狙い馬 競馬

インフルエンザと秋華賞注目馬

先週の3日間開催、3日目の予想を大方終えた日曜日の夜のこと、風呂に浸かりながら競馬新聞をチェックしていたら、急に激しい悪寒に見舞われた。その前に予想をしている間にも、そういえば足が妙に怠いとかそんな身体の発信はあったのだけど、それを無視し続けた挙句の悪寒…嫌な予感しかない。

翌日、予感的中。

発熱、頭痛、頭重、吐き気、足腰の痛怠さ、胃腸不良(食欲ゼロで水すら欲せず)…

結局、病院に行っていないので診断はされていないけど、この過程を見る限り、どこをどう見てもインフルエンザで疑いようがない。

それでも月曜日は仕事もあって急な代務もおらず、瀕死の状態で現場へ。為せば成るで意外とその場は何とかなったものの、祝日の時短業務だったことも幸いした。

仕事後は、意外とこの程度で終わってくれればちょっと重い風邪くらいで済むかもしれないなんて思ったものだが…

…甘かった。インフルの本領発揮はここから。

帰宅後は立ち上がるのもしんどいレベルに陥ってしまい、競馬中継は流しつつも、別部屋で横になりながら、ラジオ状態でかすかに音声が聞こえてくるレベル。寝たいのに頭が痛いやら吐き気がひどいやらで寝ることもままならず、その分、ボーっとしながらも実況中継は聞いていた。

メーンレースから最終レースに至るまで私の本命は、

◎ ランスオブカオス 3着
◎ ボーンディスウェイ 3着
◎ ヴリトラハン 3着
◎ ラストシャリナ 1着

3着は多いけれども全部きたー!という状況だったけど、こんな辛い状況下であっても競馬の神の無情さよ、ワイドラトゥールやらニシノレヴナントまで手が回らず、無念の馬券終始ゼロという仕打ち(いや、自分の甘さ)。

ニシノレヴナント、きみがこの舞台の去年の秋天でドウデュースに次ぐ2番目の上がりを使っていたことは知っていたよ、なんなら前走では本命を打たしてもらっていたよ。だから今回も一瞬は押さえようとした。

それなのにそれなのに、鞍上野中の名を見た時に、彼ではOPではちょっと厳しいかなと都合よく消してしまったのだよ。前走で本命にした馬はせめてヒモでは買っておこうよ、朦朧としつつも猛省したのであった。

といってもこの時点ではレース映像は見ていないので、ボーンディスウェイが何やら後ろから差してきたらしいことは聞こえてきたけど、どんな感じのレースだったかは皆目見当もついていなかった。

ついでにこの日は土日で膨らみ続けていた複勝転がしもドボンしてしまい。

普段なら全コロはなかなか思い切れないのだけど、この日は頭も朦朧としていたし、どうにでもなれ!の感覚で突っ込んだらドボン(出勤前の朝イチの段階で知人に委託)。

まぁドボンした時でもいつもに比べればショックは軽く、「こんなしんどい時に何と無情な…」とは思いつつ、それよりも体調が悪すぎて早く元気になりたい思いの方が強かった。それで馬券のショックがやわらいだのは何とも皮肉。

ちなみに、複勝転がしの締めに抜擢したのは新馬のラブインアクションだった。未知な面の多い新馬は複コロ(しかも締め)においては禁断だったかもしれないが、他に決め手のある馬がいなくて。

複コロの場合は納得のいく騎乗をしてくれる騎手がいいと常日頃から考えているが、この日の候補馬では該当騎手は坂井騎手だけ。4レースのハギノコラソンとも迷ったけど、こちらはプリンセッサもいいなと思っていて2択で迷うレースよりは、1強で断然と判断した新馬戦を選択した次第。ましてここはレシステンシアの下のバルセシートの稽古が平凡で、これが飛べばその分の上積みもいただける(ぐふふ)という魂胆もあった。

が、結果はそのバルセシートが私の見立てをあざ笑うかのような圧巻の強さで完勝。さすがは天下のノーザンファーム様といった感じで。かたや私のライブインアクションは最後の最後に差されてクビ差の4着という…

そりゃさ、テン34.0、1000m通過58.2のハイラップを2番手追走ではどんなに強い馬でも厳しいよ…とレース2日後くらいに結果を確認して思ったけど、この騎乗もまた坂井騎手の味であり、まぁ仕方ないよねと。ライブインアクションが次に1200~1400mに出てきたらまず勝つでしょとも思うけど、次はもっと人気になってしまいそう。

