狙い馬 競馬

2025 宝塚記念 臨戦過程評価

安田記念は実績の乏しい馬(G3ひとつ程度の馬)は厳しいという見立てのもとに、ウォーターリヒト、ジュンブロッサムあたりの過剰人気馬を消し、既にG1G2実績のある馬たち(シックスペンス、ジャンタルマンタル、ソウルラッシュ、ブレイディヴェーグ、ガイアフォース)をピックしたまでは良かったのですが、最終的に◎を打ったのはブレイディヴェーグ。

人気の盲点になっていたガイアフォースに本命を打てていたらどれだけ痛快だったかと思うのですが、そこまでの思い切りの良さは持ち合わせていませんでした…。ほぼこの5頭と思っていた中でクビ差4着馬に本命を打つあたりが私の詰めの甘さでありますm(__)m。ただ、ズバリとはいかなかったものの、全体の見通しは悪くなかったと思うことにして(自分に甘い)、何とか宝塚記念は本命が3着以内に入った上での完全的中を目指したいものです。

さて、安田記念の翌週に宝塚記念というのは違和感がありますが、このG1の怒涛の畳みかけ、いいですよね~。JRAグッジョブという感じです。これだけG1が続くと、その後の夏競馬は気が抜けてしまうんじゃないかと思ってしまいますが、個人的にはローカルの雰囲気が大好きなので、その点も大丈夫(何が?)。今週も宝塚と同じくらい函館SSが楽しみですしね。何気にナムラクレアの降臨も嬉しい限りです。

何にせよ年間を通してこれだけ楽しませてくれる競馬には感謝しかなくて。実はこの2週の間に大切な方を2人亡くしてしまい、精神的ダメージを負ったのですが、そんな時でも心の支えとなるのが無心に予想をしている時なんです。曜日によっては8時間ぶっ通しで予想することもありますが、それでも足りないくらいであっという間に時間が過ぎる。こんな夢中になれること他にはないですね。

ここ最近は複勝転がしも転がっています。1週ごとにリセットしてしまいますし、土日で多くても4~5頭(しかも堅め)なので、よくても利幅3万といったところですが、週に3万儲けられたらそれで十分と思っています。私はYouTuberでもインフルエンサーでもないので、「帯ゲット!」といった派手なアピールは必要ないですからね。

まぁ正直に言ったら羨ましいです、YouTubeのサムネで「帯ゲットー!」とか流れてくると羨望の眼差しです。でも、帯を獲得するためにはそれなりの資金も必要ですし、外れた時のダメージを考えると無茶はできません。現在はバイトと物販の副業(相変わらず売り上げ0継続中…)だけの身なので。

療養中の父親のために家庭用の高濃度炭酸泉装置のプレゼントを画策していて、一撃で帯とか夢のような話なのですが、周囲には踊らされず、今週も地道にコツコツ行こうと思います。地味コツ競馬にお付き合いいただける方は今週もよろしくお願いします。

というわけで宝塚記念、各馬の月曜日時点の見解を。

アーバンシック(⤴)A
有馬記念は枠と展開、日経賞はあくまでも前哨戦の位置付けだったし、そのせいなのか道悪のせいなのかいつも以上に進みが悪く、地力だけで押し上げた3着。菊花賞で下した馬たちのその後の活躍は周知の事実。昨秋その頂点に立った馬で能力的には巻き返し必至。ただ、不器用キャラは明け4歳になっても代り映えせず、菊花賞の3000mだからこそ見せられた強さという側面はある。強い4歳世代のトップとはいえ、G1で全てをねじ伏せると言い切れるほどの強さはなくて。

ショウナンラプンタ(→)C
天皇賞は阪神大賞典を試走に良い臨戦で挑んだ一戦だったが、それでも完敗の3着。G1はおろかG2でもひと押し利かない馬。相手なりの側面はあるので押さえは必要かもしれないが、テンに遅く、2走連続3000m超を走った後の2200m。本質的に合う距離だが、この臨戦だと追走面で忙しく感じる可能性はある。

ジャスティンパレス(→)C
毎度のように次こそはと思わせる馬。個人的に天皇賞では本命を打っていたので、前走のボーンヘッドを踏まえてもう一度と狙いたくもなるが、さすがにここまで成績が停滞(どんな条件であっても入着前後にとどまっている)していると、一度4歳でピークを迎えたディープ産駒が6歳になってこの殻を破るのは容易ではないかも。ショウナンラプンタ同様に2200m自体はベストだし、前走で早めに動いたことも今回に向けては良い負け方とも言えるのだが、さすがに主力視は難しく、人気次第での押さえ。

ソールオリエンス(→)C
京都記念はチェルヴィニアをマークして目測を誤る形で直線ロス、大阪杯はそもそもキャラ的に全く向かない舞台で敗戦も致し方なし。とはいえこんな競馬しかできないこと自体が致命傷で。現状からは検証の余地もなく、ここでもスルーしようかとも思ったが、近2走でも上がりだけは1位なので、とりあえず現時点ではまだ残し、調教など他の要素も加味してから評価を下そうかと。現時点では気はない。

