いよいよ今年の競馬もラストウィーク!
「だから何だよ、1月5日にゃはすぐ競馬だよ。競馬は無限ループなんだよ」という自分もいるにはいるんだが、まぁでもやっぱり終わりよければすべて良し、気分的には最後をいい感じで締めたいもんだよね。
ただ、だからといって、ここで無理に大勝負をしたり、さして自信のないレースにまで手を出すのは負け組のスタイル。
勝ち組は、ここでしっかり手綱を抑えて狙うレースを吟味して、自信のあるレースだけ手を出すべし。もしくは自信があるというほどではなくても、見返りの大きそうなレースを。
…なんつって偉そうなこと言って、自分が自制できるかな(笑)
中山1
穴⑮ヴァルプルギス
距離延長で良さが出ると思った前走は不発だが、1400mからの距離短縮で挑んだ2走前は5着とまずまずの走り。後方からの競馬になるので展開次第ではあるが、その5着時が3着馬とは0.1差だったので、再びの短縮臨戦で馬券内の可能性があっても。
中山4
大穴⑭マイスターハント
2週連続坂路で好時計。500キロ以上の大型馬で初戦は動き切れなかったが、絞れてくるようなら大きく前進があっていい。
中山7
①ダンシングサンダー
1200mだと忙しい印象はあるが、初勝利は福島1150mなので小回り適性はありそうだし、母も1000mで勝ち鞍のあるスピード優位の血筋。スズカコーズウェイ産駒は当舞台の複勝率28%台、今回出走馬の種馬の中では断然の相性の良さを誇っているし、この条件ならより終いの脚が切れそうなイメージも沸く。三浦騎手の複勝率32%も戸崎騎手(36%)に次ぐ2番手。
⇒よりによって最内。ただでさえ展開頼みの脚質なのでこれは痛いな。その上思っていたよりも人気しそう…。筆頭評価は変えないが、かなり上手に乗らないと難しくなる。三浦騎手、うまく乗ってくれるかな…?
⑨コングールテソーロ
追い込み競馬にシフトした3走前から現級でも目途が立ってきた。4走前の当舞台ではまだ差す競馬をしていなかったし休み明けでもあった。今の脚質でこの距離だと追走に忙しいと思うが、上がりは確実に使えるようになっているだけに、展開が合うようなら。
穴⑤ネオレインボウ
臨戦過程の良かった前走は、1200mの距離にも余裕で対応、直線を迎えるまで抱えたまま、後は突き抜けるだけというぐらいの手応えだったが、他馬に囲まれたまま内を突けず、やむなく外に出して大きく踏み遅れる形、道中ロスがなかった代わりに直線ではかなりロスを被ってしまった。それでも3着と0.1差の5着だから非常に勿体ない競馬。
臨戦的には前走時が狙い時だっただけに、今回は臨戦面の上積みはないが、前走を見ても1200mは合っていそう。中2週となるが、坂路でも52.5を叩き出してきたように状態自体は上積みもありそうで。どうせならもう一度田辺騎手に乗って欲しかったが、新人へのバトンタッチでオッズ的な妙味が出れば。
大穴⑩ヨシオドライヴ
4月に当舞台で未勝利を勝った時はハイペースの番手追走から直線あっさり抜け出す横綱競馬。この走りなら1勝クラスでもそれなりに戦えると思ったし、実際休み明けの昇級戦でも2番人気に支持されたので、万人の目にもそのように映ったのだろう。
しかし、その昇級戦(2走前)を13着と凡走。この時は休み明けの影響という言い訳もきいたが、叩かれた次走(前走)はさらに着順を落とし最下位の体たらく。未勝利を勝った時と同じラップでも先行もままならず12番手の追走からの大敗となると能力云々の問題ではなく、何か別の問題があったのではないか。
4ヶ月近くの休養を経て出走となる今回は、12/9に坂路で51.4を馬なりで計時したのを筆頭に、20日、23日といずれも坂路で終い12.1の時計をマーク。大敗を喫した前2走に比べても稽古内容は充実しており、これなら当時のような競馬にならないのではないか。舞台も勝利した中山に戻るし、外枠でも引いてスムーズに先行できるようならもう少しやれていいのでは。