こんな日でもしょっぱなの東京3で1.8倍のグラティアムの臨戦過程が良くないことから他馬(ヴェネチアンキング)を本命にして、いきなり良い的中があったのだけど、後になって冷静に考えると、どうしてこういうレース(断然人気馬に臨戦面での死角あり)で他の馬の複勝を買わないのか?と自問自答してしまう。全コロの一部だけでもヴェネチアンキングの複勝(3.7倍)に入れておけば…と思ったがいつもながら後の祭り。

 

さて、現在はこうしてブログを記すまで回復はしてきたが、何気に今もまだ喉は激痛、頭重に体の火照り、胃腸不完全のような状況は残っている(これを記している間に咳も出始めてきた)。

とはいえ、月曜日まで開催があってタイトなスケジュールだったというのに、自身の体調不良で出遅れたせいで、予想への着手も遅くなってしまった。本当はもう少し安静に寝ていた方が良いのかもしれないが、無理のない範囲で好きなことをする分には免疫力アップに繋がるだろうという都合の良い考えで出馬確定までブログを記すことにした(ちなみに昨日、今日は仕事休ませてもらってます)。

 

もう枠順確定も間近になってきているので、秋華賞に関して気になる点をザックリと。

まず、臨戦過程が最も良い馬はエンブロイダリー、ブラウンラチェットの桜花賞→オークスの王道ローテ。このローテは昨年まで7年連続好走馬を輩出中。ただし、好走できたのはオークスで3着以内の馬だけという高いハードル。オークスで凡走した今年の2頭はこのバッドデータに該当してしまうが、好走できなかった馬の中に桜花賞馬はいなかったというのはエンブロイダリーにとっての救い

ブラウンラチェットについても、デビューから2連勝で重賞を制し、阪神JFで1番人気に推された馬はいなかったと無理やり罷免すれば可能性はゼロにはできず。

また、桜花賞→オークス(4着以下)からの直行で凡走した、コナコースト、ドゥアイズ、プレサージュリフト、ミヤマザクラ、サンクテュエール、シェーングランツのうち、桜花賞よりオークスの着順の方が良かったのはシェーングランツだけで、桜花賞よりオークスで着順を上げたブラウンラチェットには僅かな希望があるかもしれないという見方も(シェーングランツはとにかく最後方から立ち回る馬でそもそもコースが不向き)。

→前哨戦が荒れた今年は王道路線組のこの2頭は無視できず。

 

ローズS組で勝利したのは2015年ミッキークイーンまで遡る。川田騎手自身もクイーンズウォーク、アートハウス、リアアメリア、ダノンファンタジーらで前哨戦を制しながら本番では馬券外。今年はタフなレースだったので、余計に反動の懸念があって臨戦面から見ればカムニャックも盤石とは言えないかも。半面、クラシック勝利馬がローズSを経由することが少なくなっているだけで、今年のようなパターンでは高い好走率を誇ることも事実。

ローズS組は基本的に凡走馬の好走はないが、例外は2番人気7着だったモズカッチャン。モズカッチャンはオークス2着馬で春の実績馬なら巻き返しの余地ありローズSで8番人気以下だった馬の好走はなし(7番人気で好走したのもローズSを楽勝したマスクトディーヴァだけで、それ以外は全てローズSで5番人気以内)。

今年この傾向通りだとすれば、この組で浮上してくるのはカムニャック、3番人気8着パラディレーヌ(春の実績馬にしてレースでの不利考慮)くらいだが、今年は直線でアクシデントがあったり、2着から10着までが0.4差以内にひしめいていた状況。なおかつ、アルマヴェローチェの離脱もあって何かがデータブレイクを起こしてくるかも。

個人的に気になっているのは、大外枠からあわやの末脚を見せたビップデイジー。夏場の休養が功を奏した感じだし、阪神JF2着馬も復権があったとしても驚けず。

紫苑Sは1勝クラスで4着に負けた直後のケリフレッドアスクが制したように、実質条件戦レベル。ジョスランがそれなりに人気なら実際の条件戦から勝ち上がってきた抽選組の方が妙味はありそう(どの馬が上がってくるかは不明だが)。ジョスランはあの日かなり入れ込んでいたように、関西圏での競馬と手替わりに一抹の不安も。

 

ということで現段階での注目馬

カムニャック
エンブロイダリー
パラディレーヌ
ビップデイジー
ブラウンラチェット

 

カムニャックからいったとしても相手難解。そのカムニャックすら盤石とは思ってはいない。

というわけで今週も相も変わらず難解ですが、熱を出さない程度に楽しみつつ予想を頑張ります。

 

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☆先週挙げた馬

ペプチドタイガー(1番人気2着)

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