最近『すずの田舎暮らし』というYouTubeをよく見ています。アラフィフ独身女子が東京から屋久島に移住して今は森の中の小屋で犬と共に暮らしているという。昔から自分が夢としていた生活を若い女性が実際に成し遂げている。自分も1年前に会社を辞める時はかなり思い切ったつもりだったけど、この子の実行力に比べたら屁みたいなもんですな。
個人的に一生に一度は行きたい場所として、屋久島、沖縄、熊野古道、中国(三国志巡り)、中国の九塞溝といくつかあるけど、行きたいなぁとぼんやろと思いつつ、結局行かないんだろうなと思う自分もいる。お金が…とか、時間が…とかいろいろ言い訳つけて結局実行に移さない。
田舎の古民家で暮らしたいという漠然とした夢についても、結局、人付き合いが面倒…虫が嫌い…ネット環境が…競馬新聞が…などという理由をつけて当面は実行しないんだろうなぁ。
幸いなことに今は両親も健在だし、有事の際に自分自身が実家の近くに住んでいる利点はあると思うので、両親が逝って身よりがなくなった時にはそういうこと(移住的な?)を本格的に考えようかなと結局先延ばし。
…とまぁそんな戯言よりも今週の重賞。
基本的にトライアル戦は良い臨戦の馬がいなければそこまで食指が動かないけど、セントライト記念も微妙ですな。何せ2年連続1~3番人気での決着。基本荒れないし、臨戦過程といっても皐月賞→ダービーローテの馬が臨戦的にも能力的にも上位なことは明白なので、一頭ずつ検証する意味もない。人気馬だからと無理に評価を下げるのではなく、もう初週の段階である程度予想を固めてしまっていいのかなと思う。
過去10年中9年で前走ダービー組が好走。うち7年が2頭以上好走しているのだから、あれこれ考えずこの組から軸を選び、相手もこの組からでもいいくらい。
☆本命候補は下記2頭
アーバンシック
この馬はデビュー当初から横山武騎手が惚れ込んでおり、ダービーでも4番人気に推された逸材(結果的に過剰人気だったが…)。よって、通常の流れなら今回も横山騎手の継続が妥当なところだが、ルメールがスティンガーグラスではなくこちらに乗ってきた意義は大きい(当初からの予定通りだとは思うが)。陣営がダービー向きの馬と評価しており、少なくともここで菊花賞の権利は確保したいところ(2勝+重賞2着なら足りると思うが楽観できる賞金ではなく)。これまでの戦歴から切れ者のように映るが、スワーヴリチャード×ハービンジャーから持続力を求められる2200の適性は高そう。
コスモキュランダ
ダービーは戦前から絶対に来ないというほど"来ない自信"があって結果も6着。まぁそうだよねという感じではあったが、それでも出遅れてスローを早めに捲り上げて、臨戦過程の良かったシンエンペラー(3着)と0.2差だから能力は示した。弥生賞も皐月賞も相当に強い内容だったし、この2戦で本馬を評価しなかったことを恥じ入るほど。叩き良化型だが中山では崩れていないし、普通のデキにあれば上位争い必死では。
☆追い掛ける2頭
エコロヴァルツ
ダービーはスローに落として切れ負けしたが、シンエンペラーと0.3差なら悪くない。東京では共同通信杯でも切れ負けしているように中山替わりはプラス。これまでのレース振りから分かる通り、持続力を要するこの舞台も合っている。4角5番手以内の馬が10年連続絡んでいるように前に行ける機動力も強み。気分よく逃げるかインのポケットで溜めるような立ち回りができれば勝ち切りまであっても。
スティンガーグラス
前走はローカルの1勝クラスとはいえ一頭格の違う強さだったし、5馬身突き放した相手(グランアルティスタ)が2勝クラスでも2着していることから、本馬も2勝クラスは楽勝できる算段。古馬相手の2勝クラスを楽勝できる馬は世代限定の重賞なら即通用という見立てをしているし、臨戦過程も上昇(⤴)。木村厩舎の馬ながらルメール降板で一枚落ちの構図となったが、ルメールと同じエージェントの武豊騎手を配してそこまで格落ち感はない。
☆ヒモ候補
アスクカムオンモア
春の東京開催(平場1勝クラスの芝1800)からセントライト記念で好走した馬に2015年のジュンツバサ(10番人気3着)がいるが、この馬は相手強化、格上げ戦に強いステイゴールド産駒だった。本馬は未勝利直後のプリンシパルSで3着したように格上げ戦に怯まないタイプ。母マキシマムドパリも、1勝クラスを勝った直後の秋華賞で3着、3勝クラスで2着した直後の愛知杯で1着と格上げ戦に強かった。前走で上手に立ち回った西塚騎手を降ろして戸崎騎手。本気の参戦という感じもあるし、格下でも3着なら。
ルカランフィースト
新馬が2番手からの抜け出し、1勝クラスが4角11番手から差し切り、スプリングSは先行策から3着と変幻自在に立ち回れるのが強み。1800で2勝、1800mのG2で3着と非根幹距離適性を見せているし、G1では通用せずともG2なら通用可能。アーバンシックを降ろされたとはいえ、この舞台での横山武騎手は信頼できる。
ヤマニンアドホック
近4年で3頭の勝ち馬を輩出する前走ラジオNIKKEI賞組。ただ、基本的にはラジオNIKKEIで1番人気に推されていたか1着だった馬が大半を占め、例外はアサマノイタズラだけ。安定感のある馬だが、2走前はスローの楽逃げ、前走も鞍上が枠を利して完璧な立ち回りをしての3着。前走では力む面を見せていたように距離延長がプラスとも言い切れず、ヒモ評価の中での評価は下の方。
挙げた馬はどれも上位人気ぽい。基本堅いと思っているので仕方ない。捻らず行きそうです。
さて、先週の形成杯AHは軸(アスコリピチェーノ)が信頼できて、対抗人気馬(ディオ)が怪しかったので、勝負案件レースだったのですが、よもやタイムトゥヘヴンがここで激走とは…
勝負どころで、○ジューンオレンジ(5着)、▲セルバーグ(4着)、△1サンライズロナウド(3着)がいい感じだったので、これは出来たか!と思った途端に外から野望を砕く見覚えのある勝負服が(DMMで出資していたのですぐにDMMのタイムトゥヘヴンと分かった)
もう信じられなくて直線では、「うそ、うそ、うそっ!」て一人で口走ってましたね。
中山開幕馬場のマイルの大外で2年3ヵ月好走歴のなかった馬(近2走二桁着順)がどうしてここで激走するかなぁ…って泣きそうになったけど、こういう予期せぬ事態が起こるのも競馬の楽しみなんかな。そう思わないとやってられませんね。
とりとめもなくすみません。今週もよろしくお願いしますm(__)m
↑特別戦の狙い馬
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。