狙い馬 競馬

2024 関屋記念 臨戦過程評価

先週の回顧、結果論からの負け犬の遠吠えから。

レパードSはまずミッキーファイト堅軸と思っていたし、ミッキークレストにも▲評価を打てたけど、2着サトノフェニックスには印が回らず。この馬が先行すると分かっていれば…というところだけど、他に前に行けそうな馬も結構いたので、この馬を拾っていたらキリがないという感じで。

終わって戦歴を振り返れば、短距離(1400m)で先行するスピードがあったし、2歳時とはいえ現3歳ダート王者ラムジェットを下した実績もあった。稽古も良かったし、ヘニーヒューズ×シンボリクリスエスという配合も実は1800mにもマッチ。終わってみれば買う要素はあったよなぁ…とも思うけど、あくまでも結果論ですね…

ただ、この馬は単52倍もついていたんですよね。ならば、3連勝が全てスローで今回は流れに乗れず能力を発揮できない可能性もと評していたジーサイクロン、ルメール騎乗で中途半端な支持を集めていたサンライズソレイユあたりに△を打たず、この馬のように人気はなくても可能性のある馬を拾うべきではなかったのかなと。私の悪い癖で臨戦過程はあまり良くないが、一応ヒモには抑えようみたいなところがあって、結果としてそういう馬は来ないことも多く、例え来たとしてもどうせ人気なのだから来ちゃったら諦めればいいじゃないかとも。

そんなことを先週を省みて思ったので、今後はこの反省を活かしていければと思う。いかに思い切って無駄な人気馬を切っていけるか。まぁ今回に関しては、どうあがいてもサトノフェニックスが拾えたかは微妙なところだけども。

エルムSもレパードと同じ面はある。ブログの臨戦過程評価でも⤵としたミトノオー。これをヒモで抑えるあたりが弱すぎる。松山騎手がダートで先行すると怖いので、彼なら3着なら粘るかもという思いがあったとはいえ、3番人気であえて買うほどではなかったかなと。

このレースは対抗がドゥラエレーデで、ペイシャエス(△1)もテーオードレフォン(△2)も一定の評価はしていたけど、肝心のナチュラルハイがダメで。ちょっと過剰人気なんじゃないの?とも思いはしたのだけど…

マリーンS組はどれかは絡むと睨んでいたから、マリーンSで最も厳しい競馬をしたと評していたテーオードレフォンがここまで人気急落ならこっちだったか…と終わった後はしばし自己嫌悪。本命を置きに行く弱さが情けなくて。

まぁ何を言ってもレースが終われば正解が分かっているので理論的に考えられるのは当然なんですけどね。

噛み合いそうで噛み合わないもどかしさにフラストレーションが溜まる今日この頃、参考にしてくれている方の方が尚更でしょうから申し訳ない限りです。

ただ、このフラストレーションは次のレースを予想することで昇華できるのが競馬の良いところ。反省は受け入れつつも、引きずっても仕方ないので、さっそく週末の検討を始めていきましょう。

 

アスクコンナモンダ(→)
前走2番人気で凡走。スローで能力を発揮できていないので臨戦としては悪くない。ただ、どうしてもテンに遅く、重賞では展開の味方を得てようやく勝負になるといったところ。ダイワメジャー×モンズーンといったパワー型の配合の割に切れるタイプではあるが、開幕間もない新潟マイルというのは適舞台とは言えないような。

 

オニャンコポン(⤴)
2走前の巴賞は臨戦過程が悪い中で僅差4着、臨戦過程の悪くなかった前走(函館記念)は距離が長かったよう。前走前から2000mは長いとの談話が出ていたし、マイル替わりはいいと思うが、3歳以降の上がり最速が34.3という瞬発力に乏しいタイプ。新潟マイルで好走するには位置取り含め諸々恵まれないとという感じはする。

 

グランスラムアスク(⤴)
以前は逃げなければダメというタイプだったが、2走前に追い込む形で最速上がり、前走は2番手から悪くない競馬ができていた。新潟で3勝クラスを勝った時にトゥデイイズザデイやフィールシンパシーといった実力馬を下しており新潟は合う。基本的に前有利のレースになるので、先行力を活かす競馬なら食い込めても。

 

コレペティトール(→)
安田記念は相手が強く参考外。相手弱化はいいのだが、元町Sと京都金杯はいずれもハイペースの消耗戦での勝利。今回のレース質とは合わない感じでもう少し上がりの掛かる舞台の方が良さそう。

