先日、FXに手を出したんですよ。手を出したといっても本格的に投資するためではなく、A8ネットのセルフバックで、口座を開設して一定額を取引きをすれば1万数千円の報酬を得られるという案件で。
株式投資なら以前にもやったことがあって「か」くらいは理解しているけど(100万近く負けたけど)、FXに関しては「え」すらも理解していない状況。買い方も分からなければ、売り方も分からず、大丈夫かいなという感じだったけど、まぁ一定額取引きしてすぐに手仕舞いしたとしても報酬は得られるようなので、いっちょやったりますかと(普段は慎重なのにこういう時にたまに暴走するやつ)。
というわけで、口座開設して、専用サイトに行って、見方もよく分からないけど、そこにあった「買い」のボタンを恐る恐る押したところ…
買えたどー!(当たり前)
報酬を得るための規定額は90ロットと書かれていて、「ロットってFXの単位なんかな?」というレベルの私、10ロットを買ったことでいくらになっているのかもよく分からないまま、勇気をもって90ロットまで買い重ねていこうとしたわけ。
勝った後はすぐに10回売れば、取引きしたことになるから報酬(→馬券代)ゲット!
という算段だったのに、2回目に10ロットを購入しようとしたら、「証拠金が不足していて買えません」みたいな表示が…
え、え、え? なに証拠金って?!
一回取引きしただけで、数分の間に大暴落して次のロットを買うことすらできなくなってしまったの???
口座には5万円入れていて、最初に10ロット買ったけど、もう証拠金がない?
そういえばFXってレバレッジが掛かるから1日で破産したとかいう話を聞いたことがある。やばいよ、やばいよ。
慌てて買った10ロットを売りに転じて「売り」のボタンをポチッとしたら、またまた証拠金が足りませんと。
えー、買うもダメ、売るもダメ、いったいどうしたらいいねん。
レバレッジが16倍とか表示されていたから、数分で一気に暴落して5万円失ったのか…
半ば観念しつつ取引会社に連絡を入れたところ、決してそういうわけではなかったみたいだけど、話を聞いてもよく分からないので、なんでもいいから早く決済したいと伝えたところ、成り行き決済のやり方を教えてもらって、無事に決済完了。ふぅ
結果300円のマイナス。
1万数千円稼ごうと目論んでよく分からないものに手を出して、300円の損失ならまぁ勉強代にしても安く済んだかな。
しかし、FXって1秒単位で数値が変わって、自分の資産額が上下するのを目の当たりにする怖さとスリルがあるね。だからといってもうやるつもりはないけど。
最近はAIのFXの案内をよく貰うけど、うまくすれば一攫千金あるんかなぁ。まぁやるつもりはないけど(2回目)。
やっぱりよく分からないものに手を出すものじゃないね、チャンチャンというお話でした。
さて本日は紫苑Sの考察
エストゥペンダ(→)B
重賞でもたびたび好走していたので前走は勝って当然だが、それにしてもクライスレリアーナを相手に圧巻の強さ。格上げ戦に強い気質で重賞のここでも能力は見劣りしないどころか更にパフォーマンスを上げてくる可能性はあるが、新潟1800mという淡泊な条件で瞬発力に特化した勝ち方だったのが、タフな中山2000mに替わってどう出るか。三浦騎手が気性に手を焼いていた馬で、前走は戸崎騎手の開き直った後方待機策も奏功。その戸崎騎手が今回は別の馬に乗るというのも何とも微妙。
ケリフレッドアスク(⤴)B
未勝利直後の昇級戦で2着、以降も段階的に格上げ戦を使い大きくは崩れていない。特に一見無謀な参戦にも映ったオークスで道中終始2番手から8着に踏みとどまったのは評価できる。自己条件の前走は、本来なら勝って然るべき一戦だったが、相手強化で善戦してきた本馬にとって相手弱化はそこまで歓迎要素ではなかったし、ひと息入った後の一戦かつ自己条件にしては相手も揃っていた。今回は相手強化の一戦となるが、条件は好転するし、相手なりのしぶとさを発揮しても不思議はない。
