狙い馬 競馬

2025 皐月賞穴馬の特徴

皐月賞は一筋縄では収まらない。それは過去の歴史が物語っている。
過去10年1~3番人気での決着はないどころか、1~3番人気が一頭も馬券に絡めなかった年も2年。

5番人気以下の馬が5年連続好走中。ただ、二桁人気での好走は8年前の3着馬ダンビュライトだけ。
ということは、今年はクロワデュノールを軸にして、5~9番人気の中から相手馬を見繕うというのが効率の良い方法かもしれない。

ということで、まずは過去に人気薄(5番人気以下)ながら好走した馬の傾向を探っていきたい。

過去10年5番人気以下好走馬は12頭

・ディーマジェスティ 8番人気1着 前走共同通信杯1着(6番人気)

・アルアイン   9番人気1着 前走毎日杯1着(2番人気)
・ダンビュライト 12番人気3着 前走弥生賞3着(5番人気)

・エポカドーロ  7番人気1着 前走スプリングS2着(3番人気)
・サンリヴァル  9番人気2着 前走弥生賞4着(5番人気)
・ジェネラーレウーノ 8番人気3着 前走京成杯1着(1番人気)

・ガロアクリーク  8番人気3着 前走スプリングS1着(6番人気)

・タイトルホルダー  8番人気2着 前走弥生賞1着(4番人気)
・ステラヴェローチェ 6番人気3着 前走共同通信杯5着(1番人気)

・ジオグリフ  5番人気1着 前走共同通信杯2着(1番人気)

・タスティエーラ 5番人気2着 前走弥生賞1着(3番人気)

・コスモキュランダ 7番人気2着 前走弥生賞1着(6番人気)

前走重賞1着馬=7頭
前走重賞2着馬=2頭
前走重賞3着馬=1頭(新馬後の4戦が重賞でうち3戦で3着内)
前走重賞4着馬=1頭(中山2000mOP勝ち+前2戦同コースで重賞4着)
前走重賞5着馬=1頭(前走重賞1番人気かつ2歳重賞勝ち&朝日杯2着)

走られてみたら、まぁ走っても不思議ないよね…という馬がなぜか不当に評価されていて、実力通りに走った結果、波乱の使者となっている。

人気に関わらず前走凡走馬の巻き返しが少ないレース。3着以下から巻き返したのは上記に挙げた3頭だけ(ダンビュライト、サンリヴァル、ステラヴェローチェ)。この3頭には無理やり理由をつければ( )のような理由はあるが、これらはイレギュラーかも。

 

前走で重賞を勝っていながら(最低でも2着)過小評価された馬が人気に反して好走するケースが今年あるとしたら該当しそうな馬は下記あたり(5~9番人気想定)

・マスカレードボール
・ピコチャンブラック
・ファウストラーゼン

あとは弥生賞2着のヴィンセンシオ、G1連対実績があり前走同コース1番人気4着ミュージアムマイル

これら以外の二桁人気馬になると、例年の傾向からはよほど恵まれないことには…という感じ。個人的にはフクノブルーレイクやマジックサンズあたりにも食指は動いたが、冷静に考えたらさすがに厳しいかな…と現時点では考えている。

ネット競馬で2~4番人気になっているサトノシャイニング、エリキング、ジョバンニはさておき、上記に挙げた馬たちの個別見解を。

マスカレードボール(⤵)B
共同通信杯は中山2000mで自分の競馬をさせてもらえなかったので、既にアイビーS1着歴のあった本馬にとっては庭とも言える舞台への条件好転だった。よって勝つのも当然といった感じだったが、思いのほか辛勝だった感はある。今回は再び中山2000m。2走前は枠順も良くなかったし、一度の凡走でダメな舞台と決めつけたくはないが、少なくとも前走以上にパフォーマンスを上げてくるかは微妙なところ。それでもBにしたのは他にいい馬がいないからという消極的浮上。

ピコチャンブラック(→)C
本馬もホープフルSでは自身の競馬をさせてもらえず、その経験を前走のスプリングSで活かした形。相手関係も1勝クラス3着後の馬が2着、新馬直後の休み明けが3着という低レベル戦で辛勝。中山2000m向きの持続力はあるが、気性面に若さが残り、前走のようにスムーズに運べないと脆い面も。

ファウストラーゼン(⤵)D
ホープフルSの激走に続いて弥生賞でも好走。しかも2戦とも捲りという異質なスタイルでの連続好走。重賞レベルではなかなか類を見ない好走でかなり驚いたが、2度あることは…3度はないというのが現時点での見立て。

ヴィンセンシオ(⤵)C
弥生賞はファウストラーゼンの奇襲に屈したとはいえ、本馬も先行馬受難の流れを唯一粘り込んでの2着だから悪い内容ではない。ただ、ひと叩きの上積みがあっても前走から大きくパフォーマンスを上げるタイプにも感じなかった。飛びぬけた末脚があるわけでもないし、飛び抜けた持久力があるわけでもない(前走で臨戦過程の良くないファウストラーゼンにしのがれたわけで)。まとまりはあるが抜けた武器がなくG1だとどうだろうという感じ。

ミュージアムマイル(⤴)B
弥生賞のレース後、道悪云々を敗因に挙げていたが、それ以前に叩き台だったし、勝負どころの手応えほど伸びなかったのは、やはり本番を見据えていたからでは。レース直後にこの負け方なら皐月賞で狙いと思った次第。そう思って本番で期待したビップデイジーが全く上積みがなかったという苦い一週前の記憶はあるが(同じ暮れのマイルG1で2着という共通点)、消去法的にピックしていくと本馬が残る。モレイラだと無駄に人気するので幸騎手の方が良かったが、それは言っても仕方のない話。前走4着以下馬ほぼ絶望データにも該当しているがどうか。悩ましい一頭。

結局、この4頭も積極的に買いたいというほどではなかったが、このように前走重賞勝ち馬を侮るからこそ、毎年のように重賞を勝った5~9番人気馬が波乱を演出しているとも言えるわけで…。

この馬たちも含めて明日以降、ああでもないこうでもないと脳みそをこねくり回して予想を楽しんで行こうと思う。

今週もよろしくお願いします。

 

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↑特別戦からの注目馬2頭目(昇級戦の前走上々。条件替わりで前進あり)

 

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