先週は北九州記念。ブログの段階で前走1着馬と牝馬に注目した記事を書いていて、1着馬の中ではヨシノイースター、ヤマニンアルリフラを推奨。
ブログを記した後に本命候補があっちこっち行き来したが、最終的にこの2頭を高評価してワンツーしてくれた。3着のアブキールベイは前走1着かつ牝馬だから、終わってみれば普通に買えた馬だったけれども、私が選んだ牝馬はレッドヒルシューズ、モズメイメイ、ドロップオブライトの人気薄たち。ちょっと色気を出し過ぎてしもた。
アブキールベイでも3連複は160倍だから、無理に消さなくても良かったな…とも思ったけれどもこれも結果論。この難解なレースで馬連を本線で的中できれば御の字だし、ロードフォアエース、キタノエクスプレスといった赤オッズ馬を軽視できたことは良かったのかなと。
そして、途中本命候補まで浮上したメイショウソラフネ。YouTubeやテレビの予想家が軒並み本命にしていて、私もこの流れに乗っちゃおうかなとも思ったけど、最終的には流されず本命にしなかったことも自分の中ではファインプレー。流されてこの馬を本命にしていたら悔しさしか残らなかった。この手の過剰人気はだいたい来ないから。狙いたくなる気持ちは痛いほどわかったけど。
さて今週は七夕賞。また重賞はひとつ。来週には小倉記念があるからメンバーも分散されている感じかな。それでもそこそこ頭数は揃いそうだし、今週も何とか的中させたいところ。
北九州記念は前走1着馬と牝馬を切り口にしたけど、さて今週はどうしよう?
福島でも先行馬が圧倒的有利というわけでもないし、性別も年齢も特になし。以前は内が荒れて外枠が有利の傾向もあったけど、今はそんなこともなし…
ならば普通に臨戦過程や適性面から予想するしかないなとは思うけど、ひとつ気になる傾向はあった。
過去30年、上がり1位馬の成績【11-11-6-7】。勝率31%、連対率62%、複勝率80%。30年でこれだから、短い直線の福島でも上がり性能は非常に大切。
最速上がり馬が3着以内に好走できなかったのは過去30年のうち下記4年
2021 トラストケンシン(14番人気7着)
4角1番手2番手がワンツーする中、4角15番手から3着と0.2差
2017 スズカデヴィアス(4番人気4着)
4角5番手以内が3着を占める中、4角8番手から3着と0.1差
2013 ファタモルガーナ(11番人気6着)
4角1番手2番手の馬がワンツーする中、4角15番手から3着と0.2差
2006 サザンツイスター(5番人気4着)
4角1番手2番手がワンツーする中、4角11番手から3着と0.1差
いずれの年も完全な前残りで差し届かなかったとはいえ、二桁人気の馬ですら3着と僅差。よほどスローの前残りにならなければ、そして確たる末脚性能を持つ能力上位馬がいれば、その馬の好走確率は相当に堅いのでは。
ということで今年の上がり1位候補
ドゥラドーレス
10戦中8戦で上がり1位、ほか1戦で上がり2位、菊花賞こそ上位の上がりは使えなかったが、それでも4着だから地力も断然。あれこれ捻らずこの馬から行っておけば正解!でいいのでは?
もっともこの脚を今回使えるかは分からない。素直じゃない私の中ではまだこの馬で本命確定とも言い切れない。というのも、この馬が上がり1位を使ってきたレースは、臨戦過程や相手関係的にもその脚を使うべくして使った感のあるレースばかりだし、同じG3でも前走のエプソムCの方が臨戦的には上がり1位を出しやすい状況でもあった。
今回は臨戦過程だけでみれば決して良くもない(めちゃくちゃ悪いというわけでもないが)。そうは言っても、このレベルの相手なら普通に走りさえすれば結果は付いているという状況。なんだかんだとこねくり回して最終的に本命の帰結も十分にありそうです
ただ、この馬がもし不発に終わった時に、他馬で上がり1位を繰り出せそうな馬といえば?
それは下記の馬たちかと。
ニシノレヴナント
昨秋の天皇賞でドウデュースに次ぐ上がり2位。ネロ産駒ながら溜めた時の破壊力は相当なもの
マテンロウオリオン
2000mならばポツンはないかもだが、意識的にポツンを仕掛けてきた時に最速上がりを使う可能性
リフレーミング
G1級の揃っていた中山記念こそ不発に終わったが、その前は7戦連続上がり3位以内(うち4戦で1位)
まずドゥラドーレスが上がり1位を使うと思いつつ、対抗(あくまでも上がり1位を繰り出せるかどうかの)リフレーミング、次がニシノレヴナント、大穴マテンロウオリオンといったところ。
これらと臨戦過程の良いバラジ、コスモフリーゲンあたりの中から本命を見出すことになりそう。
シリウスコルトは上がりも使えない上に臨戦過程も微妙というのが現状の評価。
まずは追い切り前の暫定評価。また1週間を通して予想を楽しみます。
さて、アマプラで『悪い夏』という映画を観た。今年3月に公開された映画が早くも観られるとはありがたい。生活保護をテーマにした社会派作品かと思いきや、途中から怪しい雰囲気になってきて、最後の方はカオス~。でも、テンポが良くて引き込まれたし、主演の北村匠海が犯罪に巻き込まれて変貌していく演技が良かった。あと、「この女優さん、いい演技するな」と思って後で調べてみたら、伊藤万理華というお方。乃木坂46の元メンバーだったみたい。知らないの私だけ? 窪田正孝、木南晴夏も良かったね。
↑特別戦からの注目馬
先週のピック馬⇒エンスエーニョ(1人気3着)

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。