ローズSは割と下剋上の成り立つレースで、昨年はマスクトディーヴァ、3年前はアンドヴァラナウトが1勝クラスを勝った直後にここを勝って本番でも好走。
私自身も昨年は1勝クラスを勝ったばかりのブレイディーヴェーグからマスクトディーヴァを押さえ、2年前には条件上がりで7番人気3着のエグランタインを本命にして的中した。
よって今年も下級条件から勝ち上がってきた馬の中からどの馬を拾えるかが焦点だと考えているので、まずは条件上がりの馬たちの評価を。
オーロラエックス
2戦2勝だが、さすがにキャリア不足の感
カニキュル
臨戦過程は悪くないが、紫苑Sを回避してのスライド出走が懸念。中間の調整、状態面注意
チェレスタ
2走前がオールセインツの2着。オールセインツは次走(2勝クラス)も勝ち、3着アスターブジエもこの後2連勝で3勝クラス入り。本馬が前走で牝馬限定の平場の勝ち上がったことはある意味妥当な結果。臨戦過程も良く、下級条件から下剋上があるとしたら本馬が筆頭では
フレミングフープ
3走前の追い切りの時点でOP級の馬と見立てていたので前走の勝利も当然(2走前は臨戦過程が悪かった)。2着に下したアクアヴァーナルは2走前にチェレスタにも負けているが、本馬の方がアクアに決定的な差を付けている。スローな流れを後方2番手から、次位馬より0.9秒も速い上がりを繰り出しての勝利だから恐れ入る。ただ、乗り方に注文が付き、3走前も前走も最後方から追い込みの粗削りな騎乗な点が懸念。前走は能力の抜けていた1勝クラスだから出来た立ち回り。果たして同じ戦法で重賞で通用するか?(やや懐疑的)
ハワイアンティアレ
ロードカナロア産駒でも母父マンカフェで将来的には距離に対応できるかもしれないが、現状は距離が未知数だし、休み明け激走後の中2週がどう出るか(懐疑的)
これら以外では臨戦過程1位のクイーンズウォークが筆頭で、能力的にレガレイラもある意味負けられない戦い。
他ではいかにもトライアル向きのラヴァンダは舞台は絶好、フローラSのように内枠を引いてロスなく立ち回れればチャンスあり。
オークスで株を下げたタガノエルピーダも朝日杯、チューリップ賞の走りから本来はここでも上位。
血統的にひと夏こしての成長が期待されるサフィラは、6戦連続騎乗の松山騎手を降ろして(松山騎手が降りて?)半姉サラキアの復活のきっかけを作った北村友一騎手を配してきたことが起爆剤となるかも。
今のところ名前を挙げた馬の中で序列を考えていきたいと思っているが、セントライト記念と違い、原則上位3番人気同士ので決着がなく、10年連続6番人気以下の馬が絡んでいる波乱含みのレース(3番人気内が2頭絡んだ年も3年だけ)。クイーンズウォーク、レガレイラで堅いと思っていても、どちらかが飛ぶ可能性だってあるし、人気薄が食い込む可能性もあることを肝に銘じて検討していきたい。ただ、この2頭以降の人気がなかなか読めない構成ではある。フレミングフープあたりが過剰人気で3番人気とかになれば軽視するんだけども。
↑特別戦からの狙い馬②
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。