.8の逃げで1、2番人気で共倒れ。3歳戦の10頭立てで上位が全て差しなんてことは滅諦にないけれど、展開次第ではこんなことが起きてしまうんですね。言い訳になってしまいますが、こういう流れまではなかなか読めないです。が、これも競馬なんですね。

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