ドゥレッツァ(⤴)A
昨年の天皇賞(春)の大敗が脳裏に焼き付いてアテにできない馬とのイメージがこびりついてしまっているが、結局国内で崩れたのはその一戦だけ。菊花賞を展開利と鞍上のアシストで楽勝したとはいえ、血統的には中距離馬の印象だし、気性面の脆さを露呈した春天の大敗は度外視したい。ジャパンCは勝ち馬とタイム差なし、シーマクラシックは3着に敗れたが、この時はダノンデサイルの方が臨戦過程も良かった。シーマクラシック3着からの臨戦は悪くない。

べラジオオペラ(→)B
大阪杯は臨戦過程が良く本命視。その期待に応えて強い内容を見せてくれた。よって今回は臨戦面の上積みはなく、自身の適性的にも前走の方がベター。とはいえ昨年も同ローテで3着しているし、昨年よりローテにもゆとりがある。ということで一定の評価はするが、臨戦過程が良くて本命を打った馬を次走で続けて本命視することはほぼないので、今回は相手の一頭までになりそう。

ボルドグフーシュ(→)C
復帰後は④④⑧着だが、1年半もの休養明けで4着だったチャレンジCは一定の評価。AJCC。大阪杯ともに不器用な脚質が災いしてひと押しふた押し利かないが、適性のない大阪杯で34.0の上がりを使って3着と0.3差なら悪くない。順調に使えることが何よりだし、非根幹向きの馬で舞台もベスト。内田騎手ということでG1で自信を持って買えるコンビではないが、追い切り等次第では穴馬候補。

メイショウタバル(→)A
菊花賞は展開的にもノーカウント、日経新春杯もテン34.5で逃げては残れるはずもなく。前走のドバイターフは武豊騎手とのコンビで良いリズムで走れていたし、今の武豊騎手が最も買えるのが逃げ馬。2200mを含め非根幹重賞を2勝。この距離なら他馬に煩わされことなくジワッと逃げることができそうだし、本馬が通用するG1があるとしたこの舞台。

ヨーホーレイク(⤵)C
大阪杯は出遅れながら最速上がりで3着と一見強い内容に映るが、出遅れたからこそ脚を使えた側面はあるし、レースに挑むにあたっての臨戦過程も良かった。今回は臨戦面の上積みはない。2200mは合うし、地力面だけで比較すれば今年の相手なら通用していいが、現時点でそこまで食指は動かない。

レガレイラ(→)C
有馬記念はローズS、エリザベス女王杯と不発を続けて好臨戦だったし、ペースも騎乗も全てがマッチしての勝利。どんな理由があるにせよ、牝馬ながらに有馬を勝つのだから名馬には違いないが、前走を再現するのはなかなか容易ではない。しかも故障明けで半年振り。相手まで。

ローシャムパーク(⤴)A
昨年の宝塚記念、有馬記念はいずれも絶対に来ないと断言できるほどの最悪の臨戦過程。その割に宝塚5着、有馬7着なら私としたら十分に走ったという評価。しかも、3走前にブリーダーズCでは驚異的な末脚で2着。半年前にこの競馬ができるのならまだ旬は過ぎていない。条件も合っているし、高評価したい一頭。穴人気しないで欲しい。

ロードデルレイ(⤵)C
充実一途で大阪杯で最も強い競馬だったのが本馬。ただ、最も強い競馬を見せてしまった後の一戦という見方もできて、舞台も変わる今回は前走ほどには走れないとみるのが妥当。2走前の日経新春杯が展開に反した位置取りからショウナンラプンタあたりを子供扱いしているように意外と2200m適性はありそうなので、現時点でノーマークというわけにはいかないが、前走以上に人気するなら評価を下げたい一頭。

 

Aはそこそこいてもどれも確信を持てない馬ばかり。今週もかなり難解なレースになりそうだ。そもそも人気も読めないですね。1番人気はドゥレッツァなのかな。だとしたらちょっと嫌な感じもするし。今週もあれやこれやと悩みつつも、推理ゲームを堪能しようと思います。

 

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特別戦からの注目馬(枠や相手関係で最終的に本命にしないこともあります)

先週ここで挙げた馬

・ベルジュロネット(1番人気4着)

出遅れ、掛かり気味、展開不向き、直線スムーズさ欠くなど負けるとしたらこういう形でしかないパターンでの鼻差4着。馬は強かったのですが…どんな形であれ3着を外すとは思わなかったですm(__)m

・ヴィレム(4番人気3着)

松山騎手らしいソツのない立ち回りで3着は死守。上位2頭も強い馬だったのでここは健闘

・ヴァイザーブリック(6番人気6着)

気性的に外枠不向きの上に内前有利のバイアスもあって

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