サヴォンリンナ(→)C
忘れな草賞はダノンフェアレディはいたもののメンバー手薄、その中で本馬自身は臨戦過程の良さを生かしての勝利。OP勝ち馬というよりは1勝クラスの特別戦の勝ち馬くらいの見立てで良さそう。デビュー戦を凡走しているように叩いた方が良い印象だし、忘れな草→オークス王道ローテ経由馬といってもそこまで食指は動かない。人気次第でどうするか。
ジョスラン(⤴)B
カーネーションCは1勝クラスといっても重賞級のメンツが揃った中で正攻法の立ち回りで楽勝。素質、能力的にはここでも上位だが、前走が東京1800mの少頭数の瞬発戦だったことで、中山2000mの多頭数戦は馬としてはギャップを感じる臨戦になる。皐月賞馬エフフォーリアの全妹で舞台適性はありそうだが、リンクスティップに互すほどの人気に推されそうだし、妙味の点からどうするかしばし熟考したい。
ダノンフェアレディ(→)B
前走は絶好の臨戦過程で勝って当然だが、1番人気のエバーグルーヴに2馬身付けた内容は一定の評価。ただ、エストゥペンダやジョスラン同様に少頭数の上がり勝負だったし、ノーストレスの立ち回りで今回はギャップを感じる臨戦。それ以前の忘れな草賞の内容も案外だったし、近3走で手綱を取った坂井騎手はセントウルSのカルチャーデイに騎乗。勝負になると思えばお手馬のこちらに騎乗すると思うのだが…。
テリオスララ(⤴)B
阪神JFは臨戦過程の良さを生かして3着。前走はそれ以来の8か月振り、初の古馬相手で1番人気は過剰人気。ただ、13着とは言え、4角で不利を被りながら1秒も負けていないし、叩き台の一戦と見なせば悪くはない。キャリアが浅く未知な面が多くて評価が悩ましいが、過小評価されるようなら評価、課題評価されるようなら懐疑的にというスタンスになりそう。
マイスターヴェルク(→)C
前走はハイペースを4角先頭で押し切る非常に強い内容。自己条件を使ってくればポンポンと行けそうだったが、その後は2ヶ月空けてここに挑戦してきた。その意欲自体は買いたいが、前走の前進気勢だと1F延長がどうかだし、前走のような前受けで通用する相手とも思えない。ここを負けてもらって、次のマイルの自己条件を使ってくれば勝負案件になりそう(なので負けていただけないかなと)。
マリアイリダータ(→)B
経験馬相手のデビュー戦を勝ったように素質は高く、2戦目の格上げ戦で2着したように相手強化にも屈しないタイプ。それだけに前走の自己条件は格下げ戦だからといって歓迎とは言えなかったし、取りこぼしも想定内。今回はひと叩きした上で、再び相手強化の一戦。本領発揮で通用の可能性はある。ただ、1週前時点で鞍上未定は微妙。
リンクスティップ(⤴)A
桜花賞は臨戦過程の良さを生かして好走、よってオークス時は臨戦面の上積みがなく、個人的にも評価しなかった。結果、案の定の敗戦だが、5着に走るのだから世代上位の力の持ち主であることには違いない。出遅れ癖がネックで人気必至なので、主軸にするには怖さもあわせもつ馬だが、何気にきさらぎ賞2着の賞金しかなく、ここは賞金加算が至上命令となりそうで勝負度合いはそれなり。
リンクスティップ VS 上がり馬の様相だけど、どの上がり馬を主軸視するか悩ましい一戦。トライアルレースなので、買う側も次走に向けて内容を吟味するレースかなと(勝負レースではない)。
↑今週の狙い馬

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。