狙い馬

2020.8.1(土)札幌の狙い馬

優秀な新入社員の突き上げを受け、業務中は余裕がなく、以前のように隙間時間で予想ができなくなってしまった。これが本来あるべき姿とはいえ、仕事以上に予想に命をかけている私にとってはこれは痛恨だ。

それでもライフワークの予想はおろそかにできないし、星の数ほどある競馬予想ブログの中からわざわざここに来てくれる方のことを思うと、なんとか時間を捻出して頑張ろうと思うのだ。頑張れるのは皆さんが訪問してくれるから。ありがとうございます。

いくら頑張っても結果ばかりは時の運の比重も強く、私としては、どのようにその狙い馬をピックしたのか、そこを読んでいただいて、自身の予想のスパイスとして使っていただければという想い。これはずっと言っている通りね。

そんなわけで今日もなるべく各馬の見解を書くように努めたけど、これがまたレース後には「なに見当違いなこと言ってんだか」ってことになるケースは多い。レース後は穴があったら潜って入りたくなることも多々あるね(笑)

でも、そんなことを恐れていたら誰も予想を挙げることができなくなるし、過程と結果はまた別物って感じもする。外れた時の予防線か?(笑)

前置きが長くなってしまった。明日も一頭でも頑張ってくれますように。

 

札幌4

⑫テイエムゴールデン
前走は崩れたが、それ以前の戦ってきた相手関係は上々。前走は内で苦しくなった印象もあるので(大敗した前走と5走前が内枠)、外でのびのび走れるのも悪くなさそうだし、鞍上がカムフラージュとなって能力ほど人気にならない想定なのも魅力。

穴②ネブロシティ
近走はリズムを崩しているが、昨夏の新馬、2戦目は3着、2着と勝利寸前までいった馬。その時が札幌だったが、あえて芝ではなくダートに使ってきた意気込みは買いたい。初ダは人気落ちが鉄則だがそれにも該当。ハービンジャー産駒だとダートはピンとこないのは確かだが、母はウェスタールンドの姉で母系のその血が利けばあるいはという感じ。

穴⑩ブラックトマホーク
前走は内枠、出遅れ、リズムに乗れずで大敗も、スムーズに先行すればそれなりにしぶとい馬。今回は枠もいいし、積極的な横山武騎手とのコンビも悪いイメージはない。

危険人気馬①マジックウォリアー
過去に稽古から推奨したこともあるし、能力があるのは分かるが、スタミナを生かすキャラ化した今、小回り1700mの最内枠でもたつくようなことがあれば、ルメールといえども取りこぼしの懸念はある。1700mを使ってくる馬の場合、あまり長距離実績は過信したくない。

 

札幌6

①ブルームラッシュ
兄弟4頭すべてが勝ち上がっているクズの出ない牝系の出。全姉ランブリングアレーは現OPの素質馬で、本馬も未勝利で終わってはいけない器だろう。デビュー戦はフラワーC勝ち馬アブレイズの3着。2戦目の前走で馬券を外したのは微妙だが、そこで続戦せずじっくりここまで待機した点は好感。当コース複勝率70%近くを誇るルメールを配して必勝態勢とも思えるし、人気でも信頼。

⑬ナリタアレス
前走は相当な道悪で能力がそのまま反映されたとは思えない一戦。本馬も道中の走りは良かったが、直線では内外に寄れる面を見せるなど、やはり苦しい面があったのでは。2走前2着時の3、4着馬がすでに強い勝ち方で未勝利を勝ち上がっているし、当時の勝ち馬ノーウェアランドは無事ならクラシックも見据えたであろう馬。3走前にタイム差なしだったプリマヴィスタも既に1勝クラスも突破した。1Fの距離延長もプラスに働きそう。乗り替わりだけ微妙だが、まともなら勝ち負け必至。

穴⑪グレーフェンベルク
馬券に絡んだのは9戦してわずか1戦のみだが、その1戦がスローペースで終い2Fのラップが11.1-11.5というような後傾ラップを4角10番手から差し込んできてのもの。好位で流れに乗っていた1~3番人気で決着しておかしくない流れの中、ただ一頭後方から風穴を開けた形。その後はパンチ不足の走りが続いているが、こういう脚質の馬なのでハマれば走るし、ハマらなければ走らないそういうタイプだろう。殊に前走などは後方からの馬はお話にならない流れだったし度外視できる。ダノンシャンティ産駒だが、レース振りから距離延長は悪くなさそうだし、ハマった時の能力は示しているので、今回も流れさえ合えば一発食い込みがあってもおかしくはない。

 

札幌7

④アカイイト
三つ巴の様相になっているが、レース内容、戦ってきた相手関係からも頭ひとつ抜けている感。あえて買うレースでもないが、一応ピック。3強に食い込むとしたらスズカゼだろうが、これも4番人気。上位人気と下位人気の能力差が大きすぎるレース。

