競馬

2020 札幌記念 臨戦過程評価

12頭立てに落ち着きそうで正直ヤル気を失いつつある。

といいつつ予想はしてしまう競馬好きの性。

ということでレッツラゴー!

 

アドマイヤジャスタ(→)

前走の函館記念、ブログではマイネルファンロン、スズカロングあたりを穴として挙げたように記憶しているが、もう一頭挙げるならこの馬だった。のちに15番人気だったことを知り、「うそ~ん、こんなに人気なかったの?それなら推したのに…」と結果が出てからほざくあるあるがあった。

なので、前走の激走もそこまで驚きではなかったのだが、挙げようと思ったのに挙げず、走られてしまった後の今回はどう評価したものか?という難しさがある。

アドマイヤラクティを兄に持つ奥のある母系、父も成長力があり、あながち前走はフロックではないとの思いもある。

昨日ブログで記事にしたエアグルーヴがトニービン産駒だったが、それを祖に持つジャスタウェイの札幌コース相性も悪くないだろう。ただし、やはり前走はすべてがうまく噛み合ったとの面も否めず、ヒモ候補の一頭かなという感じ。

 

カウディーリョ(→↗)

前走の函館記念、逆にこの馬は謎の一番人気。主な勝ち鞍3勝クラスの馬がなぜ…?

ただし、差し追い込み馬が台頭したハイペースを好位から進め、最後もバタバタになりそうな状況からジリジリとではあるが盛り返す姿勢を見せていた点は評価できるし、今までぬるい競馬しかしてこなかったので、この経験も糧となるだろう。

キンカメの当舞台の複勝率は40%に迫るものがあり、函館2000mのそれは20%にも満たないデータからもこの舞台で前進の可能性はある。

ただし、5戦したOP以上のレースではすべて壁に跳ね返されており、ここも人気次第。あえて人気で強く推すほどの馬ではないが、今回は人気が落ちるかな?

 

トーセンスーリヤ(↗)

勢いだけで挑んだ前走の宝塚記念は、7着に敗れたものの果敢に逃げを打ち、クロノジェネシスに4角早めに並びかけられながらも、ラッキーライラックと0.3秒差。健闘の部類といえるのでは。

距離も1F長かったろうし、相手も大幅に弱化する今回は前進要素しかない。速い上がり勝負に対応できない馬なので、33秒台の上がり勝負になることはない札幌コースも合うはずで、流れが合えば面白そうな一頭。

 

トーラスジェミニ(→)

ここにきての充実著しく、前走も逃げてよく頑張っているが、今回に向けての強調材料は乏しい。近走で人気以上の激走が続いている点もどうか。ヒモまで。

 

ノームコア(→↗)

ヴィクトリアマイルで0.7秒つけられたアーモンドアイとの着差を前走では0.1秒まで詰めた。インディチャンプとも首差なのだから大健闘の部類といっていいだろう。

いま勢いのある牝系らしくここにきてもう一段レベルを上げてきた印象があるし、もともとマイルでは短いという印象の血統構成の馬。過去の戦歴からも2000mも問題ないだろう。

上がりの速い馬の成績が良いこのレースにおいて、近2走連続上がり2位以内をマークしているのは本馬のみ。ここも速い上がりを繰り出す可能性は高い。

4度目の騎乗となる横山典騎手の手綱さばきにも期待がかかる。イメージでは前をゆくラッキーライラックを照準に狙いすました騎乗を見せてくれそうで。

 

ブラックホール(→)

休み明けにつき判断しずらいが、いきなり古馬相手はどうかなという感じ。

 

ペルシアンナイト(↗)

例年、宝塚記念は好ステップとなるが、今年の宝塚記念は例年と比べものにならないくらい過酷な条件下だったので、馬に疲労さえ残っていなければ、例年以上に有利なステップになるとみる。

その点、全く走らずに終わった本馬などは疲労の心配を考慮しなくても良さそうだし、完全度外視の一戦とみてよさそう。ドバイが空振りに終わった後の安田記念も、そもそもが合う条件ではなくこちらも度外視可能。

それ以前の5戦は2度のG1戦を含めいずれも5着以内。毎日王冠や中山記念などこれまた決してベスト条件とは思えない中で強豪馬に混じって善戦している方だろう。

意外にも2000m戦への出走はそこまで多くはないが、皐月賞2着、大阪杯2着、昨年の札幌記念も5着ながら先着を許した4頭中3頭がG1馬(もう1頭もG2馬)だったように、O型コースの2000mは好走レンジにマッチ。去年だけ走れば上位争いできる算段。

 

ポンデザール(↘)

前走は鮮やかな勝ちっぷりだったが、2600mという特異な条件下での圧勝劇は今回に関してはマイナス要素でしかない。臨戦的にも距離短縮も決してプラスには働かない。

 

ラッキーライラック(↗)

他の宝塚記念組同様に本馬も力を発揮しきれなかったクチなので当然今回は前進要素しかない。4角はやめに動いて勝ちに行っての敗戦も今回につながるものであった。

充実著しい今なら崩れることは想定しづらいが、エリザベス女王杯も大阪杯も好枠を生かした鞍上の神騎乗の恩恵があったことも確か。

香港ヴァーズではグローリーヴェイズに大きく千切られ、中山記念ですら勝ち切れないキャラは実は去年からさして変わっていないとの見立ても。

強いは強いがそこまで強くはないという見方もできて、断然人気となる今回は評価に迷うところ。人気を考えなければ普通に高評価だが。

 


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トーセンスーリヤ、ノームコア、ペルシアンナイトあたりが本命候補になりそ。

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