 

サクラトゥジュール(→)
休み明けなので臨戦過程は平行線だが、前走が絶好の臨戦過程だったので、前走ほど動ける状況かは微妙。7歳になっても全く衰えはないし、いきなり動けても不思議ない厄介なタイプ(本命まで打つには多少なりとも死角もあって)。

 

サンライズロナウド(⤵)
昨夏の新潟マイルで逃げて3着があり、逃げたら少し不気味だが、短距離で差す形が板についてきているのでおそらく逃げないだろう。牝系の短距離資質が出てきている感じもするし、今回は静観して次に1400mを使ってきた時に狙いたい。

 

ジュンブロッサム(⤴)
前走は相手に恵まれたとはいえ強い内容。ようやくOP入りしたが、もともと重賞級の資質を秘めていた馬だし、新潟マイルも合っている。ただ、主戦の川田騎手が前走後にかなり辛口だったことと今回乗ってこないことは気がかり。戸崎騎手なら問題ないとは思いつつ、勝負になるなら川田騎手が乗ってくるのではと。終いは確実に切れるが、重賞だと容易に前も止まらないので。

 

タイムトゥヘヴン(⤴)
前走より臨戦過程はいいが、現状重賞ではどう乗っても良くて入着という感じ。

 

ディオ(→)
2走前のダービー卿は使い詰めのツケで参考外だが、ここまで重賞は3戦して入着まで。基本的に自身の力は出し切るタイプだが、重賞となればもう一段上のレベルが必要で。ソウルラッシュの下で成長力がありそうだし、センスがあってここも大崩れはしないと思うが、ここで突き抜けるレベルになるかは半信半疑な面も。

 

ディスペランツァ(→)
前走は臨戦過程も良くなかったし、多少なりともスムーズさを欠いた。ルーラーシップ産駒にとって東京マイルの重賞では鬼門のようなところもあって7着jなら悪くない内容。ただ、初古馬相手になるし、2~3走前のレベルからいきなり通用するかは未知数。人気にもなりそうなので本命級はない。

 

トゥードジボン(→)
前走は楽逃げできての勝利。それ以前のレースがきついレースが多かったので余計に楽に感じたのでは。そういう意味で今回は良い臨戦とは言えないが、今回も新潟であれば楽に行けそうな雰囲気もあり、臨戦だけでは評価しきれない側面もある。京都金杯では1番人気という謎人気だったが、今回軽んじられるようなら連続好走があっても。

 

パラレルヴィジョン(⤴)
自身の力は出し切るタイプで前走は単に相手が強かった(臨戦も良くはなかった)。相手弱化向きのタイプで前進要素は大きいが、スパッと切れる脚はないのでこの舞台がどうかというところ。2~3走前に勝利に導いた鞍上、ルメール、戸崎を手配できなかった点が気がかり。

 

プレシャージュリフト(→)
2走前の1400mは距離が短く大敗したが、短距離を使ったことで前走は好位から運ぶ競馬ができていた。辛勝とはいえ大外枠から正攻法の立ち回りで牡馬をねじ伏せた内容は評価していいのでは。昨年の京都金杯、東京新聞杯では強敵相手に連続3着。前走の方が臨戦が良かった分、今回は上昇とは行かないが、条件自体は合いそう。

 

メイショウシンタケ(→)
昨年の米子S以降3着以内がないようにどれだけ頑張っても入着までが一杯という状況。前走は32.8の上がりを使って5着だから、馬自身は夏に向けて調子を上げているが、おそらく今回もワンパターンな後方差し。イメージほど差せない舞台なので良くて入着までか。

 

ラインベック(→)
去年の3着馬でコース適性は高いが、基本的に早熟配合だけに7歳になって去年以上(同様)の走りができるかとなると怪しい。友道厩舎だけが不気味で完全無視かは追い切りや枠なども見たいが。

 

ロジリオン(⤴)
前走は三浦騎手によると不利が全てとのことだったが、不利がなくても勝ち負けまでは微妙。馬キャラとして強い相手に力を発揮して(NHKマイルで激走)、弱い相手にも相手なりで前走に取りこぼした形。相手強化となる今回は良い臨戦と言えるが、極端な外枠になると微妙。

 

本命候補

⇒オニャンコポン、グランスラムアスク、ディオ、トゥードジボン、パラレルヴィジョン、プレサージュリフト、ロジリオン。

多すぎ~

…ですが、まだ初週ですからね。

今週もよろしくお願いします。

 


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