狙い馬 競馬

2023 スプリンターズS 臨戦過程評価

アグリ(→) セントウルS2着

前走は直線絶望的な位置から2着。本来のスタイルとは異なる差す形で好走したことに驚いたし、能力の高さを示したと共に戦術の幅も広がった。ただ、個人的にはこの差しのスタイルをG1前の前哨戦で使ってしまったことがどう出るか悩ましい側面もある。味をしめて今回も差す可能性が高いとなると、案外二番が利かないケースもあるし、休み明けにしてはかなりの激走でもあった。軽視はしないが少し引っかかる面もあるので本命にはしない。

 

ウインマーベル(→)キーンランドC16着

前走で全く競馬をしていないという観点からは今回は臨戦面での上積みはあるが、それにしても負け過ぎでリズムが悪い。3歳の去年に2着して4歳になった今年は本来ならチャンスもあるはずだが、去年は前哨戦2着から。中4週で一変を求めるには稽古等でよほど良い動きを見せないと…

 

エイシンスポッター(→)セントウルS7着

急坂のある中山は合っているし、ハイペースになって前に破綻が起きれば差は詰めてくるだろうが、さすがに実績が乏しくG1では厳しいのでは。

 

オールアットワンス(⤵)アイビスSD1着

1年振りの前走を差し切ったのには驚かされたが、重賞勝ちはアイビスSDの2勝。得意の条件から1200m替わりが減点だし(中山1200mも悪くはないが相対的に直千ベター)、2ヶ月空けたとはいえ1年振りを激走した反動はそれなりにありそうで。

 

キミワクイーン(⤴)キーンランドC7着

前走は臨戦過程が良くなかった上に道悪で内枠の不利。参考外でいいだろう。2走前は流れが向いたとはいえ強い内容で重賞を勝っているし、中山1200mにも好走歴がある。G1級の器かどうかも、一連のリズムは悪くない。

 

ジャスパークローネ(⤵)北九州記念1着

重賞2連勝ながら思ったほど人気が出ない点は不気味だが、さすがに激走続きのツケが出ておかしくない頃合だし、小倉1200mを逃げ切った馬にとって当コースはかなり厳しく感じるはず。

 

テイエムスパーダ(⤵)セントウルS1着

近走逃げることすらできずに大敗していたが、前走で逃げの切り札を駆使して1着。驚かされたことは確かだが、G1で二番は利かないとみる。

 

ナムラクレア(→)キーンランドC1着

貫禄勝ちの前走だが、臨戦過程は前走>今回である。臨戦面の上積みが望めない中で地力の違いでどこまでやれるかが焦点。高松宮記念の時も決して良い臨戦過程ではなかったのに2着と走っているので、杞憂に終わる可能性もあるが、安定感がある半面、「抜けている」というレベルにはないと思うので…

 

ナランフレグ(→)キーンランドC10着

前走は道悪で内枠が災い。道悪巧者だけに内を利してロスなく回ってくればという見方もあったが、実戦ではそうは甘くなかった。年齢的な上積みは望めなくとも、前走時の稽古内容は自身一番ともてはやされていたし、半年前の高松宮記念ではナムラクレアと0.2差4着だから、流れ次第では侮れない。

 

ピクシーナイト(→)セントウルS8着

出遅れたことでどこまで復調しているか判断しきれなかった前走だが、上がり32.9を使っているのだから徐々に復調傾向にあるとみたい。1年以上振りの高松宮記念、瞬発力勝負に泣いた京王杯SC、そして前走と復帰後は能力以前のところで敗れている面もあるし、大舞台で意地を見せそうな雰囲気もある。

 

マッドクール(⤴)CBC賞9着

前走が判然としないが臨戦過程が良くなかったことも確か。今回は走れる臨戦だし、賞金不足の懸念がありながら無駄なレースを使わずここに備えたことも好感。重賞実績はないが、2走前の当コースが着差以上の内容だったし、今年の混戦メンバーなら台頭の余地はある。

 

ママコチャ(⤵)北九州記念2着

川田騎手への乗り替わりは不気味だが、臨戦過程は前走時の方が良かった。今年のメンバーならという感じはあるが、気性面も幼いし、まずはG3あたりからという気もしている。

 

メイケイエール(⤴)安田記念15着

前走は全く走れる条件ではなかったので度外視でいいし、臨戦面での上積みはある。あとは近4走中3戦で二桁着順のリズムの悪さをどう評価するか。去年のセントウルSの勝ちっぷりが強かったし、1年足らずで一気に能力減退するとも思えないので、あとは気持ちの問題か。

 

 

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現時点の注目馬。ちょっと多いですが、本命はこの中からか。はたまたひよってナムラクレアにするか(^^;

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