セントライト記念といえば、やっぱりレガシーワールドしかおらん!
私の想い出話にたびたび登場するレガシー、先日届いた訃報は残念だけど、大往生だったのである意味幸せだったのかなとも思う。
引退後はポニーと戯れる好々爺のような存在だったけど、現役時代は本当に猛々しかった。パドックでは荒れ狂いスタートを出ないのは日常茶飯事。
それが去勢してガラリ一変。去勢の効果がここまで著効したケースも珍しいのではと思うぐらいの出世物語を見せてくれた。
セントライト記念では、ダービー2着ライスシャワーとのマッチレース。
人気はライスが3番人気、レガシーが4番人気。みんな見る目ない(笑)
ちなみに1番人気はトレヴィット。2番人気はホワイトアクセル。
どちらも知らないでしょう? 僕もよく覚えてません(^^;
ライスシャワーといえば、このレースの後の神戸新聞杯でもミホノブルボンの2着、菊花賞ではミホノブルボンの無敗の3冠を阻止したスタミナの権化。
ステイヤーらしく叩き良化型だったので、セントライト記念では休み明けの不利な臨戦ではあったけど、そのスタミナ王者とのスタミナ比べで引けを取らず、最後まで抜かせなかったレガシーの勝負根性は相当なものだった。
レガシーの上がりが37.0、ライスのそれが36.9だから良馬場としては稀な消耗戦。
ちなみに去年のバビットが逃げて上がり3F37.0。これはレガシーワールドと全く同じ。だからバビットにレガシーをダブらせてその後の活躍に期待したのだけど、その後は案外で残念…
そんな消耗戦になりやすいセントライト記念。基本スタミナ優位の馬が強い。33秒台の上がり勝負になった年(2017年)でも、ミッキースワロー、サトノクロニクルあたりが上位に来ているように、本質的にスタミナの血を重視。
そして大きな波乱のないレース。過去10年複勝率48%のダービー組はほぼ馬券に絡む。唯一絡まなかった2013年はダービー5番人気13着のヒラボクディープ一頭しか参戦がなかったので、4頭出走の今年はまず絡む。
複勝率を考えれば今年は、3議席のうち2頭以上が占めても驚けない。
ということで、ダービー組の検証をしていこう。
ヴィクティファルス
・キャリア1戦の身で挑んだ共同通信杯でエフフォーリアの2着
・臨戦過程(→↘)で挑んだスプリングS1着
・中山重賞実績◎、非根幹距離実績◎
・皐月賞は臨戦過程(↘)、不利も受けた。
・ダービーは上位3頭の上がりが33.4でレース質合わず
⇒今回は後退する要素が一切なし(↗)
グラティアス
・キャリア1戦の身で京成杯制覇
・度重なる不利を受けた皐月賞でもタイトルホルダーと0.2差。
・中山重賞実績◎
・ダービーは上位3頭の上がりが33.4でレース質合わず
⇒今回は後退する要素が一切なし(↗)
タイトルホルダー
・キャリア1戦の身で挑んだ東スポ杯でダノンザキッドの2着
・中山重賞実績◎
・皐月賞は臨戦過程(↘)で2着
・ダービーは臨戦過程(↘)でも大崩れせず
・ダービーは上位3頭の上がりが33.4でレース質合わず
⇒今回は後退する要素が一切なし(↗)
タイムトゥヘヴン
・中山2000mの未勝利で8馬身差で圧勝
・中山重賞実績○
・ダービーは位置取りが悪すぎて度外視可
×京成杯、弥生賞でグラティアス、タイトルホルダーに完敗
⇒能力的には上位3頭には劣る印象。舞台は合うので人気がなければ押さえても。
人気、展開、枠順を加味して、上記ダービー組の中から本命を決めることになりそう。
これらに上がり馬が絡んでくる様相かな。気勢勢力でもオーソクレース、ルペルカーリアにラジオNIKKEI賞組もいるから、人気馬同士の決着でも案外妙味がありそな予感もするので、きっちり本線で当てたいもんだね~
ローズSでもう一頭気になる穴馬が浮上。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。