今日は小倉記念の考察。
さて、夏競馬といえば、古くはイクノディクタス、ヌエボトウショウといった夏の猛者ともいえる牝馬が躍動した。
とある年の北九州記念では、
1着ムービースター、2着イクノディクタス、3着ヌエボトウショウ、
次走の小倉記念では、
1着ナイスネイチャ、2着ヌエボトウショウ、3着イクノディクタス、
さらにその次走の朝日チャレンジCでは、
1着ヌエボトウショウ、2着イクノディクタスで決着。
もう夏はイクノとヌエボのセットでオッケー!みたいな(笑)
『ヌエボ』っていったい何なんだろね。どんな意味? でもこの響きが大好きで。
『ヌ』が頭につく馬はあまりいなくて、『ヌ』のつく最強馬は我らがヌエボトウショウだ!なんて思っていたら、ついにヌーヴォレコルトにG1を取られてしまったけど、何にせよ夏が来れば思い出す、ミズバショウのようなヌエボトウショウなんだよね。
さて、余談が過ぎたので行ってみましょう。
エヒト(→)
臨戦過程自体は別段可もなく不可もなく。ただ、叩いた上で川田騎手へのチェンジとあれば当然前進は必至なわけで。普通に上位争いしてくるイメージ。
カテドラル(⤴)
2走続けて向かないダートを使われて3走前は芝重賞で連対。合わない条件から昨年4着した合う条件に変わるので当然ながら臨戦面は上昇。
カレンルシェルヴル(→)
2走前は馬場が悪すぎたし、馬場を考慮していつもより先行。前走はそれを踏まえて控えに徹して流れが向かず。近2走とも明確な言い訳はある。コース形態の似た3走前の福島で強い競馬を見せており、前進要素はありそう。
ククナ(⤵)
2走前は不適な距離を使い前走で適距離で巻き返し。流れや位置取りも向いての好走だけに今回は臨戦面での上積みはない。能力でどうかだが、抜けた能力は感じられないだけに。
ゴールドエクリプス(→)
臨戦過程は前走の方が良かった。前走は軽ハンデかつハイペースの流れも向いたし、せめて3着は欲しかったところ。安定して終いに脚は使えるが、自己条件に回って欲しいところ(出てくれば積極的に買えない代わりに無視はできない厄介な存在なので)。
スカーフェイス(→)
馬柱からは厳しい印象だが、3走前はマイルが合わず、2走前は枠や流れが合わず、前走も外枠が災いした格好。臨戦面での上積みはないが、2000mの近2走もそこまで負けておらず、まだ見切れない印象。
スタッドリー(⤴)
近2走は2走前が距離が長すぎ、前走は東京2400mの上がり勝負はこの馬に合わず。ついでに3走前は別定G2なので仕方ない。小倉2000mも忙しい印象はあるが、少なくとも近走よりは良い条件(開幕馬場向きではないが…)。後は能力面の問題。
テーオーシリウス(⤴)
逃げなければ二束三文の本馬が前走では逃げられず。今回逃げられれば臨戦面での強みを活かせる。とはいえ、自身の競馬ができたとしても重賞でどこまでというのはある。
マリアエレーナ(→)
臨戦面での上積みはないが、基本的に毎度自身の力は発揮する馬。前走の負け方も良く今年も有力。ただ、去年のこのレースの勝ちっぷりにより常に過剰人気になってきた馬で、おそらく今回がその(過剰人気の)集大成?となるだろうから、買う側が人気面を許容できるかどうか。
ワンダフルタウン(→)
ようやく復調気配を見せた前走。もとよりG2勝ち馬でG3なら能力自体は上位。ただ、マリアエレーナと同じ鳴尾記念組で本馬の方が着順は上だったが、負け方が良かったのはマリアの方で。近走は初角から4角までほぼ同じ位置でレースを進めており、小倉ではもっと機動力が欲しいところだが。
↑小倉記念の穴候補3頭
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。