サトノグランツ(→)
連勝の勢いがある。これは若駒には重要な要素だが、どちらも接戦で勢いはそこまで。G1で通用のインパクトまでは感じない。枠に恵まれれば相手なりのキャラを発揮する可能性はあるが。
シャザーン(⤴)
3走前の未勝利戦が1000m通過1.04.0のスロー、2走前のすみれSも同1.04.4かつ6頭立て。そんなぬるま湯でしか走っていなかった馬が、タフなフルゲートの皐月賞でも大崩れせず健闘。ロードカナロア産駒という血統面の評価は別に譲るとして、条件的には前走時に比べて前進。
→ただ、この馬はオークスで穴人気したゴールデンハインド、シンリョクカ枠のような気もして即座に飛びつけない。
ショウナンバシット(→)
この馬もすみれS、若葉Sともに少頭数のスローからフルゲートの皐月賞に変わって5着だから強い。
→ただ、この馬の場合、母系にサドラーズウェルズを有し、道悪の恩恵もあった印象だけに東京替わりがプラスに働くかは微妙。
シーズンリッチ(→)
異端ローテは嫌いじゃない(悪くない)。
→ただ、4着以下3回はどうかな…
なんつってドゥーラを切ってしまったので、あまりデータに固執しないようにしようと思いつつ、でもこの馬はさすがに厳しいか
スキルヴィング(⤴)
前走はもう少し楽に勝って欲しかったが、2着馬も強かったので勝ち切ったことを評価。中3週は気になるが、使い込んでいないので蓄積疲労は少ないはず。ただ、臨戦面は上昇としたが、イクイノックスのイメージがダブって能力以上に課題評価されている感も。ポンポンポンと勝ち上がってきたが、G1に至る過程でもう少しタフな経験もして欲しかった感はある。
ソールオリエンス(→)
少頭数でスローだった京成杯を勝った直後の皐月賞は、同舞台であっても全く質の異なる競馬。それでも不利な枠、厳しい位置取りから豪快な勝ってしまうのだから能力は随一。ただ、このような派手な勝ち方は反動と諸刃の刃。リバティは問題なくオークスをクリアしたが、あちらは3歳女王で既に他馬との勝負付けは済んでいた。本馬は前走で道悪が味方した可能性もあるし、まだ全幅の信頼は置けない。
⇒といいながら、戴冠に最も近いのはこの馬という意見に異存なし。
タスティエーラ(⤵)
前走はそこそこ評価したが、他に走れる臨戦の馬が少なかったことや道悪が味方した感じもあった。東京の新馬戦は快勝しているが、2戦目の共同通信杯は切れ負けしており(キャリア1戦ではあったが)、舞台替わりは歓迎とは言えないのではという懸念。
⇒ただ、皐月賞で最も(2番目に?)強い競馬をした馬が、レーンが騎乗しながら過剰人気していないのは不気味。臨戦面とは関係なくこわいパターン。
トップナイフ(⤴)
前走は出遅れて鞍上が決め打ちしてしまい、持ち味を活かせない競馬になってしまったので仕方ない結果。それでも臨戦過程が悪く戦前から上位争いは厳しいと見ていたし、これで3着ファントムシーフと0.4差なら及第点。使い込んで煮詰まっている感じもあったので、前走の敗戦がガス抜きになっていれば。
⇒ただ、血統的に東京がプラスに出るのか?使いすぎではないか?の懸念は依然として残る。
ドゥラエレーデ(⤴)
中山2000mの2歳G1を勝ちながら皐月賞を目指さない驚きのローテを選択したが、弥生賞やら皐月賞を走っていない分疲労の面ではプラスに出そう(ドバイの一戦程度なら問題ない)。皐月賞組が断然強いレースだが、別路線組が悪いわけではなく、能力のある馬なら異端ローテは悪くない。
⇒中山向きは明白だが、ダートの未勝利を勝った直後の東スポ杯で4着(ハーツコンチェルトとタイム差なし)なら展開次第では。
ハーツコンチェルト(→)
臨戦自体は可もなく不可もなく、皐月賞を使っていない分疲労がなさそうなのは吉。松山騎手が乗り続けるし、血統的には狙ってみたいが、後方からの競馬ばかりなのは経験値として良くない。
ファントムシーフ(→)
臨戦的には前走時の方が良かったが、今回も悪くはない。可もなく不可もなく。
⇒ただ、SSの血を持たない馬がダービーでどうなんでしょ?共同通信杯を勝っているので不問かもしれないけど、当時はこの馬を本命にしていたように臨戦も良かったので。G1中のG1でやっぱりSSの血がないのはなぁ…
フリームファクシ(⤴)
前走はシャザーン、ショウナンバシットらと一緒でぬるま湯競馬しかしていなかった馬がいきなり熱湯に放り込まれたようなものなので結果は仕方ない。臨戦自体は上昇。
⇒とはいえ気性面、能力面が…?
べラジオオペラ(⤴)
皐月賞は2走前に重賞を勝ってその反動で大敗と捉えれば悪くない臨戦。
⇒NHKマイルCならだいたい勝っていたと思うんだけどねぇ。母系が中山向きで府中2400mはピンとこない。
ホウオウビスケッツ(⤴)
前走は臨戦過程が良くなかったので臨戦自体は上向き。
⇒とはいえ能力面と東京2400m適性微妙。東京2000mのフリージア賞を勝っているので、あまりマインドユアビスケッツの固定観念は持たない方がいいと思いつつ、和生にも振られたわけで厳しそう。
軸選びからしてなかなかに難儀。多くの馬に「ただ」という但し書きが付くように決定打にかける。
素直に行くならソールオリエンス。ただ、臨戦面に一抹でも不安のある断然人気は本命にしたくない。
皐月賞2着馬タスティエーラは臨戦が微妙。ただ、世代屈指の実力馬が4番人気想定?なら期待値高く。
皐月賞3着ファントムシーフは無難そうに思えて罠っぽい感じも。ルメールにも袖にされ…
スキルヴィングは強いし臨戦も悪くないけど、ダービーでソールオリエンスの対抗馬に推されるほどの馬なのか?となると期待値含めて悩ましい。
皐月賞で能力を発揮できなかった馬たちの臨戦が上昇に転ずるので、この中から穴を見いだせるかがキモとなりそう。
正直、ダービーは勝負レースにはならないけど(やっぱり観て楽しむレース)、何だかんだでG1(中のG1)は当てたいから必死に予想する。
とはいえ枠が出ないと始まらないレースなので、木曜日までは他のレース予想。
↑葵Sの本命は一瞬で決まった。ビッグシーザー強いけど
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。