日曜日、個人的にメーンだったカペラSですが、◎ガビーズシスター、〇ドンアミティエとダブル本命で馬券を組み、あえなく撃沈。
レース後のガビーズシスターの吉田隼人騎手の談話で、「少し強気に行き過ぎたかもしれません」と、ドンアミティエの方は落鉄が影響していたようで(さすがにブービー負けはしないと思うので)。
もっともガビーズシスターは去年と同位置からの立ち回りだし、今回はもう3歳が強すぎたということでしょう。エコロアゼルを交わせなかったのは物足りないですが、森厩舎の所属馬は本質D1200m向きの馬が多いし、団野騎手が乗りに来ていたくらいだから昇級戦でも侮ってはいけなかったかもしれません。
それにしてもテーオーエルビスは16キロ増であの勝ちっぷり。末恐ろしくなる強さでした。来年はサウジからドバイなのか根岸Sに向かうのか早くも動向が気になります。ダートのスターホース候補なので順調に行って欲しいですね。
阪神ジュベナイルFは、最終的に◎アルバンヌ、〇スターアニス、▲アランカール、△1ギャラボーグ。タイセイボーグも3着まで候補にしつつも一定の評価をしていたので、全体的な評価としては悪くなかったのですが、このレベルの人気決着なら本命が来ていなければ完敗と同等です。申し訳ありません。
アルバンヌは最も死角の少ないタイプとの見立てで、ある意味置きに行った感じの◎でしたが、そういう馬に限ってあんな出遅れがあるんかよ…と。これも競馬と言ってしまえばそれまでですが。馬体重はさほど影響はなかったと思いますが、栗東に滞在していながらあそこまで体を減らしてしまう気性の危うさがレースでも出てしまったということなんでしょうね、結果論ですが。
3場メーンの中で最も地味だった中京の知立S。予想はしたものの、最終的には「買わないレース」の選択をしたのですが、
◎ モズナナスター(7番人気)
▲ ベイビーキッス(4番人気)
△2 キャプテンシー(6番人気)
危険人気馬:サウスバンク(1番人気)
noteで5頭ピックしたうちの3頭で決着、10頭立てで馬連38倍、3連複142倍。気のないレースほどズバッと予想が当たる、これもまた競馬なんですね。買っておけば良かった~と悔やんでも後の祭り。noteに記した分で、少しでも参考になっていれば良いのですが。
レース選択と馬券の買い方、本当に永遠の課題と思わされます。
中京9(大須特別)は下記の通りで3連複110倍。
◎ レッドボブ(2番人気)
▲ モーメントキャッチ(3番人気)
△4 ケイアイアルタイル(10番人気)
ここはレッドボブの複勝勝負もしていたのでこの日一番の的中。相変わらず地味なレースですね。まぁ当たればG1でも未勝利でもどっちでもいいのです。一日一善、一日一鞍でもこんな的中があると救われます。
そこを目指して今週も頑張ります。
朝日杯FSは堅そうなので一頭一頭検証していくまでもなさそう。デイリー杯のワンツー、サウジアラビアRC、新潟2歳Sの覇者による4強の争い。京王杯2歳のダイヤモンドノットは一枚落ち。これがルメールで人気してくれればいいのですが、昨今の傾向からしてそこまで人気にはならなそう(おそらくインフルエンサーの予想家には嫌われるタイプ)。そうして、ルメールなのにここまで軽視されるなら逆に怖い、どうすんべか…までがセット。それでも連対候補としては買う予定なし。
重賞勝馬以外で気になるのはスぺルーチェ。デビュー戦はアドマイヤクワッズの2着。臨戦過程も良き。ただ、この馬が穴人気して、こんなに人気しちゃうんじゃ妙味ないなぁ…と悩まされるまでがセット。最後まで人気薄なら意気揚々と買うんですけど。
臨戦過程評価は、個人的メーンのターコイズSにしましょう。ジョイフルニュースが出てくれば本命候補でしたがどうやら除外。前走の勝ち馬はニシノティアモですから相手が悪かった。でもここで無理する必要のない逸材なので、むしろ除外で良かった気がします。
ウンブライル(→)B
3走前(府中牝馬)から馬が再覚醒。2走前も低調なOPとはいえ牡馬相手に完勝は立派。富士Sは絶好の舞台で臨戦過程も良い上での5着。評価に悩ましいところだがソウルラッシュとタイム差なしなら軽視はできず。今回は臨戦面の上積みがなく、舞台替わりも暗転かと。NZTで2着はあれど、やはり広々とした左回りで終いを生かす形がベター。
カピリナ(→)C
スプリンターズSは最下位だが、G1とはいえあそこまで負ければ度外視として良さそう。マイルは初だが母父マンカフェで血統的には問題なし(デビュー戦はD1800mで2着)。1200mから1600mへの延長でも京成杯で2着したドロップオブライトのようなケースもあるのでダメとは言い切れないが、条件を一変させた上での横典采配ならまずは試走感が漂う。
シングザットソング(→)B
