予想好きの性で浦和まで予想しだすとは我ながらあきれてしまう。そもそも平日の浦和のどこに需要があるんだよという感じですけど、だからこそ気楽に講釈を垂れられるという側面もありまして。あとは自分自身の検証のため。挙げた馬の結果を検証することで地方競馬の予想レベルが上がって、ゆくゆくは実際に馬券を買う段階にまで行けるのか…?
予想したレースは映像も見るので、その中で騎手の巧拙も確認できるし、勝負服も矢野騎手と山崎騎手のだけは覚えた(まだその程度)。
そんな感じですが、良かったらご覧ください。
浦和10
⑩オモイソメル
当コース3走前の時計優秀。自分で競馬を作れる運びも強み。今回は吉原騎手のビナサイゴン、笹川騎手のカマクラバクフらがいて、それらに戦歴的には見劣る山中騎手がどういった捌きを見せるかだが、馬の地力は見劣りしないので、いつも通りの強気の策ならいいところ。
➈アパショナード
転入初戦の3走前が当コースでいきなり3着。次走は大幅延長の2000mでも4着。テンの遅さがネックだが、3走前のように早めに動かす形なら差し届いても。
③ルボートン
南関初戦の2走前に勝利して、昇級の前走も4着。水沢時代はB1時代で上位を競った力はダテじゃない(といっても水沢のBクラスの定義はよく分かっていないのだが…)。もとはと言えば、中央の芝マイルの新馬3着の好素材。
※あえて人気2頭の評価を下げてみる↓(この手の馬を名手が操るとどうなるのか見るための検証)
④カマクラバクフ
中央未勝利で複数回上位に来ていた馬で近2走くらい走れて当然の馬。ただ、浦和の1500mでは序盤に行き脚が付かず、捲り上げる形で終いに脚をなくしていた馬。それが2走前に2000mに延長して楽勝しただけに再び1400m替わりはどうなんだろう。前走川崎の1500mでは先行できているし、馬が地方の水に合ってきたと言えばそうなんだろうけど。笹川騎手だし無難に来ますかね?(って聞いてどうする)
①ビナサイゴン
前日段階1番人気。私の感覚では、前走C2を人気薄で辛勝した馬が昇級戦で人気になってしまうんだ…という感じで。まぁ吉原マジックが炸裂するかもしれないし、一応挙げておくが、個人的にはこの手の馬がどんな結果になるのかを検証する意味でのピック。中央だったら軽視したいタイプだけども。
浦和11
◎⑧ロードグラティオ
明けて9歳だが、昨年は3回しか使われていないし、休み明けの前走を見る限り衰えも感じない。前走で6着に敗れたのは休み明けもあったろうが、初重賞でもあったし、3番人気馬を早めに潰して3角先頭という運びも馬には少々酷だった。地方転入後に崩れたのは、転入初戦と初重賞の前走だけという堅実派。浦和向きの先行力があるし、シーサーペントとガリガリやり合うようなことがなければ。
◎①シーサーペント
前走ゴールドCは5着だが、勝ち馬は次走の重賞も連勝、2着エンテレケイアは既に重賞3勝の実力馬。昨年5月にもこの同厩馬には完敗しており、この時点では相手が一枚上手。それでも断然人気のスマイルウィと頭差なら悲観する必要はないし、仕切り直しでOP戦なら巻き返し可能。ロードグラティオと互角だが、人気の本馬をあえて対抗に下げ。
▲⑤ドルチェモア
朝日杯の覇者も厳しい状況が続くが、地方3戦目の前走は光明を見いだせる走り。先着を許したアランバローズ、ギャルダル、デュードヴァンといった馬たちは、既にOP重賞で複数の好走歴のある実力馬。5着でもデュードヴァンと頭差なら悪い内容ではない。更に今回は臨戦過程1位。今回のタイミングで走れなければ今後が厳しい。アテにできる馬ではないが、伏兵人気に甘んじているなら狙ってみても。
△⑥ルコルセール
ドルチェモア同様に中央時代の実績を考えると現状は物足りないが、本馬はドルチェモアとは違って既にダートの実績があるので、いつ変わり身を見せても不思議ではないのでは。転入初戦の3走前には離されたとはいえ3着に好走したくらいだから地方の水も合っているはず。2走前は重賞で大外枠、スタートで寄れて流れに乗れずの不完全燃焼。前走は7着だが、本馬もデュードヴァンとは0.1差で大きな差は感じない。前走で先行できたことも1400mの今回に繋がってきそう。
△③サヨノグローリー
2走前のゴールドCではシーサーペントに先着の3着だが、道中は内でロスなく立ち回り、直線も理想的に前が空いて完璧な立ち回り。その上、当時は臨戦過程が良かったので、予想をしていたら本馬を推奨の一頭に挙げていただろう。よって、臨戦面の上積みのない前走で2番人気に推されていたなら、そこで危険視したかった。今回は臨戦面は上昇、走り慣れた浦和に変わって反撃がありそうだが、昨年はロードグラティオに3戦3敗ということで分は悪そう。堅実には走りそうだが頭はなさそう。
※◎2つは甲乙つけがたい。まぁどっちか来たらいっかという適当な印付け😅
浦和12
◎⑪ジオヴィグラス
前走は逃げ馬と4角2番手の馬がワンツーの前残り。斉内枠のため道中動くに動けず、4角11番手から3着とクビ差まで追い上げた本馬の評価を貶める必要はない。本馬より後方に位置していた馬に競り負けたのは物足りないが、その馬の戦歴を調べたら好臨戦での激走だった。本馬も臨戦過程は良かったが、2走前の浦和では4角先頭まで捲り上げての快勝だっただけに、やはり最内で直線だけの競馬に徹するしかなかった点が痛かった。今回は2~4走前に連続好走した走り慣れた舞台。昨季の鞍上の成績が低調だった点は気になるが、前走以上には走れそう。
◎➈ロイヤルザップ
2000mは③⑥②⑥②①着と好走率が高い。2度の6着時も人気相応には走っている。目だった戦歴のない本馬が前走で1番人気だったというのは意外だが、人気に応えてきっちり勝ち切ったあたり、笹川騎手との相性も良さそう。前走で負かした馬と再び走るのが未だによく分からない地方システムだが(賞金での区分けなのだろうとは思うが)、その馬も人気になるような組み合わせならここも順当に勝ち負けしてきそう。
▲②アルバスドラコ
3走前の当コースで今回人気のロイヤルザップに楽勝している。前走は除外明けの一戦で酌量の余地があるし、中1週で挑んでくる今回は上積みもありそう。3走前のように先行できれば当時の再現があっても。
△⑥ダイバオーソ
前走は大敗したが、直近の浦和では終いに脚を使って入着前後には追い込んでいる。昨年3月には当コースのB2B3レベルで3着にも走っているし、流れが向けばやれる資質は秘めていそう。いろんな距離を使われているが、血統的にはスタミナ豊富でこの距離が合っていそうだが。
△⑩リョウタスペシャル
初の2000が奏功した感じの前走2着。そういう意味で再び同じ条件を使う今回は前走ほどの恩恵はないというのが臨戦面からの見立てになるが、地方のこのレベルのクラスになると臨戦云々よりも地力の違いで走ってくるかも。福原杏騎手も字面だけ見て、「あー女性騎手ね、なら軽視」と勝手に下げていたが、よくよく調べてみたら去年の14位にして男じゃないか!と。杏と書いて「マイ」と読む。思い切った名前を付けたなぁ(どうでもいい話)。
↑オーシャンS本命候補

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。