 

札幌9

⑧グレイトゲイナー
勝ち上がった兄弟は軒並み短距離で勝ち鞍を挙げているし、本馬自身はマイルで勝ち上がったが、父からも短距離資質は高いだろう。実際、近2走ともテンに34.4秒で逃げているので、スピードはこの距離でも十分に通用するはず。新馬戦の1200mでは差す形で最速上がりを使って2着、その時の3、4着馬は既に2勝を挙げている。むしろそういう競馬が合っている可能性もあるし、今回は自然に差す形での好走に期待。

 

札幌10

◎⑧ゴースト
週中の見解の通り、前走は不利さえなければ馬券になっていたはずの競馬。岩田騎手なら内枠が欲しかったが、場合によっては積極策もあり得るだろう。能力を出し切ってさえくれれば悔いなしという本命。もちろんその上で馬券になってくれたら嬉しいことは言うまでもなし。

○⑨ウォルフズハウル

▲⑩アンティシペイト

△⑤トロピカルストーム

△①ファストライフ

※プリマヴィスタ、バイキングクラップあたりは人気ほど信頼できると思わないので、印をつけるとしたら上記の次だが、抑えの扱い。

 

札幌11

◎⑨ミヤビパーフェクト
2走前にタイム差なしだった勝ち馬トーセンスーリヤは次走の新潟大賞典も連勝。そんな馬が前走で9着と大敗したのは臨戦過程の悪さと距離も1F長かったかも。デビュー以来ほとんど休みなく使われていた馬でそれで結果を出してきたので、ひと息入れたことがどうかも、気の良さそうなタイプなのでそこは問題なしとしたい。中山コースや道悪の小倉に好績が多く、今回の舞台の適性も高そう。

○⑪ジョブックコメン
少し上がりの掛かる展開が理想の馬で、そういう意味では前走以前に東京ばかりを使われていたのは不遇だった。前走は自身の35.3の上がりが最速となるような適度に上がりの掛かる流れとなり、自身はいつもと同じ走りをしているだけにも関わらず、今までのパンチ不足が嘘のような快勝。函館と札幌の違いこそあれ、洋芝という意味では今回の舞台も合いそうだ。昇級戦のフルゲートとなる今回は、前走以上にタフな流れが想定され、この馬にとっては好都合と思われる。

▲①イェッツト
今回出走してくる以前に何度か狙いを立てていた馬だが、頓挫があったのかここまで出走が延びた。事実、中間は追い切りを手控えた週もあり、その点を考慮して▲の3番手とした。ただし、能力は買っているし、臨戦的にも悪くなく、最終追い切りも合格点。グレイソヴリン系カンパニー×キンカメの配合もまたこの舞台の適性が高そう。

△⑧ハーメティキスト
去年の札幌でトーセンカンビーナ(重賞2着)を4馬身ちぎった走りが圧巻で。コース適性が高く東京からの条件替わりは臨戦的にも↗。その分人気にもなっているので妙味の面からヒモ一評価だが。

△⑥シフルマン
3走前3着時の勝ち馬ブラヴァス、2着ヒンドゥタイムズ、4着トーラスジェミニがその後重賞でも健闘。本馬も昨年の菊花賞ではちょっとした惑星扱いになったくらいだし、3勝クラスなら優に足りるだろう。血統的に今回の条件はいかにも向いていそう。

△④ダンサール
前走は自身の最速に近い上がりは使っての4着。復調なったと見て良さそう。そうであれば、こちらも秋華賞では穴人気したほどの馬。中山の2勝クラスで牡馬相手に3馬身半の快勝シーンは今も脳裏に新しく、力を出し切れば牡馬相手のこのクラスでも。新潟からの条件替わりもプラスだろう。

△⑦ハナズレジェンド
前走は直線不利で何もできずかなり勿体ない競馬。そういう不利を受けやすいタイプなのでやむを得ない面はあるが、まだ条件が合い展開がハマればやれる力はありそうだ。

△⑩クラヴィスオレア
一度短距離を使って刺激を与えてから中距離を使ってくるのが藤沢流。かつてこの厩舎で活躍したマグナーテンも一度1200mを使ってから後に2400mのジャパンカップで4着するほど距離への融通を見せた。マグナーテンと比べるのは酷だが、この距離ならよりスムーズな競馬が可能だろうし、逃げての残り目注。

△⑭エターナルヴィテス
臨戦過程の良さと前走後の追い切りがよく次走注目馬に入れていたが、希望していた福島戦は除外。本来は2000mの方が良かったし、枠も内がベター。人気もないので一応挙げるが、福島だったらなぁという思いはぬぐえない。

 

 


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明日の札幌は週中に挙げたゴーストのリベンジはもちろんだけど、それ以外だったらこれに妙味を感じる。

 

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