臨戦過程の良かった前走で4着だが、牡馬混合で僅差なら悪くない。既に愛知杯で重賞2着の実績があり(この時も臨戦絶好ではあったが)、昨年の当レースも臨戦過程×、大外枠の不利な状況下で3着と0.2差。今年は去年より臨戦面が良いし、ここを目標にした感のあるローテにも好感。枠次第では上位評価も。
ジューンオレンジ(→)C
前走はスローだったので先行したが、先行しては持ち味が生きないタイプ。溜めを利かせた中京記念ではエコロヴァルツやキープカルムに先着しているし、能力の最大値はここでも通用。昨年は前走ポートアイランドSから中山のディセンバーSへの直行で好走しているし、この時期も悪くなさそう。馬群に入れて闘争心をたぎらせ、その上で直線で上手に捌いてと注文の多いタイプだが、枠次第ではヒモには入れるかも。
ソーダズリング(⤵)D
近2走は最強レベルの相手だけにやれないのも無理はないが、さすがに連続最下位ではリズムが悪すぎる。ここで一変されたら諦め。
ソルトクィーン(⤴)C
臨戦過程の良くない前走を勝ち切ったように3勝クラスでは地力上位。2走前フリッカージャブ、3走前ナムラクララの2着で2頭はいずれもOPでも上位を張れる器。その比較から本馬もOPなら通用すると見立てて良いが、さすがに近走は1200m仕様になっており、マイル替わりがプラスとも思えず(未勝利戦では芝マイルでエポックヴィーナスに完勝してはいるが)。とても良い馬なのでここで凡走してもらって、次に1200~1400mのOPを使ってきた時に買いたい。
チェルビアット(⤴)B
ローズSは大敗したが、2戦目で一変するあたりさすがは重賞通用の力の持ち主。過去のG1実績からここでも格下感はなく、むしろ相手強化でパフォーマンスを上げてきそう。ただ、現状そこまで器用さがなく、脚を溜めてこそというタイプなので、ここのレース質が適しているとも思えずで。
ドゥアイズ(→)D
昨年3着は外枠から枠なりに外目を回し、早めの仕掛けを耐えきってのもの。その時までは牝馬戦線ならまず崩れない存在だったが、今年に入って馬が変わったように走れていない。苦し紛れにダートを使っても成果は見られず、アイルランドトロフィーも見せ場すらなし。臨戦過程は悪くないし、もし走られたとしても驚けないが、常識的には厳しいのかなと。
ドロップオブライト(→)C
G1では格が足りず前走大敗は度外視で良く、むしろ0.9秒差なら悪くないとも。2走前に当コースの京成杯で2着しており、ここでも通用の力はあるが、当時は好枠から意表を先行策が奏功してのもの。いろいろと恵まれて再現性には乏しい。G3の勝ち馬でこのレベルなら能力上位とも言えるが。
ビップデイジー(⤴)A
ローズS、秋華賞とも恵まれない外枠から④⑥着と善戦。桜花賞、オークスの惨敗で尻すぼみ感があったが、決して早熟ではないことを確認できたし、元値は世代トップのアルマヴェローチェは追い詰めただけのものがある。ひと夏越して気性面の成長は感じられるが、オークスで大敗したように前進気勢の強さから2000mでも長い印象。中山適性は微妙だが、臨戦過程は1位なので立ち回り次第でチャンスがあっていい。
フィールシンパシー(⤴)D
臨戦過程自体は悪くないし、牝馬重賞戦線では常に侮れない穴候補だが、さすがに6歳晩期を迎え、往年の粘りがない状況。中山マイル自体は悪くないが、昨年の当レースも0.2秒差とはいえ7着でひと押しふた押し足りない状況。
ホウオウラスカーズ(⤴)C
勝利した京成杯同様の臨戦だが、当時は最内枠からイン突きがハマった形で再現性には乏しい。それでもアイルランドトロフィーは臨戦過程が良くない中で32秒台の脚を使って6着だし、この年になっても能力の衰えはない。臨戦過程も悪くないので、人気がなければ押さえても。
ボンドガール(⤴)B
アイルランドトロフィーは最悪の臨戦過程、エリザベス女王杯はどだい最初から無理筋の舞台。当時から次にターコイズSを使ってきたら買いたいと記していたし、今回は高評価対象。ただ、負けても負けても人気は落ちないし、言い方は悪いが所詮は1勝馬と思うと、人気で過信して良い存在だとも思えず。難しい存在には変わりなく、中山では立ち回りも重要。
リラボニート(⤴)B
アイルランドトロフィーはさすがに壁に当たったが、得意とは言えない瞬発戦で8着なら健闘の部類。2走前に牡馬混合の3勝クラスを快勝していて牝馬同士なら重賞でも通用。2勝クラスを勝ち上がるのに9戦も要したが、ずっと1800~2000mを使われていて、マイル戦を使ってくれればすぐに勝てるのに…と記したこともあった。実際2走前の1500mの走りはベストパフォーマンスだったし、今回のマイル替わりも大きく条件好転。
↑特別戦の注目馬

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。