中山8
⑥サンマルベスト
春先に当舞台で連続2着。そのいずれも僅差だったように当舞台はベストに近いコース。休み明けの前走でも5着と格好をつけたし、叩き良化型なので上積みは確実。
本馬がお手馬の畑端騎手にとっては今週が騎手人生のラストウィーク。陣営も当然はなむけとなる仕上げを施してくるはずだし、畑端渾身の騎乗に期待。先行激化が見込めそうなメンバー構成もこの馬には向いている。
⑩レッチェバロック
前進気勢が強すぎるくらいの馬だけに初の1200mでもこの距離は合っていそう。能力的にはOP級だし、叩いてルメール騎手というのも好材料。断然人気かと思っていたのであえて挙げるまでもないと思いきや、新聞印は意外と割れているので挙げておこう。
中山9
穴②ルトロヴァイユ
デビュー2戦目に中山2000mを楽勝した馬。以後8戦、重賞のフローラS(8着)意外は全て5着以内(ほとんど5着だが…)。2度の4着の勝ち馬はオーソリティとリリーピュアハートだから相手も強かった。エピファネイア×マンハッタンカフェという配合からも持続力勝負となりがちな当舞台は間違いなく合う。前走でダートのマイル戦を使ったこで楽に好位も取れそうなのもいい。
穴③マイネルミュトス
現級でも幾度となく上位争いしているように能力上位は間違いない。後方からの脚質だけに最速上がりを使っても前走のようにハマらないことも多いが、それでも3着とは0.2差でほぼ展開のアヤみたいなもの。
最近は左周りばかり使われているし、実際に現級では中山実績はないのだが、ブライアンズタイム産駒の母マイネヌーヴェルは中山のフラワーCを勝ち、牡馬相手の金杯でも2着。その兄弟マイネルチャールズも中山2000mのホープフルS、京成杯、弥生賞を3連勝、マイネルネオスも中山グランドJを勝つなど、中山との相性は抜群。
本馬はディープ産駒だが、この配合からして中山が向かないはずがないのでは。三浦騎手が手放したのは気がかりだが、この馬に関しては柴田騎手の方が好績を挙げているし、ソツなく乗ってもらえれば差し込みも十分。
中山12
①ウインキートス
デビュー以来馬券を外したのは1800mのデイジー賞と上がり33秒台の決着となった新緑賞だけ。近5走はいずれも3着以内だが、自身の上がりは35秒台なだけに陣営が本馬に合った舞台を上手に使っているといえる。このキャラなら今のタフな中山もピッタリと思えるし、まだまだ伸びゆく素材だと思うのでここでも通用するとみる。枠も絶好。
⑨キタサンバルカン
青葉賞で4着があるようにもともと能力はあった馬で前走の3勝目が遅すぎたくらい。勝ち味に遅いだけで昇級で引けを取る馬ではないし、中山のこの舞台も悪くない。ルメールがセントレオナードを選んだが、臨戦的にはセントより本馬が上。
②ブラックマジック
ディープ産駒でも切れずにバテないキャラのナイトマジックの仔。母はドイツの名牝で本馬で使われながらに上昇していく血筋。3歳ならまだまだ伸びしろ十分だし、今の中山も間違いなく合っている。先行する脚もあるので、労せず好位置も確保できそう。本命馬と位置の取り合い、直線で互いにつばぜり合いの状況にならなければいいが。
冒頭で自制できるかな?と記したが、土曜の中山は全くヤル気がしないので、余裕で自制できる(笑)
ただ、ちょっと買ってみてもいいかなというレースはこの2つ。
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1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。